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リハビリの指導について思うこと。その③
麻痺の感覚はどうした動かせるか全くわからない状態だと思う。
手ならまず手の存在を感じ、今どのような状態かを感じなければ脳は次の指令が出せない。
例えば、全く知らない言葉を聞いたり文字を見ても何をどうしたら良いか分からないのと同じだと思う。
その上でリハビリは自分で考えたり気づいたりしなければ、リハビリにならないと言われるが、考えても気がつくようになるには少しでも感覚が戻らないことには、先の例えの
脳の制御とリハビリによる回復の鍵
脳による体のコントロールは実に巧妙にできていると思います。
よく聞く協調と分離、拮抗関係にある関節を挟んで反対側にある筋肉を上手く制御出来なければ動くことがスムーズに動けない。
この機能は遺伝子レベルで組み込まれているのだと思う。
脳卒中でこの情報がどれだけ残され、かつ筋肉との間の神経経路でどれだけ正確に情報のやり取りができるかが回復の鍵となると思います。
私の場合は脳幹の橋の部分の梗塞によ
リハビリがライフワーク
この病気になったばかりの頃は全てを無くしたしまったような喪失感でいっぱいでしたが、回復期の病院でリハビリを初めて数日後、リハビリを頑張ることで自信が付けば自分を取り戻すことできると気がついたのが転機になりました。
それまで親の敷いたレールの上でかなり背伸びをして生活も仕事もしていたので、リハビリ生活中心の今が一番自分らしく、自分のための時間を過ごしています。
今ではリハビリがライフワークになっ