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論理恋愛論考

論理恋愛論考

1人の人間がノイローゼで苦しんでいたとする、ノイローゼ故にその問題はかなり実存的なものとなっていた。それ故彼はその悩みが彼女や友人には理解できることではないと思い、さらに孤立を深めた。

しかし彼女や友達は「最近1人で考えすぎたのではないか?」と指摘した。それによって本人はハッと自身の孤独に気がつき、生きる気力を取り戻した。

このことから実存的苦悩は第三者に解決できずとも、その本人が実存的苦悩に

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優秀だけど悪な人、の悪の部分を構成する一つの素因は「さびしさ」

優秀だけど悪な人、の悪の部分を構成する一つの素因は「さびしさ」

私はかねてより経営者の小野壮彦さんのお話に色々と示唆を受けており、その中でも善悪についてのお話が心に残っています。

小野さんは善と悪が総体として人間の人格に貫いている、というようなことを話されていまして、人間には変わりやすい部分から変わりにくい部分まで断層があり、そのすべての層を善悪が貫いている、と話していました。

分かりづらくなってしまいましたが、人にはポテンシャルと言われる、より下層の評価

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うつの記録

うつの記録

このうつの記録は、機能不全家庭にいながら欲を廃するという聖道仏教の教えに触れて、浄土真宗でいう機責め、的なノイローゼに陥ったものの記録である。

しかしそれでいながら生きる希望を取り戻そうと、なんとかもがいた記録である。

創造的な力、創造性を外界に向けるのではなくすべて内面に向けて発揮されたような、記録である。

親鸞が阿弥陀仏信仰に目覚める前、救いを求めていた頃に霊夢(れいむ)を見たと聞く。そ

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1回目のうつ病、本が読めない。

1回目のうつ病、本が読めない。

こんにちは、留年大学生のアオイです。

この記事では精神障害について触れていますので、トラウマやフラッシュバックの可能性がある方は閲覧をお控えください。

私は17歳の頃に1回目のうつ病を患いました。

実はうつ病と言っていますがその内実は"躁鬱"でして、明らかに双極性障害に分類される症状でした。

しかし病院では鬱期の状態しか私には見受けられなかったので、うつ状態と診断され、

しかも鬱病とは診

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40代の愛と取→10代の社会不適合障害.

40代の愛と取→10代の社会不適合障害.

私は仏教を学んでおりますが、その中に人間が生まれて死ぬまでにどのような行いをし、そしてどのように輪廻するのか、という広い視野でもってお釈迦様が説かれた教えがあります。

私が学んだ仏教の中では、愛と取という概念がありました。

愛は人に対し愛憎がうずまく時代で、恋に落ちたり、あるいは人を憎んだりする時期、

取は「もっともっと」と歯止めが効かなくなり、欲望に支配されたようなもっとも脂が乗った中年の

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受験を青春にできないか

受験を青春にできないか

受験に苦しむ人の、その受験のすべてを、忘れられない青春に変えることはできないか。

いつ頃からか、私はそんなことばかりをずっと考えている。

受験を、あれは忘れられない、記憶に残る自らの成長の証だ、

そういうような甘い記憶にすることはできないか。

そうすれば、みんながより生き生きと、

躍進して、この世の中を創っていけるのではないだろうか。

その意味でまず私たちが最初に向き合わなければならな

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父親がアイデンティティを捜している

父親がアイデンティティを捜している

私の父親は未だにアイデンティティを捜している、という気持ちを日に日に強くしているし、2年前から私の気持ちは変わっていない。

母親も同様、アイデンティティで留まっている気がする。

自分が見つかってない親に育てられた子は、自分を見つけることはできないだろう。

もし親が自分が見つかっていないのに、子どもが自分を見つけている、というような状況が認められれば、それはその子がとてつもない努力ととてつもな

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私の体験した強迫性障害、強迫性神経症とその特徴。

私の体験した強迫性障害、強迫性神経症とその特徴。

こんにちは、留年高校生のアオイです。

私は比較的軽度ですが、強迫的観念に捉われる強迫性神経症を患ったことがあり、今でも症状は少し残っています。

この記事では私が体験した強迫性神経症、または強迫的な思考についてお話しし、その根底にはどんな病根があったのかということについてできる限り深掘りしてみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

①私の体験した強迫的な思考についてまず最初に私が体験し

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双極性障害、躁鬱病とは何か。筆者の体験した躁鬱病はどんな特徴があったか。

双極性障害、躁鬱病とは何か。筆者の体験した躁鬱病はどんな特徴があったか。

みなさんこんにちは。留年高校生のアオイです。

私は17歳の時に躁鬱病を経験しました。19歳の時には二度目の鬱を発症するのですが、そのときは躁鬱ではなく、鬱を発症しました。

現在は鬱病で闘病中なのですが、躁鬱は17歳のあの時から罹患してはいません。

少し時を経て、躁鬱は一体どんな病理だったのか、特に何が苦しかったか、あるいはどんな性質を持つ病気だったかをできるだけ言葉にして表現してみたいと思い

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