#19★本来、環境は自分で決められるはずなんだよね。
開けたての牛乳石鹸の香りが浴室を包んでいる。
ふわぁ……。いい匂いだ……。
私は赤い牛乳石鹸の香りが大好きだ。
あまり匂いにこだわりの無い私でも、これだけは「好きだなぁ…」と幸せになる匂いなのだ。
大好きな香りに包まれながら、湯船に浸かってじんわりと体を温める。
なんとも至福の時間だなぁ……。
…………おっと、危ない。
危うく1日の疲れと五感の心地良さで眠りに誘われるかと思った。。。
さて、今日は何を書こうと思っていたんだっけ。
あ、そうだ!!!
ものすごいタイミングよく新しい選択肢が浮上してきた話をしよう!
直近2週間くらいで、考えていたことがあった。
それは『自分の環境について』である。
Aを続けるか辞めるか。
Bを始めるか始めないか。
Cを離れるか向き合うか。
重なる時には重なるものだ。
立て続けに決断する場面が重なっていたのだ。
その時に、「Aなんだけど、Sという選択もあるよ?」と教えてくれた人が出てきた。
「え??そんな選択肢があるの?!だって、Sなんて無いと思ってたから。」
驚く私に、「そもそもこの選択肢は2択ではないんだよ」と彼女は伝えてくれたのだ。
その新たな選択肢が生まれたことによって、「本来、自分の環境は自分で自由に変えられるはずなんだ」と思い出させてもらった。
思い起こしてみれば、独身時代はとても自由に環境を決めていた。
合わない人間関係や理不尽なルール、あまりに不潔な環境下の場合には、すぐにその場を離れることが出来ていた。
ある人から見たら『忍耐力がない』かもしれないし、『義理や恩を返さずに自分勝手だ』と思われるかもしれない。
ただ、当時の私自身にとっての最優先事項は、自分の心の声だったのだ。
『嫌だ』『無理』と判断したものに関しては辞める、離れるを徹底していた。
とあるうどん屋でアルバイトに入った時、バックヤードで鍋敷きになめくじが2匹ついているのを見てしまった。
それを一緒のシフトに入っていたスタッフさんたちに伝えると、驚く様子もなく、「あー、取って拭いといて!」「ジメジメする時期は、ね。早くお皿下げてきて!」と淡々と話すだけだったのだ。
「あぁ、これは無理。でもよくあることなんだろうなぁ。これが平気なスタッフさんたちとも感覚が合わない。無理だ。」と、3日後に辞めることにした。
入ったばかりで辞めるなんて有り得ないとお思いの方もいるだろう。
自分がそのお店を変える勢いで改革を起こせばいいじゃないか!という見方も出来るだろう。
それでも、19歳の大学生だった私にとって、アルバイトはあくまでもお金を稼ぐために一時的に働く場所だった。
挑戦したいこと、力を注ぎたいこと、経験したいことはたくさんある時に、「このお店を変えたい!」という意欲は全く湧いてこなかったのだ。
そこに時間や情熱を注ぐのならば、このお店の改革ではなく、別のことに注ぎたい。それならば、もっと清潔感のあるお店で気持ちよく働いてお金を稼ぎたい。
そう思い、翌日に理由を付けて退職を申し出て、その翌日に辞めることとなった。
(あの時決断していなかったら夫と出逢ったお店ではバイトしていなかっただろうから、タイミングやご縁というのは本当にあるのだと思う。)
このような体験からも分かるように、私は本来は「違う」「無理だ」「嫌だ」の自分のセンサーに従って行動していたタイプだったのだ。
それが結婚してからガラリと変わってしまった。
(……と、この話の詳細はとても長くなるのでまたにしよう。)
結婚してから、なかなか環境を変えることが決断出来なかったり、一度お付き合いのあった方や血縁関係、親戚関係になった方とは離れられなかったりと、「本来、自分の環境は自分で自由に変えられるはずなんだ」ということを忘れかけていた。
でも、今日ようやく元々持っていた感覚を思い出すことができた。
Aを続けるか辞めるか。
Bを始めるか始めないか。
Cを離れるか向き合うか。
私はもう知っている。
本当はもう、答えは分かっていたんだ。
もっともっとシンプルに生きよう。
その分、もっともっと内観し、自分を表現しよう。
そう思えたからなのか、いつもよりも牛乳石鹸のいい香りが心地よかった。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
なかなか環境が変えられない方や、決断が出来ないと感じている方は、良かったらコメントで教えてくださいね!
直接お話したいと思ってくださった方はこちらからご連絡ください★
(公式ラインです!)
https://lin.ee/X0VqyA9
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜
【毎日投稿を始めました!】
noteの毎日投稿にチャレンジしている方、何を書いたらいいかなと悩んでいる方に読んでいただけています★
良かったらご一読くださいね!そして、あなたの投稿を応援しています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?