miyasaka
記事一覧
港区で働いてたCxOが西新宿にやってきて満5年
今日で都庁に来て満5年経過。
執務室にはWi-Fiもなく専門人材も予算も組織もないところからの出発。そこから行政とデジタル化を取り巻く環境は大きく良いほうに変わってきたなと思う。国でもデジタル庁もできるなんて夢みたい変化だ。
行政デジタル化の機運の高まりとともに、民間から行政へ転職する人も、国、地方、都を問わずに増えてきた。
一方で、CxOクラスの人、経営経験のある人で行政の世界に来た人はま
最初の100日で何をすべきで何をすべきではないか?
人は無能に到達するまで昇進するという「ピーターの法則」というのがある。
とくにリーダーが劇的な環境変化に異動、転職、抜擢で放り込まれるとこの法則が強烈に作用する。なぜなら周りの方が知識や経験があり自分がその組織内で最もそれがない人になってしまうからだ。一方で、この人は何かしてくれるのでは?という期待を関係者からは持たれる。「組織内で最も無能なのに最も期待される」という特殊状態を過ごすことになる。
3兆円市場になるとは....
インターネット広告がついに3兆円の見込みとのこと。メディア&広告の最前線からは10年以上も離れてるけど3兆円は驚いた。
自分も昔、この業界で仕事してたんだけどいつからこんなに巨大化したんだろうと思って市場推移を調べてみたら
良質なコンテンツは大事だけどそれ支えるのはアドテク。コンテンツが花だとするとアドテクは地下茎。両方ケアしないとね。地下茎が弱ると花は咲かない。
そして大事なアドテクノロジー
公共のデジタル化で働くこと
民間企業によるデジタル情報革命であんなことやこんなことができるようになったのはすごいことで夢みたいな世界になってきた。その過程をリアルタイムに見れたのはほんとに良かった。
インターネットの登場からブロードバンド革命、PCインターネットからガラケーへ、そしてスマホへ、サーチやメディアサービス、ゲーム、web2.0もアドテクもECもC2Cもシェアエコも決済もFintechもブロックチェーンも黎明期を
バルセロナにいってきた
昨年の秋ですがバルセロナのスマートシティエキスポに行ってきたことをアウトプットしてなかったので遅ればせながら感じたことをメモ。
スマートシティエキスポ
https://www.smartcityexpo.com/
登壇してプレゼンしてきました。弾丸出張だったのでゆっくり見れなかったけど。会場は昔はIoTセンサーの展示や都市OSが多かったそうですが今年はモビリティ、都市のダッシュボードが多かっ
東京の水はどうやって飲めるようになってるのか?
先日、東京都の持っている巨大な水源林にいってきた。
デジタル技術も都市を支えるインフラの一つになりたい。その際、水道局、下水道局、港湾局、交通局などの既存の都市インフラの先輩部局の在り方が参考になるのではと思いインフラ系部門の現場に時間をみては行って話をきいてる。
これが毎回、滅法、面白い。今回は水道局の奥多摩から山梨県甲州市にかかる水源林に行ってきた。以前に行った金町浄水場と併せて都市インフラの
自分を作ってくれた本たち
先日、同世代の経営者から「どんな本からリーダーシップやマネジメントについて影響を受けた?」と聞かれた。同様の質問をときどきされるのでリストに。
まずは3年前のあるイベントで「影響をうけた本について寄稿してほしい」と依頼された原稿がでてきたのでその2冊から。
リーダーシップの旅
野田 智義 (著), 金井 壽宏 (著)
はじめて部下をもつようになりリーダーのあり方について苦悩していた頃に多くの
足りないのは喉の渇き
「転生したらスライムだった件」という作品があります。主人公が異世界に転生してしまいいろんな技を覚えて異世界で活躍する系。大企業もスタートアップも、成長企業も業績悪化企業も体験してきたけど、今から思えば同じ世界の中での出来事だったんだなと。民間から行政への転職は、「転職」という変化ではなく「転生」というべき変化でした。
この世界で「民間ではこうだ!」と力説してもコトは動かないです。その旧世界の経験