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165cm51kg21歳の男子が初めて献血に行ったらいろいろ思てたんとちゃうかった話。【前編】

こんにちは。瑞野蒼人です。

今回は以前「24時間テレビ」について語った記事で予告しておりました「はじめての献血」リポートです!イエーイ!!(ええ~そんな記事一度も読んでないなんてぴえん通り越してぱおんだからリンク貼っとくね読んでね)

そもそも私、高校時代から献血したかったんですよ。


地元にいたころ。母校の高校でも、年に一度学園祭の時に献血バスがやってきていたので、その時に私もぜひに!血を!抜いてくだせぇ!!と志願したんです。ところがですよ。私高校時代、体重49kgでギリギリ献血者の資格体重に足りてなかったんですよ(50㎏以上が条件)。

もーうそれで保健室の先生に爆笑されて。
んで自分も爆笑しちゃって。

以来、こんなガリガリガリクソンな自分から血なんか引っこ抜いたらいよいよやべーなということで、一時休戦。もうすこし体重が微増したら、献血をしようと決めていたんです。で、最近ようやく51キロ台で体重が安定するようになったので、さあ献血やるぞ!とついに決意を固めました。(なお意志の強さに自信がないため、noteで献血レポートします!と先に大宣言して逃げ道を塞いでおきましたどうもビビりです)


というわけで、noteでの宣言通り、初めての献血に挑戦することに!さっそく、住んでいる大阪府内の献血ルームの中でも、家から一番通いやすい阿倍野橋にある献血ルーム「kizoona」へ行ってまいりました~。

献血ルームは主に受付、休憩ルーム、問診室、事前検査スペース、採血スペースといった部分に分かれています。


まず入ってすぐ思ったのが

「えっ!!若い人多い!!
っていうか普通に人が多い!!」


ここがねぇ。一番思てたんと違いました。

平日昼間だったんですが、年配の方だけではなく20代ぐらいの若い方もたくさんいらっしゃって、割と混雑していました。また、学校の始業式があるタイミングとも重なっていたせいか、制服を着た高校生も献血に来ていて、驚きました。近年「若い人も献血に!」というスローガンのもと積極的にキャンペーンを打っていますが、その効果は結構出ているようです。

ちなみに今年はお笑い芸人のぺこぱのお二人とモデルの山之内すずさんがイメージキャラクターを務めてはるそうです。う~ん。悪くないだろう。

時を、いや話を戻そう。

あと!献血ルームはとっても綺麗です!

内装もおしゃれだし、待合室も沢山の椅子やソファがあります。また、ジュースやお菓子は無料で提供。本や雑誌も沢山準備されており、さらにキッズスペースもあります。休憩と水分が必須の献血ですから、利用者に様々な配慮がされています。

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しかし、いくら血液センターや献血ルームが混雑していても、血液は慢性的に足りていない状況が続いています。これも、思てたんと違うところでした。こんなにたくさんの人が献血に来ているのに、血は足りないのか・・・。でも、それもそのはず。

なぜなら、献血は何回でも制限なくできるわけではなく、体内の血液成分が回復するまで二か月程度期間を開けないとできません。さらに、血液は生鮮食品と同じく日持ちしない生モノであること、そもそもの提供者も少ないことなど、様々な理由があって血液不足は年中続いています。

何より、血は人工的に作れません。

特に白血球・赤血球は今の科学技術を以てしても人工培養ができません。ですから、ヒトから集めてヒトに投与するしかないのです。

ですから、血液の安定供給のためには、1人でも多くの人が継続的に献血に協力する状況を作っていく必要があるのです。1人の力では2か月に一度しか貢献できなくても、沢山の人が毎日変わりばんこに献血をすれば、血液型の違いがあるにしろ、とりあえず血を安定して毎日届けられるわけです。


献血ルームは医療機関っぽい堅苦しさや敷居の高さゼロなので、気軽に立ち寄ることができます。おい高校生よ。マクドで金出して飯食ってだべるより献血ルームで社会貢献してだべった方がよほど経済的だぞ。

なのでぜひ!みなさんも!!献血に協力をお願いします。私も次は11月ごろ?にまた献血へ行きます。一緒に血をチューチューされに行きましょう!


さて、今回のはじめての献血レポートはこれでおしまいではありません。次回(後編)は実際に瑞野がどんな流れで血をチューチューされたのか、その「献血の工程」を克明にお伝えします。

題して「献血HOW TO編」です!

採血前に注意するべきこととは?
どんな人が献血できるのか?
というポイントも合わせてお伝えします。

ぜひ次回の「HOW TO編」もお読みください!



HOW TO編につづく。



写真引用:日本赤十字社「あべの献血ルーム KiZooNa」紹介ページ
https://www.bs.jrc.or.jp/kk/osaka/place/m1_01_08_index.html