見出し画像

「私らしい言葉」と「私らしいはたらき方」に関する現役大学生・瑞野の意見

#私らしいはたらき方

#就活体験談


言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~。

こんにちは。現役大学4年生、「思い付き系作家」の瑞野蒼人です。

私も社会人一歩手前ということで、昨年の夏からおよそ1年かけて人並みに就職活動をしました。勤続4年目を迎えたアルバイト経験や、その他学業などにわりとちゃんと取り組んだので、アピールポイントにも困らず、無事に内々定をいただくことができました。このコロナの時代に、ひとまず食いっぱぐれず行きていけることが決まるとは、なんともまあありがたい話でございます。

で、そんな就職活動やアルバイト経験を通じて、自分の仕事に対するスタンスや軸みたいなものを見つめ直す機会も結構ありまして。ちょっとそのことをひとつ書き記しておきたいなと思い、じっくり時間をかけて言いたいことをまとめてみました。

いち大学生の独り言ですが、お読みいただけると幸いです。


【結論】

で、何が言いたいかといいますと。

言葉って、ほんとに大事だと思うんです。

すごくシンプルな結論ですけど。


【踏み絵ならぬ踏み言葉】

仕事と言葉の結びつきを考えたとき、一番最初に浮かぶのが「業界用語」です。ほら、世の中のいわゆる「意識高い系」の人って、カタカナ語とか難解な業界用語とかバンバン使ってるじゃないですか。ちょっと逸れますけど、去年からのコロナ禍では本当に多くのカタカナ語が生まれましたよねぇ。「ワイズスペンディング」とか「オーバーシュート」とか、なんかスポーツ漫画の必殺技みたいなのばっかりですよね。まあこれも去年からさんざん擦り倒したネタですけど。

でもああいうのって、自分かっこいいでしょ?仕事できるでしょ?的な感じを演出する意味もあるでしょうけど、それ以上に「この言葉を理解できない人間はシャットアウトする」っていう意味もあると思うんですよ。踏み絵ならぬ踏み言葉?みたいな?

個人的には、そういう人が苦手なんです。


【上で偉ぶるより、下に降りる】

就職活動やアルバイトで、年代も性別も立場も違う様々な人と渡り歩いていくなかで、仕事をしている以上、周囲の人間の能力差とか理解力に関わらずすべての人間が理解できるようコミュニケーションを配慮しないといけないんじゃない?って思うようになったんです。そうでなければ、全員が同じ方向を向いて仕事をすすめることができなくなっちゃいますよね。

なんだそんなこと、って思うかもしれませんけど、そういう体験ありませんか?言った言わないの論争とか、伝達が不十分で根回しが上手くいかなかったとか、職場でのコミュニケーションが上手くとれないとか。だから、変に上に立って偉ぶるより、下に降りてきて砕けた感じで仕事していくことも大事だと思うんですよ。


【バイト先での体験談】

私も、バイト先で働いているときは

なるべく難しい言葉を使わないようにしています。

私、今の職場で働きはじめて4年目になるんです。学生バイトの中ではもはや長老レベルの域です。なので最近は、新人さんへの教育とかも任されるんですけど、そういった人に何か作業のやり方を教える時は、まず最初にわかりやすい言葉で伝えます。わざと「こっからここまでバーっと商品並べて」とか「ぺーってしてびゃーってしたら出てくるよ」みたいな砕けた言葉を使って、なるべく理解しやすいように配慮して、店で使う用語はその後に教えるようにしています。(大阪人の大雑把さが感染している気がする)

だって、教える側の人間がいきなり訳わかんない店の用語使ってたら、新人さんを置いてけぼりにしちゃうでしょ。当然、そこで出た理解のギャップは後から仕事のやりづらさに如実に現れてきちゃうわけですから。

私ももうそろそろバイトを辞めなければいけない時期が近づいてきていますし、新しい店員さんに少しでも多くのことを学んでもらって仕事をできるようになってもらって、そしてそのあとで辞めたいなと思っています。言葉・コミュニケーションは、そういった「自分自身に課せられた責任」を見つめ直す口実にもなるのではないでしょうか。

まあ、何も堅苦しいことを求めるわけではないです。難しい言葉とか気取った言葉を並べ立てて自分の力を誇張するんじゃなくて、等身大の自分から出るありのままの言葉で働ければ、それだけで十分素敵なんじゃないかなぁと私は思うわけです。


【おわりに】

というわけで、わたくし瑞野蒼人の「私らしいはたらき方」についての主張でした。これから23卒・24卒で就活を始めようという学生の方も、それからいま既に社会人として働いていらっしゃる方も、ぜひ一度考えてみてください。言葉とは、そしてコミュニケーションとは何なのか。


この記事が、あなたの今のはたらき方に

少しでもよい影響を与えられたら幸いです。

棚卸し作業で9時間徹夜明けの瑞野蒼人より。



おしまい。