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愛のお話 その1

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ありがとう、愛のお話

ありがとう、愛のお話

思いは魔法、だと思う。
‘明日はもっと、自分を好きになれるよ。’
昨日のわたしが今日に放ったじゅもん。

わたしの中に、その思いがあったから。
もっと自分を好きになれたよ。

素直でいよう。
明日の自分を幸せにする魔法をかけられるように。

『白い本』、ご存知でしょうか。
二見書房さんが出版されており、帯で「あなた自身が創る本です。」と呼びかけてくれる、中身がすべて白紙のページの本です。

いまn

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幸せって

幸せって

前回のお話です。

もやっとした感情とは、現在進行形でたたかっています。

もう、手強くて、降参したくなる。
でも。

心の隅から真ん中に、その感情が広がってきた時、最終的にはいつも、「自分はどうしたいの」という問いに行き着きます。

それが、真ん中にあるもの。

その人や、周りの人のことを思い通りにはできない。わたしがわかるのは、そして、大切にできるのは、自分の気持ちだけ。

素直に好きでいたい

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自分と向き合う旅

自分と向き合う旅

告白のその後、ですが、

(この連載(?)2回目の言葉を借りまして)

わたしとその人の関係は、好きだと伝える前も後も、ただの先輩と後輩です。

ここから、わたしの「自分と向き合う」旅が始まります。なんて、大袈裟か。

今日も、旅の途中です!
ちなみに今日は、荒野をひとり彷徨い心細くて泣きそうになっていましたが、薄暗くなって微かな灯りを見つけ、今夜も無事にあたたかい布団で休むことができそうです。明

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イブの手紙

イブの手紙

それからの1ヵ月は、気持ちを強くもつことを心がけました。

占いを見て、前向きな言葉を拾ったり。その日の気分で蛍光ペンの色を選んでカレンダーに星を書いたり、パソコンのデスクトップの色を変えてみたり。
今も覚えている言葉は、「素直に信じる。強く信じる。」です。

いきなり心が折れそうな日があったり、なかなか伝えるタイミングが見つからない日が続いたりしましたが、伝えよう、と思う日が来ました。

直接言

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決めた日

決めた日

この人に出会いたかったんだなぁ、と思う人との関わりの中で感じたことを書いています。

前回のお話はこちらです。

というわけで、約1年ぶりに会ったものの、気まずくてろくに会話もできないまま、他の人とその人が話している横で、わたしは自分の仕事をしていました。自分も入っていけばいいのに、素直に体が動かない。それにその時は、手紙でひどいことを言ってしまった(それだけじゃないけれど)ということへの申し訳な

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距離

距離

新しい問題が出てきて、また判断をしなければならない場面がありました。

相変わらず、その人と主に連絡をとる先輩とは、うまくかみ合っていない感じがしました。
わたしは、話を横で聞きながら、少しでもスムーズに話が進んでほしいと思い、自分が気がつくことはなるべく言うようにしていました。
だけど、結果としては、またその人が少し勝手なことをしたような言い方をされていて。

わたしからすれば、先輩もこちらでで

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丸ごと

丸ごと

はじめましてから、1週間経ちました。
読んでいただき本当にありがとうございます。
写真は、昨年の秋いただいたフレンチのコースのデザートです!美味しいものって、間違いなく幸せにしてくれますよね。

このnoteを始めてから自分の中に日々生まれる気持ちを、できるだけありのまま受け止めるようにしています。

過去から今に向けて、わたしが大切に思っている人と関わる中で感じたことを書いてて思うのは、大きな流

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大切な人

大切な人

その人の仕事に関して予期せぬ出来事が発生し、新たに検討し判断しなければならないことが出てきました。

それについてのやり取りの中で、こちらの担当者(わたしの先輩にあたる人)とその人との間で、行き違いや誤解が目立ってきたのです。

そしてある日、その件で先輩と上司が話しているとき、先輩がその人の評価を下げかねない言葉を口にしました。上司はその人のことをよく知らず、普段からよく連絡をとっている先輩の言

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知ることの喜び

知ることの喜び

その人の雰囲気がとても好きで、性格や仕草がかわいくて、甘え上手で、わたしはしみじみ好きだなぁと思っていました。他愛ない話をするのがほんとにただ楽しかった。
春になってそれぞれ別の部署になったけど、同じ部署で近すぎるよりも話しやすくなった気がして、そんなに話してなかったのにふつうに仲良く話せているのもうれしかった。

でも、それ以上の何かは、あまり考えていませんでした。自分からいろいろ誘ったりするの

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2月14日

2月14日、バレンタインデー。
その日、わたしは初めて誰かひとりのために用意したお菓子を、その人に渡しました。

本当は、バレンタインだからというより、仕事が一段落した数日前に、お疲れ様の意味で渡せたらと思っていたけどできず、今日を逃すともう渡せないな、と思ったのでした。

学生時代、一度だけ、当時好きだった人にあげようと、こっそり準備してタイミングを見計らったけど、勇気が出なくて渡せずじまいだっ

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気になる彼

気になる彼

さて、今日は出会って一年目のことを少し書こうと思います。どこまで具体的に書くか、ちょっと迷っているのですが、ぼかしすぎて何が何だかわからないと意味がないので、そうはならないようにがんばります。

立場としては、わたしが先輩、その人が後輩で、小学校だとギリギリかぶらないくらい年が離れています。その人のことが気になり始めたのは、出会って3か月くらい経った七夕の頃からでした。
当時わたしは仕事がめちゃく

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前置き

わたしとその人は、同じ会社で働いていて、同じ部署になったのが出会いでした。それはもう、ごくごくありふれた出会いだったわけです。

1年近く経ったある日、「ああ、わたしはこの人と話している時の自分が好きなんだ」と気づきました。それはわたしにとって、新鮮な感覚でした。

初めから今まで、その人に対しては、愛おしさしかないのが、我ながら不思議だったり、可笑しかったり、何だかよくわかりません。
ちなみに、

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はじめまして、愛のお話

はじめまして、愛のお話

これは、「わたしは、ただ彼に好きだと伝えたくてこの世界に来たんじゃないか」という、証明しようのない、そして、え、それだけのために?と言いたくなるようなことを思いついた人間が、愛について書こう、と思って書くお話です。

恋愛には縁がないと自覚しているわたしですが、この人に出会いたかったんだなぁと思う人がいます。

2年半くらい前、「いつまで生きるかわからないけど、ひとつしておきたいことはと言ったら、

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