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クロネコ谷の日々

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庭の仕事と猫、時々ものつくりの備忘録。丘陵地にある古い家にて。 2020年6月はじまりから2023年2月
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#紫陽花

(186)梅雨ふたたび。

(186)梅雨ふたたび。

梅雨が戻って来た。梅雨が好き、とは言わなくても早すぎる猛暑はまったくいただけない。だいたい例年夏休みが来る頃に梅雨も終わるという感覚で生活していてある程度の長短は対応するけど、長すぎる梅雨も早すぎの真夏もいらない。 せっかく見頃になった紫陽花がチリチリに日焼けしてしまったが、遅れて出てきた蕾が残っていたので戻った梅雨に嬉しそうに咲いてくれている。 ![](https://assets.st-n

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(158)6月スタート

(158)6月スタート

紫陽花が日ごとに色づき、6月になって緊急事態宣言は延期されているけど、案の定というか、あちこち営業を再開している。ガッチリと締め切った国々はさぞ大変だったろうなあと思う。グダグダすぎて呆気に取られてしまうが、引き続き、免疫力アップと衛生管理には気をつけよう。湿度も高くなってるしね。 写真は5月末なので、紫陽花は若干また色濃くなった。クロネコ谷ではこの花とギザギザ花びらの紫陽花がピンク色なのだ

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(157)そろそろ紫陽花

(157)そろそろ紫陽花

紫陽花は色づいていく時が一番ワクワクする。どこの藪かと思うような写真は庭の南西の端で、ここの紫陽花はなかなか咲かなかったのが側の花蘇芳の枝を切って日当たりが良くなり、さらに根元に蕗が茂って乾燥しなくなって急に調子が良くなったらしい。こんなに花をつけたのは初めて。蕗が栄養を取っちゃうと抜いていたけど意外だった。 ![](https://assets.st-note.com/production/u

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(75)バッタと虫取り網

(75)バッタと虫取り網

明け方の空を久しぶりに見た。夜明けに目が覚めてもついまた寝てしまう。モワンと熱気が残る朝の空は、今日も暑いよといっている。

バッタが青紫蘇を食べてしまうので、虫取り網を100均で買ってきた。バカみたいにピョンピョン飛び跳ねているから、一振りしたらどっさり獲れるんじゃないかと思っていたが、虫取り網でバッタは捕まえられないとすぐに分かった。その代わり、キュウリの葉を食い荒らすウリハムシが捕まった。8

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(56)梅雨が明けたら

(56)梅雨が明けたら

長い長い梅雨が明けたので、庭仕事も再開。東側にある紫陽花を剪定して、きれいな花を乾かしてみる。いつもは梅雨明けに爽やかな風の吹く日があるのに、今年はもういきなり夏本番へ向かう暑さ。紫陽花を乾かすのには向いていないし、つい一昨日まで雨だったから花も水分が多く、うまくいかないかもしれない。

ハランの茂みが増えすぎて、中央付近にアシナガバチが巣を作り、しかもどんどん大きくなる。時折側を通る必要があるの

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(44)茗荷ちがい

(44)茗荷ちがい

朝心待ちにしていた初茗荷が5個もとれた。咲き終わった花がついているから昨日咲いていたはずなのに、いつも初咲きが見つけられない。今朝も蕾だから昼近くに咲いてるのかもしれないと思う。

縞模様のヤブランの葉とヤブミョウガの白い花。ヤブミョウガは茗荷とよく似た葉で、越してきた頃はこれを茗荷と勘違いして大切にしていたが、やがて葉先に白い蕾をつけて咲きだしたから茗荷じゃないとがっかりした。ヤブでも食べられる

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(40)雨水

(40)雨水

曇り空でも、雨が降っていないだけでありがたいと洗濯物を沢山する。猫は雨で濡れたままの草では気乗りしないらしい。モモはうれしそうに鉢受け皿に溜まってた雨水を飲んでいて、ノラちゃんみたいだ。

ジジの耳に触れてみたら、耳先はひんやりしていた。あれ?猫の耳は温かいと思ったのにおかしいな、ともう一度、まんべんなく耳を触ってみると、温かいのは付け根の辺りで、耳にほおずりした時に付け根まで触れていて、耳が温か

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(34)花のアントシアニン

(34)花のアントシアニン

今日は雨が止んだり降ったりして、止んでる時間が長いのになぜか雨の時に出てしまう。気になっていた紫陽花の花をやっと摘んできた。紫陽花の花にもアントシアニンが豊富なので染料になると聞き、試してみたいと思っていた。もっと色鮮やかな時に摘めば良かったかなと思うけれども、この季節の紫陽花の花の美しい色は濡れそぼった庭に彩りを添えるので決心がつかなかった。

アントシアニンは食べる方ばかり気にしていたが、草木

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