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庭仕事もだいぶ板についてきた。草木染めの修行中。2匹の黒猫との日々。 ジジスー⁂文…

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庭仕事もだいぶ板についてきた。草木染めの修行中。2匹の黒猫との日々。 ジジスー⁂文字と森羅の間に

マガジン

  • クロネコ谷の日々 2

    クロネコ谷の始まり/庭と猫の日々のこと/今日の日の一瞬のきらめき/何気ない日常のひととき/同じような日々もじつは奇跡のような偶然の積み重ねが作っていて/一期一会なのだと思う

  • クロネコ谷の日々

    庭の仕事と猫、時々ものつくりの備忘録。丘陵地にある古い家にて。 2020年6月はじまりから2023年2月

最近の記事

小鳥たち

今冬の庭に来る鳥はヒヨドリばかりだったのが春分の日頃からムクドリも姿を見せるようになった。伊予柑や八朔の器にオヤツが入るのを木の上で待っている。 昨日小雨の中庭へ出た時にシジュウカラがいるのを見つけて、おや久しぶりねと眺めていると、ひゅっと桑の木に飛んできた茶色の鳥が幹の下の方から幹伝いに上へ上って行く。変な動きにじっと見つめていたら、またシジュウカラが一羽きてヒヨドリもと鳥たちが一斉に集まってきた。 そうだオヤツをあげなくちゃと一歩動くと集まった鳥たちがこんどは一斉にそ

    • ハナニラが咲いてポツポツと地面に白い花が散らばりはじめるといよいよ春だなあ

      • 型染め

        初めての練習の型紙のテストの1 手描きで染めの絵を描いていると型染めにしたらいいのに!とみなさん声を揃えて仰るので、その気になって勉強を始めてみたものの、とんでもなく工程が長くて、ほんとに出来る日が来るのかと不安になるが、ともかく進める時にしていこう

        • 街へ行く 2024年3月

          朝起きると雪景色だった。昨年は降らなかったと記憶してるので3月の雪は2年ぶりで雪の中の明るい花は色が冴えてとてもきれいだ。 久しぶりへ都心へ向かう。若い頃は気づかなかったけれど都心部は若い人が多い。学校も沢山あるし働いている人も多いから当然だけども、若者も近くの町田で見かける中高生よりは年上で20代がずっと多い感じ。 3月のふんわりぽうっとしたお昼すぎの雰囲気の電車に乗って上野の東京国立博物館へ向かう。平日の雨上がりの上野公園はまだ桜も咲かないのに人がいっぱいいる。濃いピ

        小鳥たち

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        • クロネコ谷の日々 2
          6本
        • クロネコ谷の日々
          190本

        記事

          猫の日

          今日は猫の日 なぜなら222だからね にゃんにゃんにゃん ジジが昨日のお留守番の間元気がなくて時折くしゃみをしてたらしい。前日暖かすぎたから油断して冷やしたのかも。夜はごはんを食べたのでこのまま様子を見ることにした。 夜ごはんの後いつもは二匹別々に寝ているのにモモがジジに寄り添っていた。ジジはモモの長毛毛布に顔を埋めて幸せそうにしている。モモは私が具合の悪い時もずっと寄り添ってくれる。知らんぷりして寝てるけれど優しいねモモちゃん。 ジジもモモも うちに来てくれてありがと

          ことしは沢山の白梅が咲いた。小鳥たちも戻って来ているし実が成れば良いけれど。

          ことしは沢山の白梅が咲いた。小鳥たちも戻って来ているし実が成れば良いけれど。

          水面下

          しばらく前にまたブログを書き始めようかとふと思った。しかし間が開きすぎたのでマガジンのタイトルも改めて(さんざん考えた末のクロネコ谷の日々2です)写真も選び、さて何から書くかと考えてみて、クロネコ谷の誕生前のここへ越してきたばかりの頃の庭からにしようと、当時書いていた荒れ庭日記を探していたところ、これまた休止状態のfacebookの古い投稿に見つかったが、リンク先の本文を投稿したtumblerのアカウントが消えて原稿も無くなっていた。 ショックを受けつつよく考えたら、tum

          (194)探しものが見つからない

          *2023年2月1日 JUGEMブログに掲載した記事の転載です ………………… 最近よくものを失くすようになった。いや、失くした、というよりもすぐに見つけられないか。使おうと思ってさてあれを...と思うとそこにない。ないから探すと見つからない。 以前は使う予定のものはあるべき場所にあったし、仮にそこに無くても直ぐ見つかった、大体は。探す時間も短かった。それなのに、あるはずの所にない事が頻発し、おまけに探しても探しても出てこないなんて。 年末に予備で購入した切手はとうと

          (194)探しものが見つからない

          (193)大寒の候とエイジング

          *2023年1月22日 JUGEMブログに掲載した記事の転載です …………………… 寒さが厳しくなってきた。こんなに今頃って寒かったっけとやや焦る。スケジュール的にちょうど良かったので遊びに来たらと父と母に声をかけたので気になって何度も天気予報を見る。最近の天気予報はよく当たるけれど、さすがに先の予定だと見るたびに変化していくので却って希望が持てるからこれ以上の精度は求めなくて良いのではと思ってしまう。 庭の色は枯れ草色と常緑樹の葉、南天と万両とピラカンサの赤に水仙の白

          (193)大寒の候とエイジング

          (192)消えた首輪と切手

          *2022年12月31日JUGEMブログに掲載した記事を転載です ……………… モモの怪我は良くなってきたものの元通りの仲良しに戻れなくて焦ってきた。モモはすぐに悲鳴を上げて、すっかり弱くて守ってもらいたい猫になってしまった。体力差が開きすぎてこれはマズイなと悩んでいたところ、運んできた食器棚の開いた部分にモモがよく座ることに気がついた。隅っこに入ると背後と側面と上部の3面がガードできる上に飾りがついて目隠しにもなるのでリーチの長いジジの攻撃から身を守るのにちょうどいい。

          (192)消えた首輪と切手

          (191)猫の悲しみと優しさ

          なんとか11月の最後になって諸々収まった。今月はトラブルが続いた。ずっと調子の悪かったモモの鼻炎の治療に病院へ行ったところ、猫風邪というのは完治はせず菌はずっと残るので免疫力で抑えていて三種混合ワクチンをしばらく打っていなかったので症状が出てしまったと説明を受けたのが10月の終わり頃、注射とお薬をもらって落ち着いたらワクチンしましょうとなり、11月の初めにワクチンを打ってもらった。ワクチン後3日は元気にしていたのに3日目の夜に私が帰宅すると左手を引きずっていた。翌日モモは丸一

          (191)猫の悲しみと優しさ

          (190)花で整える

          秋雨の日の酔芙蓉 気温が低くなり曇りや雨の日が続いて花が開ききらないのもまたいい ところでこの八重の酔芙蓉の花弁を熱湯にお酢をいれてサッと湯がいて冷ましたのを酢の物としてみたら、とっても美味しかった。トロッとしながらコリコリ歯ざわりもあり。季節の花をお茶にしたり料理するときにすこし入れていただくと身体が整うような気がしていて花をよく食べるけれど、花を食べたがるのは菊の花を日常的に食べてた秋田出身の実家での原体験かもしれないと思う。 ソファの下からジジがくりくりの目でじっと

          (190)花で整える

          (189)9月の染め オオバベニカシワ

          染め教室から持ち帰った藍染の残りで染めるのが楽しすぎた。藍染は熱を加えなくてもあれよあれよと染まって、なんて魔法のようだわスバラシイ!!と感激。実は自分で藍染をすることに対して関心がなかったのに実際に触れてみたら、その瞬間から可能性がすごい勢いで広がっていくものだった。直ぐにでもどんどんやりたいのに藍建ての教室は来年まで待たねばならなく、藍染への勢いのまま、時期の来ていたオオバベニカシワ染めをスタート。 画像は刈り取った後の残り。段取りで頭がいっぱいで採取作業は写真がない。

          (189)9月の染め オオバベニカシワ

          (188)夏が行く

          今年の2022年8月は変化の夏で日々目まぐるしい柔軟な対応が必要でひたすらに球を打ち返していたら終わってしまった気がする。たぶん若い頃ならもっと楽に順応できていたのだろう。年を重ねると自分の中がいっぱいで空きが無くなっている。或いは経験を重ねて自分のルールでスムースに動かしていて、条件が変わった時に分からなくなる。まあいずれにせよ変化に弱くなっていたということが軽くショックではある。 晩夏の花は秋の気配がしてくる。白い高砂百合が芙蓉の木の下に咲いて金水引の黄色とフサフサの狗

          (188)夏が行く

          (187)物は言いよう

          雨がザアザア降り続きまだ梅雨だったなと眺めていた翌日には雨が止み、夏を告げる風が吹いた。梅雨明けと真夏の狭間の一瞬に吹く風がさらりと軽くて明るい爽やかな風がとても好きだ。 ほんとうの梅雨明けの次に来るのはまた猛暑とはひどい夏だなあと思う。夏休みの夏は好きだけど、基本的に、暑さが苦手な身に夏はツライ。良いことは、洗濯物がすぐ乾くのと、洗った髪がすぐ乾くこと。着るものが少ないことくらいだ。 数年前くらいにラジオか何かで、夏はは30度以上にもなって湿度も高く厳しい暑

          (187)物は言いよう

          (186)梅雨ふたたび。

          梅雨が戻って来た。梅雨が好き、とは言わなくても早すぎる猛暑はまったくいただけない。だいたい例年夏休みが来る頃に梅雨も終わるという感覚で生活していてある程度の長短は対応するけど、長すぎる梅雨も早すぎの真夏もいらない。 せっかく見頃になった紫陽花がチリチリに日焼けしてしまったが、遅れて出てきた蕾が残っていたので戻った梅雨に嬉しそうに咲いてくれている。 ![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/826648

          (186)梅雨ふたたび。