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(34)花のアントシアニン
今日は雨が止んだり降ったりして、止んでる時間が長いのになぜか雨の時に出てしまう。気になっていた紫陽花の花をやっと摘んできた。紫陽花の花にもアントシアニンが豊富なので染料になると聞き、試してみたいと思っていた。もっと色鮮やかな時に摘めば良かったかなと思うけれども、この季節の紫陽花の花の美しい色は濡れそぼった庭に彩りを添えるので決心がつかなかった。
アントシアニンは食べる方ばかり気にしていたが、草木染めをしてみるとアントシアニンという言葉がよく出てくる。桑の実やアヤメの色もアントシアニン。ブルーベリーも紫蘇もアントシアニン。アントシアニンは凍らせると赤味が増すそうなので、紫陽花の花を洗い、虫が入り込んでいないかチェックして冷凍した。
午後ふと気づくと雨が上がり外が明るい。急いで花の終わった額紫陽花を剪定して、朝に取り忘れたピンク色の花がひとつあったので摘んで洗って、冷凍しようとしたら指にくっついて離れない花びらがある。パタパタと手を振ってから、カタツムリの赤ちゃんが指にしがみついているのを見つけて慌てて桑の木まで連れて行った。ガサツな時に限って、こういう事が良くあるから、しっかりしてよと自分に言い聞かせた。
※紫陽花の花は毒があるので食べられません。
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