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超マイナー競技のアスリートのスポンサー契約の課題・メリット・変わったことの事例共有▷第1章

皆様、お久しぶりです、miraくるです!
前回の記事は岩城拓海のラストチャンスレガッタ
のことを更新しておりました。

結果は…夢破れてしまいましたが
その間…本当に…ほんっとうに色んな事があり
(失意の選手を急遽空港に迎えに行ったり等)
報告が遅くなってしまい、すみません…。
※後日ちゃんと書きたい。

ただ、岩城選手には勇気を貰いましたし
彼の挑戦を超超超誇りに思います。(語彙力w)
なによりも…元気をもらったかなぁ。

岩城選手と私の関係性はアスリートと広報。
広報業務は提供している形です。
つまり、サプライヤーってこと。
ただ、サプライヤーって言葉がそこまで
浸透していないので、ここでは敢えて
スポンサーという風に例えていきますね。

アスリートのスポンサーをやって良かったこと

今日の話題はまず、これでしょ!
早速ですが…結論から言います。
今回、私の場合は業務提供なので
お金を提供する側と少し違うかも
しれませんが、参考になれば嬉しいです。

①仕事の幅が増えた

圧倒的にこれです。超マイナー競技の広報。
はっきり言って…激ムズ!笑
しかも、アスリート広報は未経験。
それでも、日本人での競技人口が
オリンピック目指せるクラスは1桁…
というか最早、岩城選手唯一状態。

SNSも選手・広報共に訴えつつも
自分達の力だけで世には訴えるのが
難しいと、メディアさんの力もお借りし…

メディアさんにアプローチする際に
やっぱり多いこの質問。
「それって、絶対にオリンピックに出れるの?」

…そんなの分からんし!(広報失格?)
この世に絶対なんてないですし
日本人唯一と言っても過言でない状態で
オリンピック目指すって並大抵の努力じゃ
出来ないんです。ずっと選手は孤独ですし
マイナー競技すぎて、資金調達も大変。
日本に練習相手がいないからこそ
海外遠征にも行かないと現実的には難しい。

そんな中、挑戦する若者。
フォーミュラーカイトって新しい競技。
オリンピック視点だけじゃなくて
興味をもってくださるメディアさんも
沢山いて…諦めずに発信をしていると
ちゃんと見てくれる人がいる。
共感してくれる人がいる。
絶対に諦めない執念。

TOKYO FM 様のSPORTS BEATに
岩城選手のフォーミュラーカイトが
放送された時は…感動しました。

この経験から、リピート頂いている
お客様から新たな広報のお仕事を頂けたり
岩城選手のスポンサー様から未知数の
広報のお仕事の挑戦を頂けたり…
仕事の幅が本当に、広がりました。
これは自分の中で財産ですね。

②人間関係を学べた

何言ってるねんと回れ右禁止!笑
これはですね…私は自営業を2年近くして
心のどこかでは思っていました。

「もう、私の天下だし」
はい、大バカ者ですよね。苦笑
ですが、思ってしまっていました。

お客様と仕事もするけど、お客様の
お困りごとを解決するので基本的には
頼られるシーンも正直多いんですね。
だからこそ、私がアドバイスする形になる。

私、最初は選手にそう接していたんです。
今思うと、本当に浅はかでしたが
「スポンサーやってあげてるんだから
言うこと当然聞くよね。アスリートだし
そういうもんでしょ!」って
心のどこかで思っていたのかな。

ですが、選手は生身の心を持った人間で。

「miraくるさんのプロとしての意見は
分かります。でも、僕はそうじゃない…。
僕、納得できないです…これじゃあ。
世間の声や一般論だけじゃなくて
ちゃんと僕のこと、見てくださいよ!

…てな衝突、結構しました。笑
※普段は仲良い!インキャ同士会話合うw

ここで、私は気付く…思い出すんです。
「仕事って、こんなに
思い通りに行かないのか~…!」

ここから、どうしたら選手にとって楽しく
納得して受け入れて貰えるか考えるように。
私の言うこと聞いてよって傲慢な自分が
いたことを認めて、どうしたら選手に
伝わるのか?ばかり考えるように。

誤解しないでほしいのが悩むのはかわいさが故。
選手はどう思っているか分かりませんが
苦楽を共にしてきた分弟子みたいな感覚を
持ちつつ(何様www)←広報のってことね!

で、アスリートを支援するってことは
私に売上がないと出来ないんですね。
※当然、このスポンサーで得た経験を顧客に
還元します。お客様で練習するわけにはですし。

①にも関係しますが、仕事にも当然アスリート
支援前より増やしましたし、自分一人だけ
じゃなくてアシスタント様の力も借りるように。

今迄、悠々自適にやってきていて自分が
アシスタント様への伝え方で悩んだり
彼らの優しさや成長に感動したり
時には叱って自分もしっかり傷ついたり…

「え?楽にフラットに過ごしたくて
自営業してたのに何で私はこんなに
考えて悩んでいるんだ?」
とたまに
不思議な感覚に陥りますが。笑 それ以上に
めちゃくちゃ成長をさせてもらっています。
岩城選手が導いてくれたってね。

③自分も挑戦をするようになった

まぁ、これは大きいかな~。
最初、私のスタンスはこうでした。
「パリ五輪の国枠争いの
ラストチャンスレガッタには絶対
連れてってあげる。でも、岩城が頑張って。
私はサポート。裏方だから。」ってな感じ。

ところが、岩城選手は…いい意味で
「僕一人じゃ出来ませーん!」が言える子。
毎週結局選手とスペースを開催したり
ボードロストした大ピンチの時のSOSを
世間に出す時は、今まで私が絶対に
しなかった[人を頼る]を迷いなくしたな…。


絶対に世の中に出たくなかった私がSNSを
使って人様にお願いするって挑戦なんです。

岩城選手は「僕のファンやスポンサー様には
僕の活動を通して、挑戦するきっかけに
なってほしいんです」と公言しています。
だからこそ、広報の自分も説得力の意味で
その方向にいったのはあるかもしれません。

↑だけじゃなく、選手が頑張ってるから
自分も地元に自分のことを知ってほしいなと
ラジオに出る挑戦をして、地元で仕事獲得して…

で、もっと言えば最近はXの方で
顔出し、本名出しもとうとう…ね。笑
絶対に世の中に出ない、隠れたい
自分のことはリアルの知り合いや身内に
バレたら嫌だって思いがまだ強かったんです。
自営業に覚悟がなかったんだと思います。

結局は色々考えて自分で決めてるわけですが
きっかけには間違いなく、このアスリートが
関連していないと言えば嘘になります。
「miraくるさん、いつまでそうやって
後ろ向きに生きるつもりですか?」

って言葉で火が付いたのは正直ある。
フォーミュラーカイトをちゃんと世に
広めたい。そのために必要なことは…と
逆算して考えたら、やっぱり選手の想いを
汲む方向にはいきましたよね。

次回は、アスリートのスポンサー契約を成功させるポイントを更新します。

とりあえず、今日はここまで!
あくまでも、私が感じたイチ事業主の
感想に過ぎないかもしれません。
それでも、私は岩城選手のスポンサーをやって
良かったし、出会えて良かったと思っています。

何より、事業主人生が方向転換したこと。
これが、良いのか悪いのかは分かりません。
一つ言えるのは、正解にしていくしか
手を出した以上はないってことかな。

前までの私なら、「絶対に失敗しないし
したくないから、現状維持!」でしたが
それが、こんな思考になったのは
成長したのかなと我ながら思います。笑

スポンサー契約って夢ありますよね。
選手とのかかわり方一つで事業の方向転換や
加速にもなりますし…とは言っても、これは
どちらも歩み寄らないと実現しないので
第2章はそのことを書いていきます。▽▽▽


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