Mio

旅の恥は書き捨て ◇鬱病レポ ◇片側顔面痙攣レポ ◇チョコレート嚢胞レポ ◇わたしの…

Mio

旅の恥は書き捨て ◇鬱病レポ ◇片側顔面痙攣レポ ◇チョコレート嚢胞レポ ◇わたしの日常

マガジン

  • メンタルヘルス

    私の心の病の記録です。

  • Letters

    エッセイ書いてます。 Letters to me, and you.

  • チョコレート嚢胞の手術について

    2022年3月の健康診断で、チョコレート嚢胞とわかりました。 手術までの記録を残します。

  • 短歌はじめました

    短歌はじめました。たまに俳句も。

  • スイスジャーナル2020

    2020年9月末から3ヶ月のスイス滞在記です。はじめて住んでみたチューリッヒの街で見たもの、聞いたもの、食べた物の記録。

最近の記事

  • 固定された記事

わたしの履歴書

あえて自己紹介を書いてこなかった。noteヘッダーのプロフィールもこんなかんじで極めて簡素である。↓↓↓ 履歴書が大嫌いだからだ。そういった書式におさまりきれない自分がある、自分がいる。一言で言い表せない自分がいる。私が投稿していく作品を読んでもらって私を知ってもらいたい、あなたの読んだものが私だ、とばかりの心意気だ。私が20代まで役者を目指して頑張っていたことは、この自己顕示欲の強さから垣間見えるだろう。 デカいことをのたまったが、しかし私は直木賞作家でもインフルエンサ

    • 週休二日じゃ足りません

      2024年7月19日(金)会社が居心地悪くて息苦しい 日に日に無理みが増している。いいところは、前職までの在宅ワークとちがって永遠に仕事し続けちゃうとか、誰もWorkloadを管理してなくてがんがんタスクを積み上げられてしまうような環境ではないこと。長くいる人も定時にはサクッと帰っている。 悪いところは私自身の「異質な場所」アラートが鳴りやまないこと。文化が違いすぎてカルチャーショックと、このカルチャーに馴染むの嫌。。という感情がアレルギー反応を起こしてしまっている。

      • 毎日が日曜日は終わりました

        2024年7月10日(水) 自由度が減った。どちらかというと私の避けてきた世界観の環境に入り込んでしまった。 労働が楽しいわけがないのだ。わかってはいるけれど。 2024年7月11日(木) 独特のムラ社会。暗黙の了解による独特な共通のコミュニケーション方法によって、微妙に均衡を保っている女性のかたまり。もうこれは「割り切る」「自分のキャラを押し通してわかってもらう」戦法で乗り切るしかない。後者は徐々に出していくのがいい。最初からキャラ全開だと疎まれる。 空気を読みあ

        • 期間限定の「毎日が日曜日」

          2024年6月20日(木) 有給休暇に突入した。初日の今日は親友とキャッチアップした。エジプト料理が食べてみたくて、Twitter(もうTwitterではなくXなのは知ってるけどなんだか馴染まない)で紹介されてた水道橋のスフィンクスに行ってみた。写真から見たエジプト料理のイメージと実際は全くちがっていた。何事も体験に勝るものはないと、大げさだが思った。おめあてのモロヘイヤスープがなかったのは残念だった。いつかエジプトとモロッコに行きたい。スペインとポルトガルにも。 7月か

        • 固定された記事

        わたしの履歴書

        マガジン

        • メンタルヘルス
          21本
        • Letters
          67本
        • チョコレート嚢胞の手術について
          16本
        • 短歌はじめました
          24本
        • スイスジャーナル2020
          3本
        • 結婚しにスイスまで行って独身で帰国した話
          8本

        記事

          引き続き日記を書いていきたいと思います

          2024年6月11日(火) YouTuberの「~していきたいと思います」ってなんなんだろうね、あの言い方。YouTube独特のフレーズよな。 最終出社日まで残すところ今日を含めてあと7日。最終日はExit interviewしてパソコン返して終わり。 今日になってアホ上司が「対応はしてくれなくていいので、月末までパソコンだけ持っておいていただけませんか?」という爆弾発言をかましてきて、おちおち気を抜けないのだが(パソコンだけ持ってて対応しないでいいって意味わからんよ?

          引き続き日記を書いていきたいと思います

          日記再開

          2月3月と立て続けに大事な人を失って、日記とか書いてる場合じゃなかったので、だいぶブランクがあいてしまった。さんざんな2024年だ。2月はおばあちゃんを見送ったのだった。96歳だった。96歳なので、もういつお別れの日が来てもおかしくない。家族は皆覚悟はできていたのだが、詳細は書けないがおばあちゃんを取り巻く親戚同士の揉め事がこじれにこじれ、何度「おばあちゃんもう早く逝って!」とひそかに胸の内で叫んだだろう。去年から続いていたその長い長い闘いがやっと終わったともいえる。母も私も

          日記再開

          健康的で文化的な最低限度の生活

          2024年1月30日(火) 今日も今日とて下世話な日記を垂れ流していこうと思う。 今年は「時間を味方に」がモットーだ。年頭に立てたモットーなのだが1月も終わらないうちに挫折気味だ。時間を刻んでやるべきことをパシパシと進めていきたいのだが、最近また鬱が酷くて行動が遅い。頭の中ではやらなきゃやらなきゃと焦るのだが、身体に鉛を付けられているようなのだ。冬季鬱だろうか。 ひとまずそんな時は自分を責めずに、このモットーを忘れずにおくというだけでもよしとしよう。 2024年1月3

          健康的で文化的な最低限度の生活

          ふりかえらなければなかったことになる

          揺れる思い 若かった学生の頃、ああ今のこのいいバイブスを録音しておきたい、とか思ってた記憶がある。若い頃から私は気分が上下しやすかった。外的刺激にもろに反応してしまうタチだった。 「気持ちが揺らぎやすい」という表現があるが、厳密に言うと常に揺らいでいるのはこの世の現象のほうだ。この世の事象(自分をとりまく他人の感情、日常で起きる出来事の大小などなど)は常に揺れており、私の感受性はその揺れに敏感に反応する。事象に合わせて心のろうそくの灯は大きくなったり小さくなったり消えそう

          ふりかえらなければなかったことになる

          2023年をふりかえらない

          昨年末に書いていて投稿が間に合わなかった記事です。私みたいな、本来すごく恵まれている人間のちんけなエレジーなど、どうでも良くなるようなことばかりが世界中で起き続けていて、もうこんなnoteなんの意味があるのだろうという思いが絶えないのですが、書いたので一応投稿します。 2023年は、ふりかえりません。ふりかえりたくもないからです。 毎年恒例のように年末になるとその年を振り返る記事を書いてきたけれど、心の余裕があったんだなって思います(当時の私はそんなことないと言いそうだけ

          2023年をふりかえらない

          Middle Age Crisis_3

          相変わらず憂鬱な日々を過ごしている。 Middle Age Crisis_1を書いたときの壮絶な落ち込みよりは少し浮上したけれど、それは仕事がだんだん忙しくなったからというだけだ。忙しい間は、余計なことを考える時間を奪われる。 あの病的な落ち込みはやはり鬱の悪化だったと思う。ささいなことをきっかけに鬱の蓋をあけてのぞきこんでしまったら最後だ。 心療内科にはなんとなく行っていない。忙しいのもあるし、「勝手に薬やめちゃダメじゃないか」と言われるに決まってて気が重いし、前から

          Middle Age Crisis_3

          Middle Age Crisis_2

          辛さが止まらなくて、自分を慰める薬がわりにこれを書いている。心療内科に行かないとまずいかもしれない。涙が滲んでくるからいよいよまずい。 いっそ呼吸困難になるぐらいの号泣ができたら楽なのだけれど、私泣けないタチで。ふと心緩んだ時にじわっと涙が出る。決壊したら大号泣になりそうだ。泣くと怒られて育ったので、泣いてはいけないおまじないがかかっているみたいだ。それにもう大人だし、理由がないのに泣くのは難しい。それで、膿み出しができなくて朽ちていく精神を抱えて息をするのがとても辛い。

          Middle Age Crisis_2

          Middle Age Crisis

          最近これに悩まされている。底なし井戸に吸い込まれていくのを止められない。 最近じゃなくて本当はずっとで、いつからか覚えていないけれど、ただ臭いものに蓋をして、かりそめの、取ってつけたようなポジティブネスで覆い隠していただけで、その蓋を外的要因に強引にこじ開けられてしまってから、もうその場限りのガッツも前向きマインドも効力を失い、私は今、絶望という名の深い井戸に吸い込まれていっている。 外的要因とはこないだのロマンス詐欺だ。一週間騙されかけただけだが、あれがトリガーになって

          Middle Age Crisis

          詐欺師との一週間

          ロマンス詐欺に引っかかりそうになったので、貴重な体験の一つとして手短に記録しておきます。 9月最初の土曜日は、大阪から会いに来てくれた友達と10年ぶりに会って話も弾んで、私はちょっと高揚していた。銀座で美味しいイタリアンを食べて、それが本当に美味しくて、二次会で入った夜中のカフェも楽しくて、うきうきしていた。銀座の街が私のテンションをちょっと浮ついたものにしたかもしれない。 夜中のカフェでかかっていた曲がどうにも胸に刺さるけれどタイトルを思い出せないので家に帰ってからGo

          詐欺師との一週間

          70代の両親と暮らす_2

          エンディングノートを渡した話 両親と暮らすようになって3年が経つ。2020年5月まで住んでいた東京下町のボロアパートをコロナを理由に引き払って、実家に戻って来た。あれから3年。 両親にエンディングノートを渡した。かねてよりきょうだいで話し合って、両親の頭がまだしっかりしているうちに、銀行口座や保険のこと、大事なものの保管場所、介護はどうされたいかなどの希望などを書き残してもらうことに決めた。エンディングノートといっても我々が受け継ぐ資産はないので、彼らの日常の営みを引き

          70代の両親と暮らす_2

          廃人day

          久々に書くと思ったらこのタイトル(笑) 最後の記事から三か月も空いちゃった。誰かから依頼があるわけでもないのでマイペースに書くだけだが、書くことに限らず何事も、時間が空いてしまうと次のステップが高くなるね。どうやって書いてたっけ?みたいな。何を、どうやって?この躊躇が邪魔して遠ざかっちゃうのよね。 なにごとも続けることが大事だっていつも思うし、それが何事においても課題。 今日はお題も決めずにつらつらと気楽に書いてみようかな。今日土曜日は、「廃人day」と決めて本当に廃人

          廃人day

          モコ

          この4月に愛犬を亡くした。15歳だった。3か月の闘病、というか事故の怪我から3か月体調が安定せず、結局怪我が原因で身体をいためて天国に逝ってしまった。 15歳と高齢だったけれど食いしん坊で心は3歳で、甘えん坊でわがままで無邪気で、何度もごはんをねだるモコを見ながらあと3年は生きるねこりゃと家族は笑っていた。 年末に事故があってから体調は一進一退で、あんなに食いしん坊だったモコは内臓すべてが事故でめちゃめちゃになってしまったせいで何も食べられなくなって、顔の骨も浮き出るほど

          モコ