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廃人day

久々に書くと思ったらこのタイトル(笑)

最後の記事から三か月も空いちゃった。誰かから依頼があるわけでもないのでマイペースに書くだけだが、書くことに限らず何事も、時間が空いてしまうと次のステップが高くなるね。どうやって書いてたっけ?みたいな。何を、どうやって?この躊躇が邪魔して遠ざかっちゃうのよね。

なにごとも続けることが大事だっていつも思うし、それが何事においても課題。

今日はお題も決めずにつらつらと気楽に書いてみようかな。今日土曜日は、「廃人day」と決めて本当に廃人をやることにした。セルフ入院って言葉知ってます?休日を利用して入院を自宅でやるの。入院してるつもりで療養する。普段みたいに掃除やら家事やら勉強やらやら、、無限のTodoリストをこなすように、やらなきゃいけないことに奔走せず、ただ静かに布団で過ごす日。自分の身体と心を休める日にする。スマホからも離れたほうがいいらしいけど、私はパソコンやTwitterに没頭することで現実逃避してストレス解消するので、そこも制限はかけずにとにかく自堕落に過ごすことにした。なので入院というよりも「廃人」を許可する日にしようと決めた。

朝9時に自然に目が覚めて、ちょっとTwitterを見て、またおとずれた眠気に抗わずに二度寝をした(幸福!!!!!)。次に目が覚めたのが13時。

居間に行くと母が蕎麦を茹でてくれたからそれを食べて、しばらくしてまた布団に戻った。もうここで自分を罰したりはしないのが「廃人day」なのだ。クーラー代は廃人がただ部屋で寝ているだけのために上がり続けるわけだが、それもこみこみで「廃人day」なのだ。そこは考えなくていい。

ところで今朝9時に自然に目が覚めたときに、直前まで見ていた夢がダニーロの夢だった。とてもリアルな夢で、目が覚めてぼんやりした頭のままメモを残した。

ダニーロ

夢のメモより。

「ダニーロの夢を見た。めちゃくちゃリアルだった。なぜかダニーロと同じ空間にいる。休日。私は一人、どこかにでかけようとしゃれこんでいる。そこにダニーロが来たので、ダニーロはきっと私に一緒にでかけようと声をかけてくるはずと思っていたのに、私に全く見向きもせず、ダニーロもしゃれこんで男友達と連れ立ってどこかにでかけようとしている(ここで「ダニーロらしいわ」と私は夢の中で呆れ笑いをしたのを覚えている)。
無視されたことに腹を立ててダニーロに詰め寄ると「これからブランチに行くんだ」と言うのでとっさに「じゃあ私も一緒に行く!」とムキになってしまう私。ダニーロが「いつもどんなときも一緒にいてくれる(人じゃなきゃだめだ、でもないし、一緒にいてくれないじゃん!でもないがそのニュアンス)」と言ってエスカレーターを下って男友達とでかけてしまう。ふと思い立ち、ハイヒールを履いてダニーロを追いかけていくことにした」

ダニーロがエスカレーターを下って行ったのに間違って上がってしまって、間違いに気づき下っていったところで目が覚めた。

夢って、セリフがはっきりしているときと、伝えたいニュアンスだけ伝わってきて、理解はできるけれどセリフとしてなんと発したか不明瞭な時ない(そして後者のほうが多い)?この夢のダニーロのセリフがそれで、ダニーロのいわんとしていることは伝わって来たんだけど、セリフとして起こそうとすると文字で書けなかった。

でもダニーロが怒る時に言いそうな「だっておめぇ、いつも俺と一緒にいれないんだろ?」と言ったニュアンスだった。

しらんけど、たぶん霊視とかできる人ってこんな感じなのかなって思った。はっきりセリフとして一言一言とらえることはできなくても、情報がニュアンスとして入ってくるというか。

話はそれたけれど、夢の中のダニーロや、ダニーロが言った言葉がすごくダニーロらしくてリアルだった。

結婚まで考えてたダニーロと別れたことは私の中でまだ消化できていない。他人は呆れるかもしれないけれど、このnoteにいくつもいくつもダニーロとのことを、自己解決するために記事にしたけれど、まだ心の解決には至っていなくて、自分でもしつこいな、と呆れるけれど、でも正式に別れるとなってからまだ一年経っていないんだよなと思ったりもする。心の納得に何年かかるかなんて、遅いとか早いとか、誰が決めることでもないよね。

近所のスーパーに行くと胸がずきんとする。ちょうど一年前、ダニーロが「夏休みあるんだろ?イタリア来いよ」と言ったので、スーパーでイタリアに持っていくお土産を買った日が鮮明に思い出される。親戚の子供たちへのばらまきの、プリキュアとかドラえもんとかのグミが好評だった。仲良しだった子供がいくつもねだってきたのが可愛かった。

スーパーから「チューペットとか買ってく?」とメッセージしたら「そんな雑魚なもんいらねぇ」と言われたこと。

結婚

ダニーロは絶対そうは思っていないけど(そのすれ違いが原因で関係が断絶したので)、ダニーロと別れてなお、私は別に結婚が欲しいんじゃなくて人生のパートナーが欲しいんだと改めて思う。昔は憧れたけど、今は結婚式も望まない。ウェディングドレスは一度は着てみたいな。ウェディングフォトが撮れればそれでいい。

すれ違いというのは、ダニーロは私が結婚にこだわるのはビザ目的だと思っていて、私もビザ(滞在許可)のためには結婚が必要だからそこは間違ってないんだけど、つまりダニーロは愛がなくてビザ目的で結婚を迫ってると勘違いしだしたのだ(最悪)。

「結婚にこだわっちゃいないけど私が海外に滞在するにはあんたと結婚しなきゃどーしょーもねぇんだよ」という説明を何度も何度もしたけれど、熱弁すればするほどダニーロの気持ちが離れていくのは辛かった。結局ダニーロも、現地で仕事を見つけるまでの私を養っていく自信も気持ちもなかったようで、結婚、結婚とうるさく迫る私を「ビザ目的で結婚という言葉を使わないで欲しい」と拒否したのだった。

パートナーというものがいなくなって一年(ダニーロとの遠距離期間を含めると四年にもなる)。つくづく、話が通じて、この世を戦っていく上で私の味方でいてくれる人がそばにいてくれたらいい。その思いが強い。

皮肉なもので、結婚という形にこんなにこだわらない女が、結婚にこだわったことで離縁になってしまった。自分の腕で食っていける専門職のようなものが私にあれば、あんなに懇願しなくてよかったのに。悲しいし惨めだ。

自分を可哀想と思い始めると前に進めないので、他力の発想は極力排除しようと思ってはいるけれど、こんなに望んでいる私の夢がなかなか叶わないのは(理解あるパートナーを得ること、海外で暮らすこと)神様なかなか意地悪だね、とどうしても思ってしまう。私の男を見る目がなかっただけと言われてしまえばその通りだけれど。

大山さん

大山さんは前の会社で仲の良かった人なんだけど、深い話をしたのは私が会社を辞めてからだった。先日、大山さんも会社を辞めることに決めたという報告をくれて、その流れで会うことになった。7月はじめの土砂降りの土曜日、代官山だった。イタリアンで食事をした。大山さんがずっと、正社員だとしてもそんなのは関係なく、自分の仕事に誇りが持てないことを長いこと悩んでいたことを話してくれた。一緒に働いているときもチラッとそんな話をしてくれたことがあった。私は派遣社員だったけれど仕事がおもしろくて仕方がなかったので、私はここに残るから大山さんの正社員のポジションを私にくれたらいいのに、なんて思いながら話を聞いていたことを思い出す。

大山さんは仕事にやりがいを見いだせず苦しんでいて、夫に辞める相談をしたらすんなりと承諾してくれたと。俺がお前を食わせていくから、心配するなと言ってくれて、退職に踏み切れたのだと。

大山さんはそうは言わなくても大山さんが夫のことを大好きなことは手に取るように伝わって来た。プライベートを隠すタイプの人に見えたのに、私に気を許してくれたのか、スマホのカメラロールから夫との旅行の写真や、おもしろ写真をたくさん見せてくれて胸が苦しくなった。なんで私にはパートナーがいないんだろうか?私、一緒にいたら尽くすタイプだし、私と一緒にいたら楽しいはずなのにな。彼女の夫の写真を褒めながら、心の闇に足をすくわれそうで困った。私の心にある闇。

大山さんがやりがいのない仕事を続けることで抱えていた長い悩みから抜けることができたことは喜ばしいことだけれど、就労しようと思えばビザもなく就労できる立場なのに、私が喉から手が出るほどに欲しかった言葉をさらりとパートナーに言ってもらえる大山さん。しかも正社員のチケットを手放してまで。私が切望しても手に入らなかったものを、当たり前のように語る彼女を見て、私はつくづく持たざる者なのだと感じてしまった。

私の個人的な事情を大山さんの事情に重ねても、意味ないね。
そう、他人は他人だよね。それを忘れるから辛くなる。

土曜日

廃人day。昼飯の蕎麦のあと夜の7時くらいまでぐっすりと眠った。
土曜日はウェブデザインのスクールに通っているのだが、今日はそれをキャンセルしての廃人dayだった。通っているといっても、本当にただ通ってるだけで何も身についてはいない。

そもそも去年オンラインスクールに申し込んだのだけれど、ダニーロとの別れとか卵巣摘出手術とか色々ありすぎて何も身に付かず。

オンラインスクールの生徒は自習室に通える特権があって、土曜日の夕方は講師が自習室にいるので毎週通っている。去年オンラインスクールで学びきれなかったところを講師に聞いて補強しようと思って。

しかし平日の忙しさを理由にウェブデザインの勉強は全く進んでおらず、講師も最初は私によくしてくれたが最近はあまりに私が伸びないのでブチギレてくるようになった。伸びるもなにも、毎週土曜日にパソコンを抱えて自習室の席に着くだけで精一杯の私が伸びるわけもないのだが。

今日も暑そうだし、今週も忙しくて勉強する時間なかったし、また先生に怒られることは目に見えてたので休むことにした。来月いっぱいは仕事が超多忙になることが目に見えているし、災害級の酷暑を理由に一か月お休みすることにした(私は根が怠け者なのよ)。

Todoリストから離れて予定のない土曜日を過ごして少し元気が戻って来た。自分に戻る時間って誰にとっても必要だ。また廃人dayやろうと思う。たまにやるから幸福感も増すというもんで、でもたまにはとことん廃人になるの、おすすめ。こうして久々にnoteも書けたしね。

ウェブデザインの当面の目標は、ウェブサイトを1本作れるようになること。そして今年後半は脱ペーパードライバー。教習所に通います。少しずつやっていこう。自分に厳しくしすぎたら、また廃人dayやろう。



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