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沖縄の少年のコメントから平和について学ぶ。


2024年3月27日(水)

やたら自転車で走った日だった。
今の自転車はちょうど5年程乗ってきたらしい。
いつ買ったか自分では覚えていなくても、Amazonで買ったからAmazonの購入履歴が覚えてくれている。
何度体験しても思うけど、脳の機能を外注する奇妙な世の中だ。

1日平均5km乗ってきたとして、9000kmぐらいみたい。
日本を海沿いに一周したら12000kmぐらいらしいから、まだちょっと足りないな。
実際にはもっと乗ってそうな気もするけど。

色々修理しながら乗ってきた。
自分で修理するぐらい大事にしてるけど、そこそこ修理が必要になる程度には雑にしてきたから、なんだかよく分からない乗り方だった気もしている。
もっと大事にしてあげれば良かったか。
でもこれぐらい雑な方が仲良く出来て良いか。

そろそろ限界を感じてきている。
修理は出来るけど、かかる費用を考えたら買い直した方が良いかなぁ、と。
新しい子が欲しい・・・。

朝はいつもNHKのニュースを見ている。
気になった話題を。

3月26日は沖縄戦の開戦日で、現地での式典の様子をやっていた。
コメントを求められた小学生の男の子が「戦争みたいなのが少なくなれば良い」と言っていた。
深い言葉だなと思った。
彼の真意は分からないけど、つい深読みしてしまう。
安直に言うと「戦争がなくなれば良い」と紋切り型の表現になってしまいそうな所を「戦争"みたいなもの"が"少なくなれば"良い」、と。

世の中、悲惨なのは戦争だけではない。
ロシアのウクライナ侵攻以来、最近は戦争と呼ばず「(特別)軍事作戦」と呼ぶのが流行っていると、研究者の人から聞いた。
ガザ侵攻も軍事作戦と呼ばれている。
「戦争」より、「戦争みたいなもの」の悲惨さが世界を覆っているのが今なんだろう。

そして、もちろん「なくなる」ことが理想ではあるけれども、「少なくなる」のはずっと現実的で、今ここから地続きの未来に思える。
「なくなる」ことはその先にある。

「戦争がなくなる」ことより「戦争みたいなものが少なくなる」ことの方がずっと、自分との距離が近くて、今の自分にも何か出来そうな気がするなぁ。
平和を自分ごととして感じられる。
あの少年も、そんな風に感じて、平和な沖縄や世界の未来を思い描いているんだろうか。

高校野球は3回戦の残り4試合。
アツかったなぁ。
広陵があんな形で負けるとは・・・。
大阪桐蔭と報徳は盤石の強さ。
準々決勝での対決は今大会一番アツい試合になりそうだ。
いよいよベスト8、準々決勝だ。
ここから決勝までは一気に進んでいく。
楽しみだ。

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