「嫌われる勇気」を読み返している
この本はかなり売れた。
なんとなく、「売れている」から買った。
でも最近は買ったことを後悔している。
この本で言われていることが
ある種の「正しい」ことであるなんていうことは百も承知だ。
私はこの本で描かれているような人間には程遠くて
自分がこの本に書かれているような「アドラーの心理学」を
簡単に受け入れられないことは
自分が未熟であると実感する理由のうちの1つであると思っている。
なんとなく、どこかで綺麗事のような気がしてしまうのだ。
読んだ人にはわかると思うけれど
(というか大学生が大学生のうちに読んだ方が良い本の1冊はこの本だと個人的には思っている。)
確かに言っていることは間違ってないし、理論的であるのに
あまりに極端すぎて
今の自分の考え方と違いすぎて
受け入れたくないような感じがしてしまうのだ。
なんだか少し、腹立たしいのだ。
人間誰しもこういう生き方ができたら、
こういう心の持ちようでいられたら、
そりゃあ今よりずっと楽に生きられるかもしれない。
けれど人はこの本の内容(アドラーの心理学)を
そう簡単に受け入れられるほど誰しも強くないのだ。
そりゃあ言ってることは正しいけど、理想と現実は違うでしょ....。
と考える私は、まだまだ未熟なのだろうか。
この本の感想については、また時間のある時にゆっくり書こうと思う。
昨日、祖母が亡くなった。87年間生きていてくれて、ありがとう。