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WILLFESTIVAL 感想 #2 -教育-

今日からはアーカイブ配信を見た感想を書いていく。

私が個人的にとても好きな(ファンな)ワンキャリアの北野さんが出ている「次世代教育」編は、まさに待ち望んでいたこと限りなし。


「選挙」という、社会の未来を考えるタイミングで、政党や政治家の議論をするのではなく、社会の課題に対して「わたしたちには何ができるのか?」ということを、オープンに語り合いたい。未来に意志を持って「変えていきたい」と思える場にしたいと思っています。

という趣旨で開催されているわけだから、社会人の方だけではなくて若者(大学生とか)も視聴してみるべきイベントだなぁと個人的には思っている。





・教育にかけられるお金の少なさ、OECD諸国の中で最下位という「事実」
・今まで低投資で回ってきている、国民の勤勉性によるもの?
 刷新するには金がかかる。

・新しいリテラシー教育が必要、機械を使い倒すためにも

北野さん
・GAFAに勝つのではなく、GAFA(テック)を使いこなせる側の先生を増やしていく、ソフトウェアを使いこなせる人が生き残る。
知らないから人は否定してしまう。
・オルタナティブな教科書作り(マイノリティ・未来思考・テックデータ)
今は特殊な教育を受けるためには相当特殊な道、費用、偶発的出会いが必要
だから既存の教育システムに加えてオルタナティブ多くの人に提供はしたい
ただ教科書を作れる人がいない、オルタナティブな教育を受けた人の出口もない

安宅さん
・校則を撤廃したい、民法しかいらないと思っている。迷惑をかけていなければ良い。言われたことをそのままやる能力より、臨機応変に対応する能力が必要。
得意なものが1つ持てると良い。自分で判断できない人が増えてきてしまっている。

・完全なジェンダー公正(ジェンダーパリティ)を実現する。そもそも男性/女性を選択させる制度をやめるべき。多様性は口だけ(?)東大の女性比率はむしろ下がっている。
1男、2女をまず廃止すべき。有名大学が声を上げろ。
そしてジェンダーパリティ、コストかからないよ、とのこと。

・面白い学生の共通点はない、共通点を探そうって発想が間違い。共通点がないから面白い。生き延びれそうな匂いがしたら面白い。

・先生が教えるという発想は捨て、才能に水をやる。
先生の仕事は花に水をやること。花を枯らさないこと。(水をやりすぎても枯れるし、全くやらないとそれはそれで枯れる。)
生命力を与えることはできないけれど、急に大きくさせることはできないけれど、それの邪魔をしないことはできる。


北野さん
・自分らしくいるだけではダメ、何かしら1つ強みがないとダメ。平均点を取れる人より、何かがどんと伸びている人の方が強い。強みを見つけ、伸ばしている人(尖っている人)が強い。
本当に強みを尖らせれば、どんな強みでも必ず仕事になる。






思ったより教育の話という割には難しい話だったように思うし、ヒントをもらえた!と感じることができるくらいまでに言葉を噛み砕くことができていないかもしれない。

ただ、「先生の仕事は話に水をやること」というのは納得がいったし、「先生が生徒のためにと行動したことが、むしろ邪魔になるのかもしれない」ということも十分に分かったし、何より結局学校外でいかに学びの機会を取り入れるか....という問題な気もしてきたし、
受験のために塾に行くよりも もっと社会を知るために他に勉強するべきことがあるんじゃない?と思ってしまった。

あと最近こういうお話を聞くたびに思うのは、高校時代までの私はあまりにも世の中に対して無知すぎたし、就活を始めるまで社会に対して持っている視野があまりにも狭すぎた。
それは機会がなかったという理由だけではなくて、自分が行動してこなかったという残念な理由も背景にあるのだろうな。

あれ、BtoB企業と出会うきっかけって、なんで就活を始めるまでないんだっけ(?)
とか些細な疑問からキャリア教育を変えていけるかもしれない....と思っている。



話が逸れた。
「何か秀でた強みが1つないと....」という話は心にグサッと刺さった。自分の強みがパッと思いつかないタイプの人間なんだよね....。
就活とかで話している自己PRって、確かに強みの1つではあるけど「誰にも負けないものか」と言われると全くそんなことはないよなぁ。
尖った何か(強み)って自然と滲み出てくるものではなく、今後ある程度何か1つ見出して磨いていかなければならないものなのだろうか。

案外弱みばっかり見えて気がちで、就活でもそれを否応なしに口に出す機会が訪れるんだけどなぁ。。

でも子供には(例えば学校で教育をしていく中では)、強みを見出すことを押しつけるというよりかは 子供たちがどんどん生き延びれる面白い人間になっていくことに対して邪魔をせずに、強みを伸ばすためのチャンスを作ってあげるべきだったりするのかもしれないなぁ。
というか他者の強みに気づけるのって、そういうことが得意な人って、ある意味それも才能だし強みだよね。




2000文字超えたから終わりにする。