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生活の見直し 時間編
生活の見直しをする理由 勤続年数8年、稼げればいいやと必要最低限の時間を仕事にあててきたはいいものの、「今後どう生きたらいいか」という迷いにぶちあたった。長期休暇をもらったことで自分の生活に欠かせないものが見えてきたので、時間・お金・趣味の視点に分けて今の生活の分析と、これからの生活の指標を決めていきたいと思う。
備忘録にするため、ほとんどの項目に経緯を記録する。
時間に関わる生活習慣につ
読書感想文 風に舞い上がるビニールシート
不器用であったり、自分の譲れないものと社会や他人との折り合いがつかない人たちが変わっていかないようで変わっていく、おさまる場所でおさまっていく6つの物語が並んだ短編集。
職種も年代も置かれた環境も様々だった。仏像を直す仕事をする人や仕事をしながら大学に通う人、難民を支援する機関で働く人、結婚してる人、していない人、、聞き慣れない言葉、事柄も多くあったけどその説明も上手く纏められていて物語に入り込
closing down
降りしきる雪が窓を叩いた。外は豪雪だ。
古びたホテルのロビーは静まり返っていて、今夜は全室空き部屋のまま明日を迎えるだろう。フロントに立ちながら、数冊の週刊誌を順番に眺めている。
芸能人の熱愛スクープ、最新詐欺手口、某ホテル支配人が謎の不審死、、、違う、これも違う、とページをめくる。あの記者の名刺を受け取っておけばよかった、と首を垂れた。
死人に会える、なんて噂が口伝えに伝わってオカルト界隈で
読書感想文 死にがいを求めて生きてるの
植物状態の青年とその幼馴染について、関係性や植物状態になる経緯を二人に関わる人物の視点で書かれたお話。
螺旋プロジェクトの一冊で、螺旋プロジェクトは複数の作家が異なる年代で二つの種族の対立を描いている。
植物状態の青年に関わった人の話では、対立する二つの種族について書かれていて、幼馴染に関わった人の話では幼馴染がどういう人か見えてくる。読んでいくと幼馴染が青年と対立する種族にそれぞれ属しているこ
読書感想文 自由研究には向かない殺人
高校生の少女が自由研究の課題として自分の住む町で起きた失踪事件を調べている。失踪したのは17歳の少女で、その少女の交際相手が彼女を殺して自殺をしたとされていた。
自由研究の課題として取り上げたのは、少女の交際相手を知っていて人を殺すような【悪い人】だと主人公には思えなかったから。主人公は自殺したとされた交際相手の弟とコンタクトを取ると、兄の無罪を信じていた彼も捜査に加わった。
関係者の聞き込みか
ディスプレイに並んだ小窓
真っ黒なディスプレイから繋がる世界
たくさんの小窓を持った緻密な機械
一つ目の小窓から見える人たちは足早で
限られた時間を愛する人を語るために使う
二つ目の小窓から見える人たちは
節操ないけど愛し方に情熱をかけて語り合う
三つ目の小窓から見える人たちは煌びやかで
横文字の読解能力高くて分析上手
四つ目の小窓から見える景色は不思議
でもシャッターを切った時の気持ちが知りたい
五つ目の小窓は変幻自在
青いアイコンの小さな世界
恥を忍んで泳ぎましょう
嘘ばかりの海色を映した空の上
僅かな酸素を食えないままに
さぞかし滑稽な息継ぎでしょう
君は僕の手を払いのけては泳ぎ去り
息を止めて昨日の雷雲に手を伸ばす
出戻り梅雨におかえり、と
夏の風物詩に初めまして、と
鎮まらない魂にお悔やみを、
無様なバタ足を海底から嘲笑う僕
だから今夜もワンマンショー
君を見張って尻もちついても
大衆は往来 座り込んだら往生
どうしても ここ