14.崩壊していくメンタル

2021年2月9日 07:21

外見もダメ、愛想もない、口べた。そんな私が「実力」で勝負をしようと必死で頑張っていた仕事。

少々の嫌がらせには耐えられるようになり、一部の方に信頼・信用していただくようになってきたが、ほんのわずか。

どれだけ頑張っても、女性は「外見」と「口のうまさ」

どこで仕事をしても長く続かないと思うようになっていた私は、次の会社を探すのがルーテイーンになっていた。

だからといって、辞めることを前提にいい加減な仕事はしていない。

同じ会社で働き続けたいというのが本音だから。

当時、転職をするには、「資格」と「四年生大学卒業資格」が必要な時代でもあった。

事務職に必要だと思う資格を取得し、級もなるべく上位の級の取得のため勉強した。

複数の資格を並行して勉強していたこともあった。

それと並行して、３年次編入して四年生大学の資格を取得した。

コミュニケーションの必要性を理解した私は毎日必死でコミュニケーションをとろうとしていたが上手く行かず、どんどん気持ちが荒んでいく。

次第に私は人との交流を極力避け、必要最低限の会話しかせず、黙々と仕事をこなしていく日々。

両親の前では、毅然とした態度で何もなかったような振る舞い。

そのギャップが余計に自分を追い込んでいく。

どんどん自分の殻に閉じ籠り、ずっと頭の中に霧が立ち込めたような感じになっていった。

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