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さぁ、生き切ってくれ。基盤は私たちが整える。
「年をとるのもね、趣味の仲間が増えて案外悪いものじゃないです。」
入職してすぐの私に、年を取ることの楽しさを教えてくれたのが梅原さんだった。
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公務員として長らく働かれていた梅原さんは、人のために働くことを惜しまない人だった。
「こんなことしかできないけれど…」とシルバーカーの台の上におしぼりを乗せ、食事のたびにみんなにおしぼりを配って回っていた。
認知面が衰えてきてからも、テレビで露出
あなたならなれるわよ、あれに。
2021年1月1日。元旦から私は働いていた。
朝ご飯の前に、ある方の靴下を履くお手伝いをしていた時に、私はささいなミスをしてその方に謝った。
すると、その方は、
「あなた気を遣いすぎじゃないかと思うの。私なら無理よ、そんなの。
大丈夫よ。あなたならなれるわよ・・・あれに。」
と言った。
あれってなんですか?と聞いてみたけれど、
「あれは・・・・・あれよ。なんだったかしら・・・」
と。
誰かのことが羨ましくなっちゃったときに、自分を楽にしてくれるたった一つの言葉。
生きてると、羨ましくなっちゃいますよね、人のこと。
「あの子はいっつも丁寧な暮らししてるな~」とか、
「学生時代の友達と今もこんなに付き合いあるんだ!」とか、
「〇〇さん、新しい仕事任されたんだ!すごいなぁ…」とか。
ヘッダーみたいな写真を見かけたら、結婚したの!!!!マジで!?!?って思うし。
羨ましいと思っても自分は何も変わらない。
分かってる、分かってるけど、それでも羨ましくなっちゃう
やっぱり、カイゴって3Kじゃないの?~みんなが知らないカイゴの世界②~
こんばんは!カイゴの仕事をしているオノデラです。
今回のテーマは、
やっぱり、カイゴって3Kじゃないの?
「きつい・汚い・危険」の頭文字をとったものである3K。
実際に介護の仕事をしているオノデラが、介護の3K問題についてどう思うかについて書いていきます!
3Kのうち2Kはあてはまる部分はあるもし今、友達に「介護って3Kじゃない?」と聞かれたら、
確かに、きついと汚いはあてはまる部分はあ
【カイゴノート1周年!】介護についてnoteを書いた一年を振り返ってみた。
カイゴノートを書き始めて、気づいたら1年がたっていました。
書いた記事は、14本。
平均して1か月に1本のペースで書いたことになります。
節目のタイミングに、自分が考えてきたことを振り返ってみようと思います。
介護の魅力を言語化したい!から始まったそもそものきっかけは、友達から「何で介護なんてやってるの?」と聞かれたこと。
この質問をしてもらったことがきっかけで、自分は介護について全然言葉に
介護をしていたら、最期まで幸せそうに生きる人の共通点が見えてきた。
人生の最期を、どんな風に迎えたいですか?
私はできれば、陽の当たる部屋で、数人の自分が大切にしてきた人に見守られながら最期を迎えたいと思っています。
介護の仕事をするまでは、それは自分が望めば叶えられることだと思っていました。
でも、理想の亡くなり方を叶えるのは本当に難しいことです。
その時の家族の生活の状況や、自分の容体が悪くなるスピード、どのような体の状態で亡くなるかなど、自分と周囲のい