6つのメガネの交換日記 7通目 ～真似し合い、自然にそこへ～
年齢も仕事も性格もバラバラ。
大人6人による「6つのメガネの交換日記」、7通目です。
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5人のメガネたちへ
こんにちは。この日記も無事に2周目を迎えましたね。祝！！
そして、前回私が何気なく投げかけた「2021年、どうする？」にお答えいただきありがとう。それぞれの宣言を楽しく読んでいる間に、いつの間にか2月を迎えました。
それぞれがどんな気持ちでこの1年への思いを書いていたのだろうと、私の心の中にいろんな想像が膨らんでいます。楽しんで書き連ねた人もいれば、どれだけの人に読まれるのだろう…とビクビクしたり、言葉にすること自体に躊躇したりした人もいたのかな？
でも（ZOOM会でも、そして改めて交換日記でもまゆみさんが言ってくれたけれど)、それぞれの迷いや思いを乗り越えて「言葉にする」っていうことは、想像以上に意味のある大きな一歩なんだと思う。
・・・と思っていたら、私たちの師（！）である一田憲子さんが手掛けた「暮らしのおへそ vol.31」の中で、勝間和代さんもこんなことをお話されていました。
『サイコ・サイバネティクス』という考え方なんですが、人間は目標を設定したら、自然にそこへ向かっていくんです。目標を設定するだけで願いは叶う。ただ、みんな設定をしないんですよね。
自然にそこへ！人の意識の力って、すごいと思わない！？
それからね、先日読んだ植松努さんの「好奇心を“天職”に変える空想教室」にもこんな言葉が。
こんな風に、やりたいことは「やったことがある人」と仲良くなれば、あっさり実現に近づくことができます。やりたいことがあれば、「やったことがある人」を探すのが一番の近道です。
だから、自分の夢はどんどん拡散すればいい。出会う人出会う人にどんどんしゃべればいい。
（中略）
まずは全力で自分の人脈の限りを尽くして、それを「やったことがある人」を見つけて仲良くなってください。
6人ともこの場でそれぞれの思いを込めて全世界（！）に宣言してしまったわけで、それがもう大きな一歩になっているはず。
少し前の私なら、勝間さんの考え方も、植松さんの言葉も、「なるほど～」とは思っても、正直眉唾ものに感じたり、私とは別の世界との話と思っていた気がします。
でも、実は私自身が前回宣言した「私の「目線」や「心の動き」が加わった温度感のある文章をもっと書いてみたい、そしてそれによって読み手のワクワクが増えるような仕事をしたい」という目標。実は、この1ヵ月でそのあたり新たな進展がありまして。（そのあたりは、また改めてご報告させてね。）
臆病者で慎重派の私にさえ、『サイコ・サイバネティクス』×『自分発信での拡散』の力が確実に働いているとしか思えない・・・。
そう考えると、勝間さんや植松さんのように、「その経験を自分自身で味わい、糧にしている人」の発言には、確実にヒントが秘められているなぁ、と、知らぬ間にどこか心のシャッターを下ろしていた自分を反省しました。
お二人の言葉が、みんなの背中をもっともっと押してくれますように。そうして、みんなのなりたい姿へと、もっともっと近づけますように。
なんで夢を語り合えるんだろう？
それにしても、この場ではどうしてこんなに熱く素直に「夢」を語りたくなるんだろう。
・・・なんだか青臭くて恥ずかしい！！！ごめん！！！笑
（いや、私が熱いだけ？？？）
近所には仲良しのママ友もいるし、古くからの友人だっているけれど、こんなにまっすぐ「私はこれに興味がある」「こんなことしたいんだよね」って、なかなか言えない気がします。
少し考えてみたんだけれど、メガネたちは「ライター塾」という場で「書く」ということを通じて出会った人たち。一田さんへのベクトルはもちろん共通しているけれど、また違った根底で何かを「表現」したい、そうして未来を少し変えてみたいという気持ちで通じ合えるという前提があるのかな。
それに加えて、先ほど紹介した植松さんの本の中に、こんな一節が。
僕の工場には、よく子どもたちが遊びにきます。
彼らもたいていロケットが好きです。
だから一緒にロケットを作ってもらいます。
ただ、作り方は教えません。
わからなければ、自分で調べればいいからね。
まわりのやり方を見て、真似をすればいいからね。
自分がわかったことは、みんなに教えてあげてね。
そうすれば”わからないこと”なんて、あっという間になくなるから。
そう伝えると、みんなちゃんと自分たちの手でロケットを完成させます。
・・・これだ！！！
メガネ同士のつながりには、これが自然にあると思ったの。
わからなくて模索している人を素直に応援できて、
分からないことがあれば素直に相談できて、
真似したくなる相手がいて、
持っているものを惜しみなく伝えあえる。
それがあるから、自分の「やりたい」を素直に話せるし、
6人の表現の仕方や方法の違いが大きい分補い合えるんだな、って。
こういう出会いって、なかなか狙って生まれないもの。
これもまた、数カ月前にたとえぼんやりとてもそれぞれが描いていた青写真が『サイコ・サイバネティクス』で導かれて、ライター塾という場で重なり合ったものなのかもしれない、なーんて思ったのでした。
そんなわけで、これからもみんなの「うまくいった話」や「失敗しちゃった話」、「オススメの本」や、「心動かされたモノ」についてどんどん聞かせてね。
そうして、また、真似や相談をしあいましょう。
そんな積み重ねによって、またこの日記が巡ってくるころには新たな変化が生まれている・・・というような素敵なサイクルを、自分たちの力で生み出せるんじゃないかな、なんて思っています。
2021.02.02 みほ
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