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1泊2日、子連れで密を避けながらリゾナーレ八ヶ岳を楽しむ方法

子どもが生まれて、大きく変わったことのひとつに「旅」があります。

夫婦2人だったころは、美味しいごはんをゆっくり食べて、温泉にのんびりつかって、景色をぼーっと眺めて……みたいな感じで、特別なイベントがなくとも、いつもと違う場所へ行くだけで十分気晴らしになりました。

でも、育ててみてわかったのですが、10歳くらいまでの子どもはとにかく、常に動いていたい生き物なのです。

「コース料理が出てくる間、お行儀よく座っている」とか、

「泳いだり叫んだり滑って転んで泣いたりしないで、しっぽりと温泉に浸かる」とか、

「手つかずの自然を眺めながらしみじみとお茶を飲む」みたいなことは、少なくともわが家の活発な男の子たち(9歳と4歳)には絶対に無理。

大人に合わせた旅行プランを立てると、静かなレストランや温泉の脱衣場やお洒落なカフェで、「静かにして」と100万回くらい叫びながら、子どもを追いかけて走り回ることになります。

子どもの「動き回りたい」欲と、大人の「のんびりしたい」欲を両方満たす旅ができないかと試行錯誤した結果、わが家は数年前から「リゾナーレ八ヶ岳」に行くようになりました。

子どもには「温水プール」と「森のアスレチック」、

大人には「美味しい料理」と「ワイン」と「ブックカフェ」があり、

どんな年齢構成で出かけても、全員が楽しめるのではないでしょうか。

できれば3~4日滞在してゆっくりしたいところですが、休みを取るのも大変だし、旅費もかさみます。これからの時期は感染症も気になるし。

何度か通っているうちに、1泊2日、子連れでリゾナーレ八ヶ岳を楽しむ方法が少しずつわかってきたので、備忘録を兼ねて書き記しておきたいと思います。

これから出かける皆さんのお役に立てればうれしいです。

プールは宿泊日の10時から入れる

チェックインは15時ですが、温水プール「イルマーレ」は宿泊日の朝10時から利用できます。

波のプールや小さいスライダーなど、子どもが飽きずに遊べる工夫が満載のプールなので、1泊2日なら、チェックイン前から入るのがおすすめです。

出発日も、チェックアウト後18時まで遊べるので、わが家はいつも、夕方までプールで遊んで帰ることにしています。

(2020年11月現在、浮き輪のレンタルは休止しています。その代わり、ボールやライフジャケット、ビート板を貸し出してくれます)

「ワインの学校」が楽しい

リゾナーレ八ヶ岳は「ワインリゾート」をコンセプトにしていて、宿泊者が誰でも無料で参加できる「ワインの学校」が1日2回ほど開催されています。

私が宿泊した時は、15:30と16:30スタートでした。

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八ヶ岳のワインについて教えてもらいながら、地元の美味しいワインを試飲できるので、毎回楽しみにしているイベントです。

夕食はレストラン一択ではない

ホテルには「オットセッテ」というメインダイニングと「ワイワイグリル」というファミリー向けのバイキングレストランがあります。

もちろん、そこで夕食をとってもいいのですが、ホテルの敷地内に「ピーマン通り」というレストランやお土産屋さんが並ぶ通りがあり、食事はそれらのお店で食べたり、テイクアウトすることも可能です。

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わが家は、予約時には夕食をつけないことが多いです。

最近は「密」も気になるので、現地到着後にピーマン通りを歩いて、気になるお店で夕食のテイクアウトを予約し、ワインショップでワインを買っておきます。

(閉店時間が早めの店も多いので、注意!)

部屋にダイニングテーブルがあり、食器やグラスもフロントで借りられるので、時間を気にせず好きなものが食べられるこの方法はおすすめです。

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ブックカフェで読み聞かせ♪

敷地内には、お洒落なブックカフェもあります。

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(2020年11月現在、ワインの試飲はできますが、カフェの営業は休止しています)

店内に並ぶ本は購入もできますが、座ってゆっくり読むことも可能です。

絵本のラインナップも充実しているので、私は夕食後、「絵本読みに行こう」と子どもたちを連れて行って、読み聞かせをすることも多いです。

新しい本との出会いを楽しめる、大好きな空間です。

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朝の森林散歩は無料

季節によっては、朝7時50分から、ホテル周辺の森を案内してくれるツアーがあります。

宿泊者なら誰でも無料で参加でき、森に棲んでいる動物たちの痕跡を探したり、森の豆知識を教えてもらったりと、充実したひとときを過ごせました。

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このほかにも、「森の空中散歩(アスレチック)」やスキー(冬のみ)、工作など、さまざまな有料アクティビティがあるので、事前に計画を立てて予約しておくと、有意義な時間を過ごせると思います。

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朝食は、昼食に振り替えられる

ホテルで夕食にバイキングを食べ、朝食もバイキングだと、「ちょっと量が多いな…」と感じること、ありませんか?

(私はいつも欲張って夕食を食べすぎ、翌朝後悔します…)

リゾナーレの朝食は、昼食に振り替えることができます。

わが家は前日、ピーマン通りのパン屋さんで朝食用のパンを買っておいて、朝はささっとパンで済ませることが多いです。

午前中、プールやアクティビティでたくさん体を動かしてお腹が空いたところで、バイキングをたっぷり食べて、午後からまた遊ぶことにしています。

リモートワークができる(2020年11月現在)

結婚式が入っていなければ、フロント奥のチャペルで、リモートワークをすることができます。

大きな窓から庭が見えて、いつもとは違う環境で仕事もはかどります。

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私は夫が子どもたちとプールで遊んでくれている間に、少し仕事をさせてもらいました。

ピーマン通りのコーヒーショップ前には、ゴンドラを改装した、リモートワーク用のプライベートオフィスも用意されていて「斬新!」と思いました。

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(中に机と、ヒーターも用意されていました)

ヨガもできる!(メゾネット棟)

テラスのあるメゾネット棟のお部屋には、テラスで使えるクッションとスリッパ、そしてヨガマットが用意されていて、自然の風を感じながらヨガができます。

私が宿泊した日は風が強かったので、窓辺にマットを敷いてヨガをしましたが、朝日が入ってきてとっても気持ちよかったです!

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お風呂はチェックイン直後か深夜に

リゾナーレ八ヶ岳には、温泉ではありませんが「もくもく湯」という露天風呂があります。

(露天部分は混浴で、お風呂の中に用意されている入浴衣を着て入ります)

あまり広いお風呂ではないので、空いている時間を狙って入るのがおすすめ。

季節によって違いますが、今までの経験では、チェックインの15時直後と、クローズする直前の23時前くらいがゆったり入れます。

人が少ないときに入ると、森の中にいるような幻想的な雰囲気を味わえます。

宿泊棟とお風呂のある場所が少し離れているので、秋冬は湯冷めしないよう、温かい服装で移動してください。

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遠出しにくい状況が続く中、自然の中で過ごしたり、部屋で食事をとったりして工夫しながら密を避ける旅が、しばらくの間主流になっていくのかもしれません。

皆さんの旅が素敵なものになるように、心からお祈りしています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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