【小説 第11話】もしも、とある会社員が「自己啓発ソムリエ 言葉で動く」の記事を読んだら?
皆様こんばんは。
数ある中からご覧頂き誠にありがとうございます。
こちらは小説となります。
最後までご覧頂けると幸いです。
では、『【小説 第11話】もしも、とある会社員が「自己啓発ソムリエ 言葉で動く」の記事を読んだら?』始まります。
【お知らせ】
【予定では15話までとなります】
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
小説をまとめたマガジンとなります。
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✳️自己啓発ソムリエ 言葉で動くのコンセプト紹介
自己啓発ソムリエ 言葉で動くの
自己紹介になります。
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「私が何故、自己啓発を記事にするのか?」その理由が書いてある記事となります。
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「何故、本を読み続けるのか?」その理由が書いてある記事となります。
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「私が知識にどういう思いをかけているのか?」を書きました。
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1️⃣.読書をはじめる
服装を変えて自分への自信を実感しながら数日経った僕は、いつものように記事を見ながら、こんなことを考えていた。
(今までは知らなかったことが山ほどあった。でも、記事を見ていろいろなことを知って成長してきた。この事実は揺るぎないものだろう。)
一呼吸おいて、心の中でこう思った。
(ちょっと、読書でもしてみようかな…)
そんなことを考えた次の日、雨が降りしきる中、僕は本屋に行った。
さすが書店。
様々な本が並んでおり、個性豊かな表紙が僕の目に飛び込んできた。
普段は漫画しか購入しない僕が、ビジネス書等のコーナーに行くことに違和感を感じていた。
コーナーに到着した僕は、
(まさか……自分がここに来るとは思わなかったなぁ。)
そんな気持ちを抱きつつ、表紙が見えるように並べてある本を見つめていた。
(本当にいろんな本があるんだなぁ…)
そこには、お金の悩み、起業、雑談、時間の本、副業などが並んでいた。
その中から、今の仕事に役立ちそうな本を何冊か購入し、近くのカフェに入った。
2️⃣.初めてに近い読書に苦戦
落ち着いた雰囲気の店内に、僕の心を落ち着かせるBGMが流れていた。
ジャズだろうか?
音楽に疎い僕は、はっきりとはわからないが、この店がお客様を落ち着かせるという気持ちが伝わってきた。
前回のショッピングモールと同じで、コーヒーのMサイズを頼んだ。
カウンター席に座り、まずは購入した一冊を手に取った。
これは、「接客」に関する本だ。
今の仕事に関係すると思ったのと、表紙が自分好みだったので、購入した。
とはいえ、読書は生まれて初めてに近い。
こんなに本を読んだのは、学生の時以来だ。
それでも何とか読み進めていった。
そして、自分が使えそうな知識をスマホのメモアプリに入力した。
これは、僕なりに考えたアウトプットだ。
スマホであれば、すぐに見返せるので便利だと思った。
さらに、もう一冊を手に取った。
今度は「指示の出し方」についての本だ。
僕は最近、指示を出すことが増えているが、相手に正確に伝えられないことで悩んでいた。
なので、「どうすればもっと正確に相手に伝えられるか?」という答えを見つけるために本を購入した。
読み慣れない活字をなんとか読み進めていったところ、自分にも出来そうなものが見つかった。
すかさず、スマホのメモアプリに入力した。
こんな感じで、コーヒーを再度注文しながら、何冊か読み観終わったところで、僕は店を後にした。
3️⃣.さっそく行動開始
その次の日、僕は店に出勤した。
早速、昨日メモしたことを実践することにした。
まずは接客だが、僕は、もっと相手の欲求を満たすことを考えるべきだと思った。
実際「治したい」「良くなりたい」という欲求があるから、ドラッグストアに買い物に来てくれている。
それを見抜ければ、もっとお客様のためになると考えた。
僕は徹底的に、お客様の話に耳を傾けた。
すると、なんとなく相手が求めているものがわかったのだ。
もちろんこれは、今まで接客してきた経験があったからできることでもあった。
「何で悩んでいるか?」
「どうしたいのか?」
うまく説明できないけど、そう感じ取ることができた。
すると、いつもの2倍以上は販売することができた。
この前も販売金額が伸びたが、さらにその2倍なので、僕がいろいろ行動する前とは比べ物にならない実績である。
次は、部下への指示だ。
これも、本で読んだ通り、話を短くコンパクトにすることを心掛けた。
それは、「僕は話が長い」という自覚があったからだ。
なので、相手に何度か聞かれされることもあった。
そこで、「何を話すか?」を紙にまとめてから、相手に伝えるようにした。
これなら、迷わずに相手に話を進めることができるからだ。
これを繰り返して、いつもうまく伝えられた気がした。
今日の仕事を終えて、車の中で1人考えていた。
初めて記事の力を借りずに、仕事の悩みを解決して、味わったことのない達成感があった。
これは、人から言われたことをやったのではなく、自ら考え行動したからこそ得られたものだと、直感的にわかった。
この感覚を忘れないように、今日も成長と共に、胸の奥にしまい込んだ。
〜つづく〜
以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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