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ちょいちょい書くかもしれない日記

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気が向いたら覗いておくれよ。
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2024年6月の記事一覧

ちょいちょい書くかもしれない日記(家内制手工業)

ちょいちょい書くかもしれない日記(家内制手工業)

客人たちに、今回手伝ってもらうビッグな仕事が2つあった。
1つは、4種類のポストカードを1枚ずつ組み合わせて大量のセットを作る作業。
もう1つは、ベランダの縁に引っかけて使うタイプの、猫用の木製物見台の組み立てだ。
ポストカードセットは、ひとりで作業をしていたら鬱々とした気持ちになりそうなので、誰かとお喋りをしながらやりたかった。
物見台は、先日、経年劣化で真っ二つに割れてしまったのだが、私はとに

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ちょいちょい書くかもしれない日記(客人)

ちょいちょい書くかもしれない日記(客人)

木曜の夜から、客人2人が我が家に逗留中だ。
けっこうこまめに来ているので、うちの猫たちともすっかり仲良しで、たくさん遊んでもらった猫たちはご機嫌でよく寝る。
とても助かっている。
夜は、久し振りに焼肉屋に予約を入れた。
いささかわかりにくいところにある店だが、とても賑わっている。
来るのは1年ぶりだ。
昨年の父の日に、弟夫婦が両親と私を食事に招いてくれたのが、この店だった。
父は肉が好きなので、「

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ちょいちょい書くかもしれない日記(パイナップル)

ちょいちょい書くかもしれない日記(パイナップル)

石垣島のパイナップルを食べたあと、またしても水栽培を試みてしまったヘタ部分から、根がにょきっと伸びてきた。
もう少し充実したら、鉢に植え替えてやろうと思う。
またパイナップルが増えてしまった。
いつか実が生るといいなあと思っているものの、うちは冬がそこそこ過酷なので、秋の終わりにパイナップルとバナナの鉢をすべて家の中に取り入れるのが、地味に大変だ。
置き場所は無限ではないので、どうしてもパイナップ

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ちょいちょい書くかもしれない日記(ラーサラ)

ちょいちょい書くかもしれない日記(ラーサラ)

千切り野菜とちぎったレタスを合わせたパック詰めのサラダ、庭で採れたミニトマト、しっかりめの半熟に茹でた卵、スモークチキン切り落としを使って、ラーメンサラダを作ってみた。
サラダが主役と聞いたので、とにかく野菜をどっさり。
胡麻ドレッシングがとてもよく合う。
盛りつける前に、茹で上げて水で締めた麺をドレッシングと和えておくのが小さなコツのようだ。
そうしておくと、味がぼけない。
さっぱりしていて美味

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ちょいちょい書くかもしれない日記(野菜が足りない)

ちょいちょい書くかもしれない日記(野菜が足りない)

お中元代わりに、と知人から「ラーサラセット」をいただいた。
開けてみたら、麺とドレッシングが入っている。
札幌で生まれた麺料理らしい。
つまるところラーメンとサラダの組み合わせだ。胡麻ドレッシングで食べるサラダ冷麺的なことだろうと推測する。
最近、野菜不足を自覚している私には、ありがたい贈り物である。
というか、親戚含めリアル知人がこぞって私の日記を読んでいる流れ、謎なのだが。
「どうしてんの?」

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ちょいちょい書くかもしれない日記(つづら)

ちょいちょい書くかもしれない日記(つづら)

とあることで、謝罪を受けた。
まあそれについては、そのうち改めて書くかもしれないし、書かないかもしれない。
顔を合わせた瞬間から先方は大泣きしていて、さすがに社会人としてそいつぁずるいよと思ったが、真摯ではあった。
一生懸命で意地っ張りで自信過剰な子供が、そのまま会社に勤めてしまったのだなという印象を受けた。
私の知らないところで起こった、典型的な覆水盆に返らず案件である。
それにもかかわらず、そ

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ちょいちょい書くかもしれない日記(ぶっ倒れ)

ちょいちょい書くかもしれない日記(ぶっ倒れ)

雨のせいかもしれない、ここのところ蓄積していた疲労のせいかもしれない、それとも目前に控えたストレスフルな用事のせいかもしれない。
とにかく、朝起きた瞬間から割れるように頭が痛かった。
胃が空っぽなので嘔吐するものは何もないが、軽いむかつきもあり、全方位気分が悪い。
とはいえ、猫たちは待ってくれない生き物。
食器を洗い、水を換え、朝食を出した。
自分の朝食代わりの野菜ジュースを飲んだところで限界が来

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ちょいちょい書くかもしれない日記(疲労困憊)

ちょいちょい書くかもしれない日記(疲労困憊)

新型コロナウイルスに感染して以来、とてつもなく疲れやすい。
よく他人に説明するときには「4年も5年も使い続けたスマホみたい」と言うのだが、「ついさっきまで充電は80%あった」のに、「今見たら5%になってるやんなんでェ!?」ということが日常的に起こる。
それを把握しているつもりでいるものの、これまでと同じように動ける意識がまだどこかにあって、学校で講義をした翌日に日帰り上京をするような予定をぶっ込ん

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ちょいちょい書くかもしれない日記(末っ子の誕生日)

ちょいちょい書くかもしれない日記(末っ子の誕生日)

うちには5匹猫がいるが、その末っ子は一昨年の7月21日に保護した。
そのときに動物病院で「だいたい生後1ヶ月」と診断されたので、6月21日がだいたい誕生日、ということになるだろう。
夏至が誕生日、ということにしておけば忘れなくてちょうどいい。
保護して1ヶ月は、里子に出すつもり満々だった。
先住猫が親子ユニットなので、そこによそ者を加えることには懐疑的だったのだ。
5匹目、というのも「まあ面倒を見

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ちょいちょい書くかもしれない日記(新幹線)

ちょいちょい書くかもしれない日記(新幹線)

個人的にはコロナ禍は明けていないという認識だが、それでも確実に外に出かけてやる仕事が増えた。
世の流れには抗ってもあまり意味がない。
母に憂いなく面会できるよう、自衛に努めるのみだ。
人の集まる場所ではマスクをつける。
できるだけ風の通る場所に身を置く。
帰ったらすぐ手を洗う。
もはや習慣となったことを続けながら暮らしている。
今日も日帰り上京した。
もう母が家にいないので、午後6時を過ぎた瞬間、

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ちょいちょい書くかもしれない日記(学校)

ちょいちょい書くかもしれない日記(学校)

幼稚園の頃から、ずっと変わらないことがある。
たくさんの人が集う教室が苦手だ。
これまで通った学校の中で唯一好きだと思えたのは、イギリス留学中に通っていた語学学校だった。
学校自体が、フラットの一棟、元は小さなホテルだった建物を改装したこぢんまりした設えで、生徒がそもそも少なかった。
途中から同じ学習レベルの生徒がいなくなり、前期は半地下の元使用人部屋、後期は屋根裏のやっぱり元使用人部屋が私だけの

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ちょいちょい書くかもしれない日記(野菜)

ちょいちょい書くかもしれない日記(野菜)

迷ったけれど、やはり自分のためにと植えたミニトマトが、ようやく本気を出して育ち始めた。
父ほどトマトに思い入れがないしなあ……と思っていたが、育つとやはり嬉しい。
4鉢植えたので、シーズンにはほぼ毎日、収穫があるだろう。今は、数日おきにひとつふたつだが、甘くて美味しい。
なり始めは、ちょっと皮が固い。
この3年ほど同じ品種を育てているので、持て余すほどの樹勢の強さには慣れた。
脇芽も強い子ができる

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ちょいちょい書くかもしれない日記(バラ)

ちょいちょい書くかもしれない日記(バラ)

家を建てたときに、バラを何本か植えたのだけれど、上手く育ったのは、いちばんタフな半つるバラ、ポンポネッラだけだった。
初夏から始まり秋まで続く多湿が、バラには過酷すぎるのだ。
何をしても枯れない気がするポンポネッラすら、毎年どこかに黒星病を出す。
ポンポネッラは赤くて小さくてコロンとした可愛い花をたくさんつける。
大好きだけれど、梅雨の時期と花期が完全に一致しているのが気の毒だなと、毎年思う。

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ちょいちょい書くかもしれない日記(父の日)

ちょいちょい書くかもしれない日記(父の日)

父が死んで初めて迎える父の日、つまり主役不在の父の日である。
父がいないのだから、何もしなくていい。
いいのだが、まあ墓参くらいはするか、と車でしばらくぶりに出掛けてみたら、同じようなことを考える人が多いのか、そもそも週末は人が多いのか、駐車場がやけに混み合っていて、うんと遠くにしか停められなかった。
山を切りひらいて造成した嫌になるほど広い霊園なので、アップダウンが激しく、父の墓に辿り着くだけで

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