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#お仕事の話

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失業、無職、転職など、波乱万丈のお仕事人生。何が来ても意外と平気。今、落ち込んでていても何とかなるものです。
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#お仕事

内なる独裁者にご注意を

内なる独裁者にご注意を

新しい職場、新しい環境では、常識や当たり前は、だいぶ違う。

求められていることが違えば、ゆるくなるところや雑なところが全然違ってくる。

だから、つい「こうすればいいのに」「こんなことも知らないのか」「こんな効率の悪いことをやっているのか」などと考えてしまう。

わたしが物語の主人公であれば、改革、改善できちゃうのかもしれないが、現実はそうではない。

それに、そんな改革、改善がなくとも、回って

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期待される、ということ

期待される、ということ

実は、前の職場の、もう一人の上司には、ものすごく可愛がられ、期待もされていた。

なので、頑張れていた部分もある。

ただ、今の「期待されない」「期待されていない」職場の、楽なこと、楽なこと。

タイムカードを押して、オフィスを出たら、仕事のことなんか、まるっと忘れてしまうのだ。

前職では、ずっと、仕事のことが頭にこびりついているので、いつも疲れていた。

今も疲れたり、体調を崩したりはしている

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「わたし」が組織で働くとは

「わたし」が組織で働くとは

一人きりで働いている個人事業主以外は、大なり小なり組織の中で働いている。家業を継いでも、小さな会社に就職しても、一人でなければ、もはや「組織で働いている」と言える。

仕事の専業化、分業化

仕事は細分化され、分業化され、セクションで区切られ、他人の仕事に興味を持たず、首を突っ込まずいることが望まれる。だから、越境は、ときに越権行為だと怒られたりする。

組織の中で、仕組化された職場で働くのは本当

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宿題のない週末

宿題のない週末

転職をしてから、2週間が経過した。

雇用形態が契約社員ということもあり、あまり疲れていない。

一番良いのは、週末に宿題がないこと、残業(積み残し作業)や企画の起案書、行程表を作ったりしなくてもよいことだ。

家事だけすればよい週末は気楽で最高だ。

週末に仕事について考えなくてもよい、という自由をわたしは知らなかった。

気がかりなことがない。拘束時間だけ、職場に行き、作業をすればよい。

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働いていると、社会が遠くなる

働いていると、社会が遠くなる

わたしだけの現象ではないと思うのだが、働いているときは、社会の問題を遠くに感じる。自分の作業に集中していると、戦争のことも、感染症のことも、いっときではあるのだが忘れてしまう。

働くとは、社会的な行為であるにも関わらず、ごく私的な感覚が強くなる。不思議だ。一方、無職のときは、ニュースがもっと身近に、間近に感じられたりする。

セカイ系、四畳半の範囲で生きている、など揶揄されるクリエイターは多い。

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