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18. しれっと並ぶ危険な油

こんばんは!がっきーです!

今回は、毎日の料理に欠かせない油について

お話しします。

前回のおさらい

・カロリーの質が高いタンパク質の特徴は

 カロリーあたりのタンパク質、ビタミン

 ミネラルが多いことと、

 プロトックスを引き起こす量が少ないこと。

 ・カロリーの質が1番高いのは

 卵白である。

・1日の摂取量は体重60kgで約97g

・スパイスやハーブ、マリネ液につけることで

 プロトックスを抑えることができる

・常に野菜とセットで食べる

・高音調理は避ける

・焼く前に細かく切る

・加工肉はなるべく避ける

ことについてお話ししました。

まだ読んでいない方はぜひこちらをチェックしてください。



油のカロリーの質が高い条件は2つ

第一に油のカロリーの質が高い条件は2つです。

1.カロリーあたりの抗酸化物質・ポリフェノールが豊富

2.ほぼ未加工で余分な添加物が入ってない

大事なのは2つ目のポイントで

市販の大豆油やコーン油のように商品化の過程で

様々な加工を行う商品は高熱や化学処理のせいで

酸化が起こりやすいです

このような商品は店の棚に並んだ時点で

酸化が進んでいる可能性が高く常用はおすすめできません

料理油はオリーブオイルかココナッツオイル

料理に使う油もアンチエイジングを

左右する重要な要素です

カロリーの質の観点からすれば

使うべきは上記の2種類に絞られます。

・オリーブオイル

100gあたり約62mgのポリフェノールを含み

数ある料理油の中でも最高レベル

コレステロール0なので

加熱して酸化した脂質が血管を老けさせる心配はない

・ココナッツオイル

ビタミンEやポリフェノールが豊富で

オリーブオイルよりも栄養分が壊れにくい特徴がある

多価不飽和脂肪酸が少ないため

熱で酸化しづらいのも利点

どちらも酸化に強く

同時にポリフェノールなどの成分が取れる優秀なオイルです。

一方でアンチエイジングに望ましくないのは

大豆油コーン油サンフラワー油キャノーラ油といった

種子系の油です。

全て製造の過程で高熱や有機溶媒による処理が

行われるため不飽和脂肪酸が酸化を起こし

慢性的に使うと心臓病のリスクが上がります。

それでも種子系の油を使いたい時は

コールドプレス製法低温圧搾などと書かれたものを

選んで使うのがおすすめです。

とはいえ、オリーブオイルやココナッツオイルにも

弱点はあり両方とも煙点が低いのが難点です

煙点とは、油から煙が出始める温度であり、

どちらも200度を超えると熱に耐えられなくなります

そのため、どうしても揚げ物が食べたい場合は

ラード牛脂ギーを中心とした

動物性の油がおすすめです。

いずれも煙点が高く劣化しにくいので

高温調理に向いています。

反対に全く熱を加えずドレッシングやソースとして

使うのであればアマニ油

タラ肝油などがおすすめです。

酸化しやすいため加熱調理に不向きながら

良質な不飽和脂肪酸やビタミンなどを多く含んでいます

また、野菜を生で食べるとき

栄養を吸収するには油が欠かせません

ノンオイルドレッシングはやめましょう。

料理用オイルは本物を選ぶ

オリーブオイルやココナッツオイルは優秀な料理油ですが、

どちらも大きな問題を抱えています。

それはどちらも消費者が

優秀な商品を探すのは難しいことです

オリーブオイルは、

世界的に質が悪くても日本では

エクストラバージンを名乗れたりするんです

また、オリーブオイルは

ポリフェノールの含有量が大事です。

しかし生産地によって製法も異なります。

ポリフェノールの含有量を

明記しているメーカーも少ないのが現状です

そのため、いくら消費者が成分表を

見ようと判断できないのです。

ココナッツオイルに関しては、

そもそも日本に明確な品質基準がありません

いかに商品にエクストラバージンと書いてあろうが、

それが本当に一番搾りを低温で圧搾したものか

パッケージで判断するのは不可能です。

Clean Lebel Project

Consumer Lab

といった第三者機関が提供する情報を

参照するのがおすすめです。

両者とも市販品のクオリティ調査に定評がある団体で

オイルのポリフェノール量や重金属汚染レベルなどを

定期的に調査している団体です。

僕が個人的使っているのはKIRKLANDの

オーガニックエキストラバージンオイルです。

値段も2Lで3,000円台と他のものに比べて安価で買えます。


大豆油は危険!?

マウスに大豆油を与えて何が起こるか

実験したところ、

肥満糖尿病になりやかったそうです。

また、視床下部で

オキシトシンの量が低かったのです。

また、約100種類の遺伝子に

影響を与えてもいました。

まだ、マウス実験でのデータですが

避けるにこしたことはありません。


最後に…

さて、ここまでで市販の油が

いかに悪影響を及ぼすかお分かり頂けたと思います。

まだまだ先は長いですが、

次回は脂肪と必須脂肪酸について

お話しします。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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