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読書エッセイ📚

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これまで自分が読んできた本の感想。 自分の想いや経験をまじえながら。
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2022年2月の記事一覧

出会い運が開ける50の小さな習慣/中谷彰宏

出会い運が開ける50の小さな習慣/中谷彰宏

積読本📚の中から、中谷彰宏さんの
「出会い運が開ける50の小さな習慣」を拝読📖しました。
(2022,2,24 読了)

この本はかなり前に買って積読本📚にしておいたもの。
今がタイミングのように思えたので拝読📖しました。

本書は、出会い運が開けるための小さな習慣を簡潔に50項目書いてあります。
今すぐできるような習慣なのですが、思いの外できてないことが多くて驚愕。
自分の習慣となってい

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ぼくは川のように話す/ジョーダン・スコット(文)、シドニー・スミス(絵)、原田勝(訳)

ぼくは川のように話す/ジョーダン・スコット(文)、シドニー・スミス(絵)、原田勝(訳)

図書館から借りてきたジョーダン・スコットの絵本
「ぼくは川のように話す」を拝読📖しました。
(2022,2,24 読了)

先日久しぶりに読書会に参加しまして。
その時のテーマが『ジャケ買い、帯買いした本』。
そちらで他の参加者さんがご紹介されたのが本書でした。
とても興味を惹かれたので、早速図書館で取り寄せ予約して拝読するに至ったというわけです。

吃音のある詩人ジョーダン・スコットの実体験を

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どれくらいの愛情/白石一文

どれくらいの愛情/白石一文

積読本📚の中から、白石一文さんの著書
「どれくらいの愛情」を拝読📖しました。
(2022,2,23 読了)

「目に見えないものの確かさ」をテーマに綴られた4作品を収録した中・長編小説集。
恋愛小説というとなんだか軽い感じに思えますが、白石一文さんの物語にはもっと深い部分の人間の愛のあるべきところが描かれているように思います。

小説なんだけれど、スピリチュアルに通ずる部分もあるし、生き方指南

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キトキトの魚/室井滋

キトキトの魚/室井滋

読友さんにいただいた室井滋さんの著書
「キトキトの魚」を拝読📖しました。
(2022,2,21 読了)

室井滋さんの子供時代、大人になってからの面白い体験などが詰め込まれたエッセイ集。
軽やかで口語のような文章なので、拝読しているとご本人から直接お話を聞いているような感覚になります。

室井滋曰く自分自身も、本書も”キトキト”と言われるようなものでありたいのだそうです。
私の中にあるイメージ通

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お話を運んだ馬/アイザック・B・シンガー、工藤幸雄(訳)

お話を運んだ馬/アイザック・B・シンガー、工藤幸雄(訳)

Amazonで購入したアイザック・B・シンガーの「お話を運んだ馬」を拝読📖しました。
(2022,2,21 読了)

先日拝読📖した増田喜昭さんの著書の中で、本屋を始めて苦しかった時に救われた本という風にご紹介されていたので拝読📖したいと思い購入しました。

本書は、ユダヤに伝わる物語・こっけいな物語・自伝的な物語を含む8話が収録された短編集の児童書です。
宗教的なことも多く散りばめられてい

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いつか想いあふれても/カフカ

いつか想いあふれても/カフカ

積読本📚の中からカフカさんの
「いつか想いあふれても」を拝読📖しました。
(2022,2,19 読了)

TwitterやInstagramで、寄り添うような優しい言葉を発信し続けていらっしゃるカフカさん初の書き下ろし短編小説集。
切ないけれど、最後は心温まるようなショートストーリーが19話収録されています。

恋に傷付いたり、生きづらさを感じたり。。。
カフカさんの紡ぐショートストーリーは共

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あんなにあんなに/ヨシタケシンスケ

あんなにあんなに/ヨシタケシンスケ

大好きな個人書店yometaさんで購入した、ヨシタケシンスケさんの「あんなにあんなに」を拝読📖しました。
(2022,2,18 読了)

「あんなに〜だったのに」「もうこんな」と過去と今を比較した、リズミカルな言葉と可愛いイラストがホッコリとする絵本。

「もうこんな」というオチにくすりとしてしまいますが、一瞬一瞬が本当にかけがえのないも大切なものだと実感させられます。
今は何気なくてどうでもよ

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なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか/二村ヒトシ

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか/二村ヒトシ

置本📓の中から、二村ヒトシさんの
「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」を拝読📖しました。
(2022,2,18 読了)

久しぶりに本書を引っ張り出しました。
私にとってとても思い入れのある一冊です。
本書に出逢えたお陰で今の私がいると言ってもいいくらい。
今回は過去の自分を振り返り、今の自分と照らし合わせたくて再読しました。

本書は、AV監督である二村ヒトシさんが「恋の苦し

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おねえちゃんは天使/ウルフ・スタルク(作)、アンナ・へグルンド(絵)、菱木晃子(訳)

おねえちゃんは天使/ウルフ・スタルク(作)、アンナ・へグルンド(絵)、菱木晃子(訳)

図書館で借りたウルフ・スタルクの
「おねえちゃんは天使」を拝読📖しました。
(2022,2,17 読了)

先日拝読した増田喜明さんの著書でご紹介されていた本。

「死」というものをテーマにした絵本なのですが、変に重いわけではなく。
主人公であるウルフ少年の言動が奇想天外でクスッとしてしまいます。

ただ、その言動の奥にあるウルフ少年の想いが深い。
でも、その深い想いは誰にも理解されません。

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ひなた/吉田修一

ひなた/吉田修一

積読本📚の中から、吉田修一さんの
「ひなた」を拝読📖しました。
(2022,2,14 読了)

平穏な家庭の兄弟、兄嫁、弟彼女の4人の視点で季節ごとに描かれた物語。
表面的には平穏で日向のような4人とその周りの人たち。
けれど、その背景にはそれぞれの闇が身を潜めています。

大きな事件がある訳でもなく、淡々とした静かな物語。
ただ、それぞれの闇は身に覚えがあるものもありギクリとさせられました。

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ひとりぜいたく晩酌帖/カリッとした毎日。

ひとりぜいたく晩酌帖/カリッとした毎日。

積読本📚の中から、カリッとした毎日。さんの
「ひとりぜいたく晩酌帖」を拝読📖しました。
(2022,2,14 読了)

本書は、著者がコツコツとブログに書き続けていた晩酌記録が書籍化されたものです。
レシピ本というより食エッセイ。
勤め先のお店メニューに出来そうな料理があればいいなと思い拝読してみました。
結果、お店メニューに出来そうなお料理が数品あったので、これは後日料理長に提案してみようと

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子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド/増田喜昭

子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド/増田喜昭

積読本📚から、増田喜昭さんの
「子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド」を拝読📖しました。
(2022,2,13 読了)

先日購入したばかりのおはなしのたからばこシリーズの絵本を拝読した後に、どんなシリーズなのかと調べたところ、フェリシモと”子どもの本専門店メリーゴーランド”の店主である増田喜昭さんとの出会いから誕生したということを知りました。

「メリーゴーランド」「増田喜昭」

あれ、こ

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雪の夜は小さなホテルで謎解きを/ケイト・ミルフォード、山田久美子(訳)

雪の夜は小さなホテルで謎解きを/ケイト・ミルフォード、山田久美子(訳)

”本と写真”オプチャでの2月の課題本2冊目。
図書館で借りてきたケイト・ミルフォードの
「雪の夜は小さなホテルで謎解きを」を拝読📖しました。
(2022,2,13 読了)

閑散期であるはずのクリスマス時期に次々と現れる宿泊客たち。
ホテルを営む両親とゆっくり冬休みを堪能するはずだった少年は期待がハズレがっかりしてしまいます。
ところが、あるものを拾ったことがキッカケとなり、謎めいた宿泊客たち、

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天使のみつけかた/おーなり由子

天使のみつけかた/おーなり由子

積読本📚の中から、おーなり由子さんの「天使のみつけかた」を拝読📖しました。
(2022,2,12 読了)

本書は、おーなり由子さんがこれまでに感じたもの、聞いた話などを基に色んな天使を紹介されていて、天使のみつけ方や触れ方も書いてあります。

「天使なんてバカげている」と思うような人にこそ読んで欲しい1冊です。
きっと、自分の傍にも天使がいたかもと思い当たる節があるから。

さて、私の傍には

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