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ポエムだけのお部屋

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ふと気がついたら溢れているコトバたち。 短いコトバで“アユミ”を表現した世界。愛を伝えてみる試み🎁
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記事一覧

その密度に戻りたい

その密度に戻りたい

どしゃ降りの雨のお空は
いつもより
水の密度が濃くて

部屋から眺めるその密度は
こっちよりも断然
心地良いだろうと思う

水の密度を感じるように
湯船に浸かる
手も脚も 身体ぜんぶが
水と一体になる
皮膚がどこかにいく
ひとりぽっちじゃなくなる

雨や水に触れると
たくさんの生命とつながる
言葉やビジョンや風景が降りてくる

誰の思いなのかな
誰の心なのかな
誰の愛なのかな

Ayumi☽

愛の言葉

愛の言葉

「ぽんこつ」

「おたんこナス」

「鈍感」

「泣き虫」

「あんぽんたん」

「ドジ」

ちゃんと “愛のエネルギー” を乗せれば

全部 “愛の言葉”

言葉は 大切

だけど

ほんとうに大切なのは 言葉じゃない

Ayumi☽

貴女が選ぶ人生を

貴女が選ぶ人生を

貴女の瞳が 好きなんだ
貴女の笑顔が 僕の幸せなんだ

だいすきなことに 夢中になる
その横顔が たまらなく愛おしい

貴女が 望むなら 与えよう
貴女が 泣くのなら 抱きしめよう
貴女が 拒むのなら 立ち去ろう
貴女が 道に迷ったら 灯をともそう
貴女が 怖くて動けないのなら
迷わず 手を差しのべよう

僕の愛で
貴女を導いてあげたい

何があっても 僕は
貴女が選ぶ 人生を受け入れるから

A

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あなたは私のヒーロー

あなたは私のヒーロー

瞳を閉じると いつも

まぶたの裏に あなたがいる

瞳をひらくと いつも

あなたの 背中が見える

あなたは いつも

私の 遥か先を歩いてる

振り返らなくても だいじょうぶ

ちゃんと あなたのうしろにいるから

ちゃんと ついていくから

前だけを見て 進めばいいから

私が 

あなたの 背中を支えているよ

Ayumi☽

頂上の景色

頂上の景色

山のてっぺんからの景色は

実際に到達した者にしか

味わえないのです

“綺麗だった”とか“素晴らしい”とか

教えてくれるけど

それは聞いた話なのです

本当の景色は

山頂まで辿り着いてみないと分からないのです

辛くて途中で諦める者もいる

山頂には何があるのか

他人から聞いたからもういいと

行かない者もいる

8合目の景色で満足する者もいる

取り組んでいる何かがあるのなら

てっ

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みちくさ

みちくさ

あの頃は

いつも少し 離れて歩いた

背中に付いた あったかい目

わたしの いつもの 道草に 

足を止め ゆっくりと振り返る

それが たのしくて うれしくて

わざと何度も やってしまう

なんにも言わず 歩きはじめる背中

後ろ手を組んだら もうすぐ

チョウチョみたいに ひらひらしたのが合図

わたしは その手をつかまえる

Ayumi☽