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発達障害関連

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僕が書いた、発達障害に関する記事のまとめ。日常・仕事での体験談や自分流ライフハック、読書メモなどです。
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2020年4月の記事一覧

ASDだけど家で起きた不測の事態に対応できた件

ASDだけど家で起きた不測の事態に対応できた件

トップの画像のパスタ、美味しそうじゃありませんか?

実はこれ、ボンゴレパスタなのに白ワインを使っていないのです。さっき作りました!

・・・

時はさかのぼること数時間。KALDIで白ワインを買い、スーパーでアサリを買い、アサリの砂抜きもセッティングしたし準備万端!

にんにくなど、食材の下ごしらえもしてさあワインもスタンバっておこうかと開けようとした矢先、

「ん?…コルク栓…だと……。」

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NHKが発表した「障害」の表記に関する所感のまとめ

NHKが発表した「障害」の表記に関する所感のまとめ

僕が発達障害関連の情報を集めている過程で見つけた、NHKが2020年4月1日にHP上で公開した『「障害」の表記について』という発表の内容をまとめます。

この内容は2019年11月22日に開催された第1441回放送用語委員会で話し合いがされたものだそうです。

詳細が気になる方は、リンクを掲載するので実際のPDFもご覧になってください。

https://www.nhk.or.jp/bunken/

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面接の服装を「平服」っていうのやめて!【自閉症スペクトラム】

面接の服装を「平服」っていうのやめて!【自閉症スペクトラム】

こないだオンラインでアルバイトの面接を受けたときに、「平服で結構です」という指示をされました。

「ああ、平服って普段着のことだよな、おっけー」

とスルーしかけたのですが、これがトラップ!
ASD傾向のある方、お気をつけて!

僕のモヤッとセンサーが反応したので調べてみると、就活の面接などで使われるときの「平服」は普段着を意味していないというのです。どういうことなの……。

これはいわゆる、「普

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『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』を読んで【読書感想文】

『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に暮らすための本』を読んで【読書感想文】

4月2日の世界自閉症啓発デーをいい機会だと思い、翔泳社さんの『発達障害の人が上手に暮らすための本』を読んだので、その内容や感想をまとめます。

この本はひとことで言うと、発達障害当事者で自立した生活をしたい人におすすめできる本だと思います。

どんなことが書かれているの?本の内容は、主に発達障害を持つ大人が日常で直面する困難の原因とその対策です。

この本に書かれているトピックは以下のとおりです。

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『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』を読んで【読書感想文】

『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』を読んで【読書感想文】

4月2日の世界自閉症啓発デーをいい機会だと思い、翔泳社さんの『発達障害の人が上手に働くための本』を読んだので、その内容や感想をまとめます。

この本はひとことで言うと、会社で働いている発達障害当事者の人にとてもおすすめできる本だと思います。

どんなことが書かれているの?本の内容は、主に発達障害を持つ大人が会社で働くときに発生しがちな困難の原因とその対策です。

また、本文の合間にはコラムとして、

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料理というマルチタスク地獄をハックする【ASD/自閉症スペクトラム】

料理というマルチタスク地獄をハックする【ASD/自閉症スペクトラム】

僕は料理をするのが割と好きなのですが、やっぱり料理はマルチタスク。

下ごしらえと調理を同時に進め、炒めものをしながらお皿洗いもして、料理の完成と共に調理器具はあらかた洗い終わっている…なんて手順に憧れませんか?笑

ASDの傾向を持つ僕は、マルチタスク(注意の切り替え)が苦手なので、上記のようにスマートにパパパッと手際よく料理を進めていくのが苦手です。

いわゆる”手際の良さ”を追い求めると効率

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世界自閉症啓発デー&自閉症啓発週間

世界自閉症啓発デー&自閉症啓発週間

不肖わたくし、これだけ発達障害について発信しておきながら、毎年4月2日が世界自閉症啓発デーなるものだということを知りませんでした。

当日になって知る始末。笑

しかし、なんの因果か、啓発デーにアップした記事が自閉症スペクトラムの本の紹介という!

自閉症啓発デーは、平成19年から始まって今年で13回目。
「自閉症についてみんなで理解して、すべての人が社会に参加できる世界を目指しましょう」そして「

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【読書感想文】『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』を読んで

【読書感想文】『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』を読んで

最近、発達障害のひとつであるASD(自閉症スペクトラム)について調べる中で、本田秀夫さんの著書『自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体』を読みました。

今回はこちらの本の感想をお伝えしたいと思います。

ひとことで言うと、この本は特に、ASD傾向を持つお子さんがいる親御さんにおすすめできる本だと思います。

この本をざっくりまとめるとこの本の内容を簡単にまとめると、次のよう

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嘘をつけない人がいるって知っていますか?

嘘をつけない人がいるって知っていますか?

エイプリルフールということで、”僕たち”に関するこんなネタでも。

世の中には、嘘をつくことができない人間が少なからず存在します。

多くの人は「嘘をつくことができない」ってどういうこと?と思うかもしれません。
でもどうやら、”僕ら”からすると、この感覚はどうやら当たり前のようです。

さて、”僕ら”とはいったい誰なのか?

ずばり、ASD(自閉症スペクトラム)の特性を持つ人たちです。

”僕ら”

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