味噌たれで食べる「秋鮭と秋野菜のソテー」。秋鮭を楽しむワンプレートに。
夜ごはんの話
皮をパリッ焼いた芳ばしい香りの秋鮭。
焼き色をつけた秋の野菜。
そこに少し煮詰めた濃厚な味噌のたれ。
プチっとした食感と彩り、塩味を感じる筋子。
秋が詰まった秋鮭ワンプレート。
お品書き
秋鮭と秋野菜の味噌たれソテー
お漬物盛り合わせ
◯ 秋鮭と秋野菜の味噌たれソテー
○ 考え方
秋鮭を楽しめる料理を。
味噌と秋鮭を合わせる。
味噌と鮭。
ホイル焼きやちゃんちゃん焼きなどがあり、
その相性はピッタリと知られている。
味噌のたれを濃厚にしたいので、
一緒に焼き合わせるのではなく、あえて別々に。
食材は食材。
たれはたれ。
そうすることで、食材の食感や香りを残しつつ、
たれが食材の水分で薄まるのを防ぐことができる。
鮭の皮を焼いていると、芳ばしいいい香りが漂う。
幼少期の頃の夜ごはん前を思い出すかの香り。
秋野菜も焼き色を付けていく。
焼き色をつけ、おいしそうな香りを付けていく。
芳ばしい香りは、涼しくなる秋には心地よい。
ふつふつと煮込んだ濃厚な味噌タレ。
そこに香ばしく焼き上げた鮭を絡める。
パリッとした皮とふっくらと焼き上げた身。
濃厚な鮭の香りと味噌たれで口の中がいっぱいに。
そこに醤油の効いた筋子を一口。
プチプチとした食感と、ご飯を食べたくなる塩味。
自然とごはんが進みます。
へべすを絞ると、一気に爽やかに。
酸味もあり、少し薄まったたれを引き締めてれる。
食べ飽きずに進められます。
秋をふんだんに詰めたおいしいワンプレート。
○ 材料 ( 2 人前 )
秋鮭 : 2 切れ(一切れ 70 g)
れんこん : 50 g
なす : 50 g
えりんぎ : 30 g
さつまいも : 30 g
にんじん : 30 g
玉ねぎ : 30 g
サラダ油 : 大匙 2
ねぎ : お好み
筋子 : お好み
へべす : お好み
● 味噌たれ
味噌 : 大匙 2
酒 : 大匙 2
みりん : 大匙 1
水 : 大匙 5
○ ポイント
食材とたれは別々に調理。
たれと食材を別々にすることで、たれを薄めず、食材の食感と風味も損ねなくすることができます。食感残しつつ、食材から出る水分でたれを薄めたくない時は、別々に調理するのがよいと思います。
濃い味の料理を飽きずに食べる工夫。
薬味や味を変化させる調味料などを1~2つ程添えておくと、1回の食事中に
味を変化させることができます。今回であれば、筋子やへべすのような食材。薄くなるたれを酸味や塩味を加えて、味を調整すれば、飽きずに味も薄まらずに食べ進めることができます。
○ 作り方
1. 食材の下処理
秋鮭の切り身に塩をまんべんなくふる。
れんこんとさつまいも、にんじんを一口サイズに切る。なすとえりんぎは、一口より大きいサイズに切る。へべすは1/4に切る。玉ねぎは、くし切りにする。
味噌たれの調味料を合わせる。
2. 焼く
フライパンに油をしき、秋鮭から出た水分を拭き取り、弱火で皮から焼く。
皮に焼き色がついてきたら、身の方を焼く。れんこんとさつまいも、にんじんも同じく焼く。
焼色がついたら返して、その他の食材も入れて、焼色を付ける。
焼き上がった順番に盛り付ける。
3. たれを作る・盛り付け
「1.」で合わせておいたたれの調味液をフライパンに入れて温める。わき始めて、少しとろみが付いたら完成。盛り付けたお皿にかける。
お好みの食材を盛り付けて完成。
まとめ
秋鮭を味噌と合わせた秋を楽しむワンプレート。
好きな秋の味覚をソテーして、盛り付けてみては。
日々の「メリハリ」を見つけてみてはいかがでしょうか。
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