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日々の泡

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日々思いついたこと、考えたこと、害にも薬にもならない話をとりとめもなく書いています。
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#この経験に学べ

いきなりレクサス、かよ

いきなりレクサス、かよ

僕は経済のことはよくわからない。
株のことも、円相場のことも詳しくはない。
でも、最近、あまりにもそのニュースが大きく取り上げられているのが気になって仕方がない。
もちろん、重要なことではあるのだろうし、投資家にとってはそれこそ飯の種だ。
最近は国も年金を諦めて投資をすすめている関係で、NISAなどを始めている人も多い。

しかし、経済って、そんなことでは、少なくともそんなことだけではないと思うの

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無くなった呼び声

無くなった呼び声

最近は、物を売りに来なくなった。
金魚売りの「きんぎょーや、きんぎょ」、納豆売りの「なっとー、なっとなっと」などは、話に聞くだけで、実際に見たことはない。
ほんとに幼い頃の記憶で、祖母が藁に包まれた納豆を手に誰かと話している光景があるが、もしかするとあれがそうだったのかもしれない。
その頃の京都に納豆売りがいたとしたならの話。

「ぱーぷー、ぱーぷー」とラッパを鳴らしながら豆腐を売り来ていたのは覚

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今日からじゃない、明日からの生き方

今日からじゃない、明日からの生き方

人生があるとすれば、それは過去の積み重ねだ。
どこにあるかといえば、それは自分の頭の中しかない。
自分の頭の中のことではあるけれども、それは変えられない。
将来、認知症にでもなって新しい記憶を持つようになれば別だけれども。

その過去の全てに満足している人は少ないだろう。
少なくとも、僕はそうだ。
むしろ、後悔することの方が多い。
でも、どれだけ悔やもうとも、それはもう変えられない。
やり直すこと

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本を読まない世界

本を読まない世界

本「読まない」急増6割
こんな見出しが、今朝の読売新聞一面にある。
月に一冊も本を読まないと答えた人の割合が63.6%、前回の2018年度の47.3%から15.3%上昇した。
ここで言う本には漫画や雑誌は含まれていない。

しかし、本の売り上げそのものはどうなのだろうか。
町の本屋さんだけでなく、大型書店も閉店の話をよく聞くが、それは本の売り上げよりも、Amazonなどの通販や電子書籍の影響の方が

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「頑張れ」は嫌ですか

「頑張れ」は嫌ですか

「頑張れ」はパワハラになる。
そんなことが言われだしたのは、いつ頃からだろうか。
鬱病の人に対しての「頑張れ」が禁句だとは、僕もそれに近い病でもあったので、知っていた。
鬱病の人は、心の中では常に頑張っているから、その上に「頑張れ」と言われると、こんなに頑張っているのに、まだダメなのかと思ってしまう。
確か、そんなことだったと思う。
そのことが、だんだんと職場や日常にまで広められてきたのだろうか。

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スマホ普及率の本当のところは?

スマホ普及率の本当のところは?

最近のスマートフォンの普及率は、だいたい80〜90%、あるいはそれ以上らしい。
幅があるのは、そのうちの一台であるこのスマートフォンで検索しても、資料によって数字が違うからだ。
数字の高いデータは、もしかすると携帯電話を分母とした普及率かもしれない。

では高齢者のスマートフォン普及率はどれくらいなのか。
これもデータによって、60%〜90%くらいと大きく差がある。
ドコモが関係しているデータでは

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汗が怖かった頃

汗が怖かった頃

幼い頃から汗っかきだった。
年中、鼻の頭には汗のつぶつぶが浮いていた。
その頃は、
「マー君ちゃんは、汗っかきやなあ」
そう言われても、大人といっしょになって、ゲラゲラと笑うだけだった。

野球をやるようになると、これがコンプレックスに変わっていく。
中には、いくら走っても汗をかかない奴がいる。
その頃は、練習中は水を飲むなの時代なので、汗をかいていると、水を飲み過ぎているように思われる。
それに

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丼、なにで食べる?

丼、なにで食べる?

丼を好きな方も多いだろう。
むしろ、嫌いな人を数えた方が速いくらいだ。
牛丼、親子丼、カツ丼、天丼、鉄火丼、海鮮丼、中華丼、他人丼(※)、鰻丼…
※関西だけかもしれませんが、いわゆる牛とじ丼のように、鶏肉以外の肉と卵で作る丼

今では高級料理店やレストランでも提供されているが、もともとはさっとかき込んで仕事に戻らなければならない庶民の食べ物だったのだろう。

さて、その美味しい丼。
何を使って食べ

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こんな日に運転なんかする人に

こんな日に運転なんかする人に

こんな日は、そもそも仕事でもなければ運転しない方がいいに決まっている。
でも、こんな日でも、運転しなくてはならないタクシードライバーに僕が話していたこと。

三つあって、ひとつ目はドアの開閉に注意するように。
ドアを開けた際に、突風に煽られて隣の車にコツンとなりかねない。
車の鉄板は強いようでいて、案外簡単に凹んだりするので、要注意。
また、ガードレールや歩行者にも当たりかねない。
必ず、しっかり

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能力主義と年功序列

能力主義と年功序列

能力主義が少子化対策に貢献する。
こんな意見がある。
若い人でも能力が正当に評価されて給与が上がれば生活が安定し、それが未婚率の解消、ひいては少子化対策にもつながる、簡単に言うとこう言うことだろう。
ここでいう能力主義とは、細かく言うと、成果主義、成績主義だ。
つまり、在籍年数や年齢に関係なく、本人の出した成果によって報酬を支払うというもの。

そもそも日本に能力主義は根付くのだろうか。
「能力の

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突然、運命論者になる人

突然、運命論者になる人

どこにでもいるだろう。
普段は、神も仏も信じていないのに、突然、自分の人生が誰かに操られているかのような言動をとる人。
その最もわかりやすい例が、
「どうして俺だけが」
と悲観し始める人。
「どうして俺だけが」と、さもそこにはあらかじめ定められた運命があったかのように。

まあ、上手くいかないことが重なると誰でもこんなふうに考えたくはなるものだ。
僕だってそうだ。

しかし、本当はこんなことで嘆い

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僕の怖いもの

僕の怖いもの

僕は死後の世界などは信じていない。
信じていないけど、あればあったでラッキーだ。
もちろん、焦熱地獄とかは勘弁してほしい。
どうせ行くのなら、「帰って来たヨッパライ」のような天国がいい。
「酒は美味いし、ネェちゃんはきれいだ、ワー、ワー、ワッワー🎶」

いきなり脱線してしまったので、話を戻すと、死後の世界を信じていないので、幽霊なんかはいないはずだ。
でも、僕は暗闇が怖い。
家の中の暗闇でも怖い

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国のカスハラ対策に思うこと

国のカスハラ対策に思うこと

厚生労働省はカスハラから従業員を守ることを義務付ける法案を検討しているとのこと。
やがては、カスハラで被害を受けた従業員が、会社が守ってくれなかったと訴えたりする世の中になるのだろうか。

もちろん、会社が従業員を守ることは当たり前だ。
会社と言っても、結局はその従業員よりも上の立場の誰かが対応することになる。

カスハラで困るのは、犯罪との境界線があいまいなことだ。
例えば、暴力を受ける、金品を

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高齢者がいけないのか、いけない奴が歳をとったのか

高齢者がいけないのか、いけない奴が歳をとったのか

高齢者のクレーマーが増えたという話をよく聞く。
あるデータでは、カスハラの加害者の50%近くが60歳以上だとか。

そしてこんな記事を読んだ人の中には、
「だから老害だ」
と息巻く人もいる。

しかし、もし各年代に同じ割合でクレーマーが存在するとすれば、絶対数の多い高齢者の数が増えるのは当たり前だ。
分母が増えれば分子も増える。

こんな話題の時に僕がいつも疑問に思うことがある。
高齢者にクレーマ

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