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テレビドラマ好き。jpop好き。

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記事一覧

小説こころ あとがき

 小説こころ あとがき  この話を書こうと思ったのは、僕が転勤でお別れを言えずに離れた人たちのことを書きたいと思ったからだ。少し気になっていた人たちで、別れの…

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小説こころ⑪ 打ち上げ

 小説こころ⑪ 打ち上げ  ライブの熱気が終わり、僕らはいつもの練習倉庫に引き上げてきた。車には三人と、観にきてくれたアヤ、そして謎の男が座っていた。 「って…

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小説こころ⑩ ライブライブライブ

 小説こころ⑩ ライブライブライブ  僕らは最初で最後のライブをする会場にいる。海辺の倉庫で時間は7時オープンだ。  4組ほどのバンドが3曲ずつ披露することにな…

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小説こころ⑨ 練習の日々

 小説こころ⑨ 練習の日々  僕らは仕事終わりに倉庫に集まって、練習に練習を重ねた。  1sabotage(緑黄色社会)  2orange(赤い公園)  3S.T.U.D(緑黄食社会…

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1年前

小説こころ⑧ メンクリアフターランチ

 小説こころ⑧ メンクリアフターランチ  今日はメンクリの日だ。臨床心理士のアヤにカウンセリングをしてもらっている。 「一割の壁は僕をさいなませる。それまでも厳…

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小説こころ⑦ 来訪セカンド

 小説こころ⑦ 来訪セカンド  破滅は止まらないようだ。  私の人生は終わったようなものなのだろう。ただでさえ人の3割ぐらいの力しかなくて、何とかついていこうと…

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小説こころ⑥ 来訪

 小説こころ⑥ 来訪  信じる者は救われる。という言葉がある。これはあながち間違いではないようだ。私は腐りきっており、出世からも見離された会社の中でも、結婚を…

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小説こころ⑤ 独学

小説こころ⑤ 独学  神は認めてくれている。神はわけへだてがない。わけへだてなく接してくれる。  人間界では様々な差別があり、わけへだてられることが数多くある。…

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1年前
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小説こころ④ メンクリ

 小説こころ④ メンクリ  今日も世界は僕だけを置いて順調に回っているらしい。  先日いいことがあった。いつも昼飯を外食しようとすると、混んでいたり、休んでい…

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1年前

小説こころ③ 倉庫にて

小説こころ③ 倉庫にて  僕はめまいがある。普通の人より悪いのか軽いのかわからないが、自分的にはけっこうきつい。ふらふらして仕事にならなくて困るときがある。感…

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小説こころ② 海辺の町で②

小説こころ② 海辺の町で②  寂しい夜、悲しい夜には芸術がお供してくれる。ピンチはチャンス。打ちひしがれれば筆も進む。世の中は帳尻が合うようにできているのかもし…

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小説こころ① 海辺の町で

小説こころ① 海辺の町で  私は悩んでいた。いつだって小説を書く時は悩んでいて、その鬱憤をはらすべく小説を書くのだった。存在がほこりのような自分、透明人間のよう…

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マズローへの挑戦状③ 非常識超越理論から考える 第二回

2022/11/26/Sat マズローへの挑戦状③ おっぱっぴー芸術思想家Keith Uさんの非常識超越理論から考える 第二回 キースユーさんの非常識超越理論がある。それを元にいろい…

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マズローへの挑戦状② じゃんけん理論

2022/11/13/Sun 事情探偵神原右京のマズローへの挑戦状 第二夜 じゃんけん理論 うおっほんうおっほん、事情探偵神原右京こと田村Mark和です。 今宵はじゃんけん理論に…

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マズローへの挑戦状① 非常識超越理論から考える

2022/11/13/Sun 事情探偵神原右京のマズローへの挑戦状 第一夜 これは世界の謎を解き明かそうとする事情探偵神原右京の推理の記事である。 おっぱっぴー芸術思想家Keit…

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マーク楽曲のリンク貼ります

マーク楽曲へのリンク貼ります。 2作品のプレイリストに行けます! よろしくです!

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2年前
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小説こころ あとがき

 小説こころ あとがき

 この話を書こうと思ったのは、僕が転勤でお別れを言えずに離れた人たちのことを書きたいと思ったからだ。少し気になっていた人たちで、別れの挨拶ぐらい簡単にでもしたかったが、何も言えずに離れてしまった。その人たちへのお別れのつもりで書いた。長年お世話になった人もいる。

 辛く悲しいとき、自分のことばかりに意識が集中しがちで、そんなときに外に目を向けるために、書き始めた。そ

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小説こころ⑪ 打ち上げ

 小説こころ⑪ 打ち上げ

 ライブの熱気が終わり、僕らはいつもの練習倉庫に引き上げてきた。車には三人と、観にきてくれたアヤ、そして謎の男が座っていた。

「ってか誰?」
とみんなが驚きながらその男を見る。
「実は俺がこっそり呼んだ、大学時代の軽音楽部の先輩なんだ」

「俺がいなくなってからのぺガすずのプロデュースをお願いしようと思ってさ」
「いや~観させてもらったけど良かったよ。けっこうプ

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小説こころ⑩ ライブライブライブ

 小説こころ⑩ ライブライブライブ

 僕らは最初で最後のライブをする会場にいる。海辺の倉庫で時間は7時オープンだ。
 4組ほどのバンドが3曲ずつ披露することになっている。
 僕はメンクリでお世話になっているアヤにも観に来てくれるようお願いした。

 アヤ「がんばってくださいね」
一同「おうよ」
 
 夜の海の風が心地よい。

 時間の都合上、3曲しか演奏できないので、僕らは泣く泣くS.T.

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小説こころ⑨ 練習の日々

 小説こころ⑨ 練習の日々

 僕らは仕事終わりに倉庫に集まって、練習に練習を重ねた。
 1sabotage(緑黄色社会)
 2orange(赤い公園)
 3S.T.U.D(緑黄食社会)
 4ぺガすず(オリジナル曲)
というラインナップだ。僕がサポートでリードギターに入り、ドラムと鍵盤は打ち込みである。

 連日、リカとマドカが持ってきてくれる勤め先のお弁当を食べてから1,2時間練習する。
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小説こころ⑧ メンクリアフターランチ

 小説こころ⑧ メンクリアフターランチ

 今日はメンクリの日だ。臨床心理士のアヤにカウンセリングをしてもらっている。
「一割の壁は僕をさいなませる。それまでも厳しい人生だったのに、耳をやってしまったのが決定打で、ふらふらして、普通の人の一割ぐらいしかいろんなことができない体になってしまった。仕事も趣味も家事も車の運転も人間関係友人関係もプライベートも・・・。辛いんです。薬は当分手放せそうにあり

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小説こころ⑦ 来訪セカンド

 小説こころ⑦ 来訪セカンド

 破滅は止まらないようだ。
 私の人生は終わったようなものなのだろう。ただでさえ人の3割ぐらいの力しかなくて、何とかついていこうとしていたが、それが耳を痛めてからさらにその3割に、つまり普通の人の一割程度の能力になってしまった。さすがにこれで無理やりついていくのは厳しい。
 それがどうした。ええやんで9割のことは解決するらしい。ええやん、そんな人ごまんとおるとよ。

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小説こころ⑥ 来訪

 小説こころ⑥ 来訪

 信じる者は救われる。という言葉がある。これはあながち間違いではないようだ。私は腐りきっており、出世からも見離された会社の中でも、結婚をしておらず没交流な社会の中でも浮遊している感じがすごくある。一体私という存在は何なのだろうと透明にすけすけに存在がすけていきそうになる今日この頃である。しかしだ。そんなときに今後運命の人や推しに出会い結婚すると信じたらどうなるだろうか。そ

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小説こころ⑤ 独学

小説こころ⑤ 独学

 神は認めてくれている。神はわけへだてがない。わけへだてなく接してくれる。
 人間界では様々な差別があり、わけへだてられることが数多くある。そして傷つき疲れ果てる。しかし、神はそんなことはしない。神のもとではすべてが平等だ。
 仕事ができる人も、できない人も、お金持ちも貧乏も、そんなことは関係ない。すべては平等でわけへだてなく接せられる。神の愛とはきっとそういうことなんだろ

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小説こころ④ メンクリ

 小説こころ④ メンクリ

 今日も世界は僕だけを置いて順調に回っているらしい。

 先日いいことがあった。いつも昼飯を外食しようとすると、混んでいたり、休んでいたりで上手く食べれなかったが。人づてに噂を聞いて新規開拓をしたのだ。一件は空いてるところが僕好みだったし、いつでも来れそうなアクセスのよさがよかった。落ち込んでいるときは外食に限る。やっと少し落ち着けたような心地になった。次の日も別の

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小説こころ③ 倉庫にて

小説こころ③ 倉庫にて

 僕はめまいがある。普通の人より悪いのか軽いのかわからないが、自分的にはけっこうきつい。ふらふらして仕事にならなくて困るときがある。感情もどうしても自分に向いてしまいがちだ。体調が芳しくないと意識が自分に向きやすいのだろうか。内にこもりやすいのだろうか。くよくよしすぎてひねくれてしまった。イライラもしやすい気がする。
 何の因果かわからないが、ハンディキャップだらけのよ

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小説こころ② 海辺の町で②

小説こころ② 海辺の町で②

 寂しい夜、悲しい夜には芸術がお供してくれる。ピンチはチャンス。打ちひしがれれば筆も進む。世の中は帳尻が合うようにできているのかもしれない。
 辛くて自分のことしか考えられなくなる夜、僕はこの小説に戻ってくるだろう。この小説では何人かの女の人を描くのだ。

 「バンドやってるの?」
と聞いたところそうだと言う。やはり二人はバンドのメンバーだった。リカがベースでマドカが

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小説こころ① 海辺の町で

小説こころ① 海辺の町で

 私は悩んでいた。いつだって小説を書く時は悩んでいて、その鬱憤をはらすべく小説を書くのだった。存在がほこりのような自分、透明人間のように扱われる自分、そんな自分にうんざりしながら、今日も動かない体で僕は生きているのだった。
 そしてひどいことをされた!とひどいひどいと出血多量な心で泣き叫びながら、自分のことばかりに注意を向けていた。自分のことばかりではないか、それでは辛

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マズローへの挑戦状③ 非常識超越理論から考える 第二回

2022/11/26/Sat
マズローへの挑戦状③
おっぱっぴー芸術思想家Keith Uさんの非常識超越理論から考える 第二回

キースユーさんの非常識超越理論がある。それを元にいろいろ考えてみた。私の理解が間違っていたらすいません。

そもそもどのような理論かというと、世の中には、以下の四つがある。
常識・・・みんなが常識と考えているもの
狭義のおっぱっぴー・・・常識の中にあるものだが、実は非常

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マズローへの挑戦状② じゃんけん理論

2022/11/13/Sun

事情探偵神原右京のマズローへの挑戦状 第二夜

じゃんけん理論

うおっほんうおっほん、事情探偵神原右京こと田村Mark和です。

今宵はじゃんけん理論について推理しようではありませんか。

この世には

グー、チョキ、パーの三タイプの人間がいます。

グーは平凡に堅実に日々を歩ける人。

パーはグーの中でも特に優れた人で、リーダーや社長をやるような人。

チョキは

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マズローへの挑戦状① 非常識超越理論から考える

2022/11/13/Sun

事情探偵神原右京のマズローへの挑戦状 第一夜

これは世界の謎を解き明かそうとする事情探偵神原右京の推理の記事である。

おっぱっぴー芸術思想家Keith Uさんの非常識超越理論から考える。

キースユーさんの非常識超越理論がある。それを元にいろいろ考えてみた。私の理解が間違っていたらすいません。

そもそもどのような理論かというと、世の中には、以下の四つがある。

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マーク楽曲のリンク貼ります

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