マガジンのカバー画像

Markover 50の人生後半戦を愉しむ

601
人生後半戦を愉しむ! 人生後半戦を「二毛作目」と捉えて、日々挑戦する中で学んだこと、気付いたこと、時に弱音なども綴っていきます。
運営しているクリエイター

#エッセイ

現実逃避の時間

現実逃避の時間

松本での単身赴任生活も2年半を超え、おおむね生活習慣が確立し、意識しなくてもオートマチックに日々の生活サイクルが回るようになってきたと感じます。それ自体は喜ばしいことですが、私の悪い癖で、そうしたリズムが単調だと感じると、刺激と変化を欲して余計なアレンジを加えたくなります。その結果、予期せぬ形で厄介な方向に進めてしまう傾向があります。現実逃避の時間作りはその一端で、ちょっと最近増えているな、と感じ

もっとみる
自分の人生から遠ざけておくべきもの

自分の人生から遠ざけておくべきもの

部屋でコーヒーを飲みながら、まったりと過ごしてしています。ようやく待ち焦がれた春本番を迎えても、相変わらず読書には本腰が入りません。ぼつぼつと生活のノルマはこなしているので、自分で自分を赦します。

本日は、『自分の人生から遠ざけておくべきもの』というテーマです。ここ数日来、頭の片隅でモヤモヤしていたことを吐き出して記事にすることで、容量の負荷を軽くしておきたいと思います。

何事も経験だとは言う

もっとみる
気にかかる本は買う

気にかかる本は買う

外は、激しい雨が降っています。今年の春はよく雨が降るなあ......と感じています。運悪く、寛ぎたい時の欠かせない小道具であるコーヒーのストックを切らしていました。お陰で、今夜は読書へ食指が進みませんでした。最近は興味をそそられて本を買っても、読まずに積んであるだけの本が増えています。それでも、めげずにまた買い続けています。本日のテーマは、『気にかかる本は買う』です。

本を買うことの安心感私が最

もっとみる
今、仕事の位置付けを考えておく

今、仕事の位置付けを考えておく

4月から新年度がスタートしました。大学を卒業して社会に出た1991年4月から数えると、34年度目になります。この間、私の身の置く場所、仕事観や取り組む姿勢は大きく変化したと思います。2024年4月時点の私の仕事の位置付けを考えておきたいと思います。

働くことは大切だと思う今も昔も、働くことは大切だと思っています。社会の中で許容されて居場所を確保する為には、何らかの仕事をして周囲や社会に貢献してい

もっとみる
昨夜は失態

昨夜は失態

昨夜は記事を書き始めたつもりがいつの間にか寝落ちしていて、連続投稿を飛ばしてしまいました。今朝起きて、「しまった...」と思った時にはもう後の祭りでした。度重なる失態は本当に残念です。とはいえ、本日は盛り沢山の一日でしたので、気を取り直して書いていきます。

別れと出会い2022年4月からの約2年間、私の松本生活の脚になってくれていた愛車が車検を迎えるタイミングだったので、乗り換えることに決め、本

もっとみる
人生の頂点は常に今

人生の頂点は常に今

本日は、自分の生きる指針として採用しようと考えている『人生の頂点は常に今』という教えについて、頭の中から棚卸しをして言語化してみたい、と思います。

時は流れない。それは積み重なる。私は、1990年代前半のサントリーウイスキー・クレスト12年のCMで使われていた『時は流れない、それは積み重なる』というキャッチコピー(サントリーテーゼとも言うらしい)がお気に入りで、これまでもしばしば引用してきました

もっとみる
円高時代の海外志向

円高時代の海外志向

明日から休暇を取得して、2泊3日の旅に出ます。予定では、明日朝の移動を考えていたのですが、今夜から雪が降る予報が出ていて、中央線が止まるリスクもあったので、今夜の前倒し移動を決めました。今、移動中の特急あずさの中でこの記事を書いています。本日の記事のタイトルは、『円高時代の海外志向』というテーマに定めました。過去を思い出しながら、着地点を決めずに書いていきます。

国内嫌いの海外志向5年程前までの

もっとみる
怒りのコントロール

怒りのコントロール

明日からの三連休を利用して横浜に帰ります。今は新宿行き高速バスの中です。連日格闘中の確定申告作業が心配の種ですが、今週末はお休みして、家族と過ごす時間を大切にします。家族に会うのは、1月の三連休以来なので、ちょっと間が空いています。なにせ、「男子、三日会わざれば刮目して見よ」のお年頃ですから、この1ヶ月半で息子がどう変化しているか楽しみです。寒暖差の激しい日々が続いた影響で、妻が体調を崩しているの

もっとみる
『飽食の時代』と言われていた時代

『飽食の時代』と言われていた時代

今日も、やるべき事(確定申告用データ整理)が十分に出来ないまま、就寝時間が近づいて来ました。別に分刻みで動くような忙しい毎日を送っている訳でもないのに、気が付けば無為な時間が過ぎているのには些か腹立たしい思いがします。本日は、『飽食の時代』という、私が小学生だった1970年代に盛んに言われていたことばを起点にして、思ったことを文字に残しておこうと思います。

『飽食の時代』は流行語だった今、『飽食

もっとみる
現代のスピークイージー

現代のスピークイージー

本日は、アメリカ禁酒法(1920~1933)時代にアンダーグラウンドで隆盛を誇ったスピークイージー(Speakeasy)に関してのまとめ記事です。今後も継続して知識を蓄えていきたいと考えている分野です。

スピークイージーとはスピークイージーは、禁止されていたアルコール飲料を密売する場所を意味し、ブラインド・ピック(Blind Pick)やブラインド・タイガー(Blind Tiger)とも呼ばれて

もっとみる
自分の欲望に向き合う

自分の欲望に向き合う

今日は、想定外の自由な時間が生まれたので、「自分の欲望に向き合う」時間を過ごしました。なかなか有益な時間だったと思うので、忘却対策としてその考えの軌跡を記録に残しておくことにしました。

2024/2/5の日記今日、明日と私の暮らす長野県松本市に大雪の予報が出ています。朝から降り始めた雪で主要幹線が閉鎖される事態になった為、昼過ぎには退勤推奨となりました。これ幸いと仕事を切り上げ、降りしきる雪の中

もっとみる
「自分の好きなことをやれ」を疑う

「自分の好きなことをやれ」を疑う

本日は、『「自分の好きなことをやれ」を疑う』というテーマで、ちょっと熱量を上げて語ってみます。私がこれから展開しようとしている中年の主張は、夢も希望も何の面白みもない砂を噛むような内容へと着地するかもしれません。しかし、そのような八方塞がりのような状況の中でも、手探りで光明を見出すのが人生の醍醐味だと思うのです。

「もう聞き飽きたよ」そのことば「自分の好きなことをやれ」という主張は、世に溢れてい

もっとみる
波も風も立たず

波も風も立たず

本日は、『波も風も立たず』という私的な日記で失礼します。

2024/1/29の日記1日の奥能登地震、2日の羽田空港での航空機事故の発生によって、何やら波乱を予見させる幕を開けた2024年、その1月が終わろうとしています。新年早々震災に見舞われた人は、本当にお気の毒であったと思います。新たな気持ちでスタートを切ろうと決意された矢先に、想像もしていなかった災害が発生して日常生活が寸断されてしまい、大

もっとみる
常に何かを考えてはいる

常に何かを考えてはいる

本日は、『考える』をテーマで書いてみます。特に意識せずに、日常生活で頻繁に使っていることばですが、考えることの目的や、意味や、方法や、本質を直視せずに、安易に使ってしまっている気がするので、自分への注意喚起としてこの記事を残します。

2024/1/27の日記気分転換にプチ旅に出ています。これから軽く飲んで、帰ります。1月最後の週末を楽しみます。

考えているが、考えられていない経験上、考える作業

もっとみる