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天領日田のおひなまつり
お雛様めぐりで大分県日田市へ。
九州の交通の要所で、江戸時代は幕府の直轄地・天領だったこともあり、小京都として栄えた歴史をもつ同市は、文化芸術も盛んで、今でも行われている日田祇園祭りはユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。
旧家も多く、お雛様も所有しているところが多いので、この20年のおひなまつりブームにものって、この時期は相当数のひな人形が町中に展示されています。
とくに重要文化財
夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く
ロシア文学の研究者・翻訳者でいらっしゃる奈倉有里さんの「夕暮れに夜明けの歌を、文学を探しにロシアに行く」を拝読。
ロシア文学を学びたいとの一心で2000年代のロシアで語学・文学を勉強した留学体験記、エッセイではあるのですが、エッセイというにはあまりにも内容が濃く重たく、読み終えた今もずっとこの本のことを考えています。
奈倉さんは最初はサンクトペテルブルクでロシア語の研修をして、その後モスクワへ
ディオティマ弦楽四重奏団
コロナ禍でなぜか室内楽曲に関心をもつようになり、
色々きいているのですが、
今回標記カルテットのコンサートがあると知り、行ってきました。
プログラムが大変面白く
・ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第1番
・リゲティ:弦楽四重奏曲第2番
・ブラームス:弦楽四重奏曲第2番
ツェムリンスキーのカルテット1番はまだ20代の時の作品ということもあり、非常に耽美な美しい旋律の多いまさにウィーン世紀末的な曲。