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ギリシャ旅行①

1月下旬にギリシャへ1週間の旅行へ行ってきた。
11年ぶりのヨーロッパ訪問であり、かつギリシャは初訪問。
なぜギリシャに行こうと思ったかというと、
私の行ってみたい国ランキング5位以内には入らないけど、
ギリシャはヨーロッパ文明の発祥の地。機会があれば行ってみたかった。
かつツアーに申し込んだのは昨年11月末。
そろそろ海外へ行きたいけど、まだ前職の仕事が気になっており、
調べたり準備したりという時間がとれそうもないため、
ツアーで、かつツアーでないと回るのが面倒くさそうなギリシャを選んでみた。
ギリシャといってもたくさんの遺跡があり、ツアーで回れるのはごく一部。
でもとりあえず、メテオラの修道院群、デルフィの遺跡、アテネのパルテノン神殿に行けるので初ギリシャ旅行としてはまずはいいだろうと

ギリシャの歴史の本やギリシャ神話のおさらいなどをしたかったが
実際にはギリシャに行く機内で急いで本を読む始末。
各観光箇所でガイドさんのお話をきいて、そうかそうかと知ることのほうが多かった。今回はツアーだったので、ガイド付で本当に助かった。

ターキッシュエアラインズでイスタンブール経由でギリシャ第2の都市テッサロニキへ。
生憎の雨だったが、紀元前の世界遺産を含め、久しぶりのヨーロッパの町に少し興奮した。

テッサロニキは紀元前4世紀にマケドニアの将軍カッサンドロスによってつくられた町。彼の妻がアレクサンドロス大王の異母妹テッサロニケであったことから、テッサロニキと名付けられたそうだ。

古代ローマ時代には東へ向かう宿場町として栄え、キリスト誕生後は、使徒パウロがキリスト教をこの地へもたらし、ヨーロッパ初のキリスト共同体が作られたといわれている。その後もビザンティン帝国の第2の都市として発展したが、13世紀の第4次十字軍襲来のときにはコンスタンティノープルにかわって大主教座がおかれた。そして再びビザンティン帝国の一都市に戻るが15世紀末にはユダヤ人の移住もすすみ、貿易が盛んとなる。その後オスマントルコの支配に入り、1930年に独立。

ロトンダ
ガリレウスの凱旋門

ガレリウスの凱旋門(ローマ軍とササン朝ペルシャの戦いでの勝利を記念して303年に建てられた)や、アギオス・ディミトリス教会(5世紀に守護聖人ディミトリオスが殉教した場所)、ロトンダ(ガレリウス皇帝の霊廟で後に教会となる)、ホワイトタワー(15世紀にたてられた防壁の一部)などを観光。
様々な国に支配されてきた当地であるが、宗教的にはギリシャ正教会。
イコンやイコノスタスなどザ・東方正教会な雰囲気を全体として強く感じた。

イスラム教徒に消されたイコン
ギリシャ正教の教会

ビザンティン帝国時代の城壁も所々残っており、素敵な古都である。

ホワイトタワー



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