まめのき
記事一覧
【ウェザーニュース特別ライブ】2022/12/3 教えて予報士さん
①なぜ冬になると西高東低になるの?
冬は北半球には太陽の光が届きにくくなるため、シベリア東部などでは空気が冷え込むことで空気が重くなり高気圧ができやすい。日本付近を低気圧が西進するとシベリアの高気圧から冷たい空気を引き込んで西高東低となる。
②寒気が入ると雪や雨となるのはなぜ?
赤道付近の暖かい海水を運んでくる黒潮が九州で分岐して日本海側へ向かい、相対的に暖かい海水の上を冷たい空気が流れることで
2022/05/25 教えて予報士さん
①青空の色の濃淡は何で変わるのですか?
空の色にも名前がついており、紺碧・天色(あまいろ)・空色の順で白みを帯びてくる。
太陽の光が大気を通ると散乱する。これは波長が短いほど散乱しやすく、青色がそれに当たり、これにより空が青く見える。
飛行機に乗ってみる空の色がより青く見えるのは、高いところの空気がより波長の短い青系の光を散乱するからである。
ここで、空気中の水蒸気やチリ・ホコリによっても光が散乱
2022/05/06 教えて予報士さん
①フェーン現象の高い所から空気が降りてくると温まるというのは?
まず、雲ができずに空気が上昇する際は、100mあたり1℃温度が下がるが、雲ができている場合は100mあたり0.5℃と気温減率が下がる。
これは雲ができる際は気体が水になる状態変化において熱を放出(水+熱⇄水蒸気)し、その分温度の下がり方が鈍るためである。
空気が山を上昇する際は温度の下がり方が鈍るが、逆に山から下降する際は雲はないた
2022/05/03 教えて予報士さん
①それぞれの前線の種類は?
日本で使われている前線は4種類(寒冷前線・温暖前線・停滞前線・閉塞前線)
ヨーロッパではこれに加えて前線を点線で表すこともあり、これは前線が弱まりつつあることを示している。
アメリカのモデルでは、上空の前線を描いたり、ドライライン(白抜き線:温度ではなく湿度の境界でひく前線)やスコールライン(2点破線)などがあり、これにより竜巻などの局地的な現象を解析するのに使われてい
2022/03/15 教えて予報士さん
①風はどこから吹いているの?
太陽の熱で暖まりやすいのは赤道付近で、逆に極域では暖まりにくい。それらの温度差を解消するために風が吹く。
赤道付近は暖まりやすいので、等圧線の本数が少なくなっている。
温度の差が大きい時に風が強く吹き、風の強いエリア、強風軸が上下に波打ってくる。これが天気の変化をもたらす。
②どういった場所でシアーラインが発生しやすい?
シアーライン(Shear : 剪断)とは異な