見出し画像

2022/01/10 教えて予報士さん

①関東に雪を降らせた低気圧と二つ玉低気圧の違いは何ですか?
南岸低気圧は関東のだいぶ南側を通過していったため、寒気も南下してシアラインによって降水が関東まで広がった。今回の二つ玉低気圧は寒気の南下は少ない。

②二つ玉低気圧で特に影響を受けるのはどの地域ですか?
北海道では二つ玉低気圧というよりか低気圧の発達による雪や風の強まりが懸念される。また、日本海側では冬型気圧配置により雪が降る。関東より西の太平洋側では気温が下がり風が強くなる。

③二つ玉低気圧は他の季節でもみられますか?
秋の終わり〜冬の入り口か春先が多い。日本を挟むように2つの低気圧が発生することをいうが、そもそも明確な定義はない。片方の低気圧が明瞭ではないため、二つ玉低気圧として天気図に描かれないことがある。

④山陽・山陰エリアで雪の可能性はありますか?
山陰地方では日本海側で雪のエリアがあり、太平洋側でも山沿いを中心に雪のエリアがある。近畿地方は北風の場合雪雲が入りやすいが、中国地方は北風の時には山陽エリアまで雪雲が入りにくく、西よりの風の時に雪となりやすい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?