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2022/6/12 ぐっソロ

①マグニチュードってなんですか?
震度が地面の揺れの強さ(電球を見たときの明るさ)であるのに対して、マグニチュードは地震の規模そのもの(電球そのものの明るさ)を表す。1つの地震に対してマグニチュードは1つだけなのに対して、震度はたくさんある。
震度とマグニチュードは値が似ているため、間違えられることもある。
1978.1.14に伊豆大島近海で発生した地震では、震度5の地震があった後、M6クラスの余震がくる恐れという文が震度6クラスの余震がくる恐れと聞き違えが発生した。

②今までで観測された最大のマグニチュードは?
1960.5.22:チリ地震のM9.5が最大。マグニチュードは8.5あたりで頭打ちになると思われていたが、岩盤が壊れた範囲や硬さなどを再計算した結果、M9.5となった。
2番目は1964.3.27:アラスカ地震M9.2
3番目は2004.12.26:スマトラ沖地震M9.1~9.3 。インド洋で大津波を引き起こした。これを契機にインド洋での津波の観測体制が整えられるようになった。そして4番目が2011.3.11のM9.0 となる。

③小さい地震について
普通伝えられる地震はM3や4だが、M0.5やMー(マイナス)0.6などがある。マグニチュードが1大きくなると、エネルギーは約30倍大きくなると言われるが、マグニチュードは対数で表され、マグニチュード自身はエネルギーの指数の値をとっている。
マグニチュードがおおよそM9だと450−500km、M8だと150km、M7だと50km、M6だと15km(以下0.3倍ずつ)の岩盤が壊れるとされている。この値を元に、複数の地震間の関連性を考慮したりしている。
M−2となれば畳一枚分の岩盤が壊れるレベルであり、岩盤の直上にいてやっと揺れを感じる程度である。

④余談
気象庁マグニチュードは揺れの幅を元にして測られる。家で測った地震計のデータをもとに計算するとM7.7だった。他の様々な地点で測られたマグニチュードの平均をとって算出されている。地震計は地面に直結されているが、地震計は床の上に置いていた。海外の地震、USGSでは別の計算でマグニチュードを算出している。

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