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2022/05/25 教えて予報士さん
①青空の色の濃淡は何で変わるのですか?
空の色にも名前がついており、紺碧・天色(あまいろ)・空色の順で白みを帯びてくる。
太陽の光が大気を通ると散乱する。これは波長が短いほど散乱しやすく、青色がそれに当たり、これにより空が青く見える。
飛行機に乗ってみる空の色がより青く見えるのは、高いところの空気がより波長の短い青系の光を散乱するからである。
ここで、空気中の水蒸気やチリ・ホコリによっても光が散乱されるが、これは全ての色を散乱させ、全ての光の色(RGB)を混ぜると白色になるため、大気中に水蒸気等が多い場合は白っぽく見える。
夕焼けが赤いのは、青系の光が散乱されて赤い光が届くからである。
②雹はどういう原理で降っている?
霰と雹の違いは直径が5mm以上が雹、5mm未満が霰である。
雲の中にある氷の粒が強い上昇流で雲の中で上がったり下がったりを繰り返す。その中で水滴が氷の粒にくっつくことがあり、それが上昇すると凍り、これを繰り返すことで大きくなる。雹の断面は木の年輪のようになっている。
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