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【ウェザーニュース特別ライブ】2022/12/3 教えて予報士さん

①なぜ冬になると西高東低になるの?
冬は北半球には太陽の光が届きにくくなるため、シベリア東部などでは空気が冷え込むことで空気が重くなり高気圧ができやすい。日本付近を低気圧が西進するとシベリアの高気圧から冷たい空気を引き込んで西高東低となる。

②寒気が入ると雪や雨となるのはなぜ?
赤道付近の暖かい海水を運んでくる黒潮が九州で分岐して日本海側へ向かい、相対的に暖かい海水の上を冷たい空気が流れることでいわゆる湯気が立ち、雲が発生しやすくなる。

③高気圧圏内と圏外の境目は?
高気圧圏内とは、等圧線が一筆書きで繋がって閉じているところ。高気圧圏内ではれる場合が多いのは、高気圧圏内の北東象限であり、南西象限では曇りや雨となることが多い。
また、高気圧がどこでできたかも重要で、冬にシベリアで発生する高気圧は冷たい空気を運んでくる。

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