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同居したらとんでもなかった物語。

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同居して14年目、とうとう同居解消して引っ越すまでの話をおさめてます。
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理想的な「家」について考える③~まめ家の歴史革命~

理想的な「家」について考える③~まめ家の歴史革命~

出力全開!全力前進!転居システム起動開始。
転居地射程距離、測定不能…
それでも、とにかくどこかへ
この衝動を撃ち放つしかなかった。

私の人生計画には無かったこと,,,引っ越し大作戦を開始した。

田舎の近所でヒソヒソと有名な「まめ家作戦」である。
数年前に保険の見直しをするため、保険の窓口へ行った
「将来、家を買ったり、引っ越したりするご予定は?」と担当者に聞かれたことを思い出した。
迷いなく

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理想的な「家」について考える➁~自然災害の恐怖~

理想的な「家」について考える➁~自然災害の恐怖~

2020年7月に恐怖を感じるほどの雨が降った、夜もずっと降り続けて眠れなかった。屋根や窓ガラスに当たる雨音と風の音が気になって恐くて夜じゅう、何度も外を見た。     (前回の記事→①)

早く朝になってほしいと思った。

完全に逃げ遅れた、油断してた

2階に上がっていれば大丈夫かと思った

でも後々後悔した。

夜になったら家が浸水し始めても逃げられないと…

一晩中、恐怖だった。

私と子供

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理想的な「家」について考える①~住宅ローンのトラウマ~

理想的な「家」について考える①~住宅ローンのトラウマ~

私が小学3年生の頃、9歳離れた弟が生まれた。その数ヵ月後に住んでる家を離れて近所のおばさんが所有している家に移り住んだことがある。半年ぐぐらいその家で生活していた。
借家は、昔ながらの家で広かった。
古くて暗くて突如家の中に現れる虫がでかくて怖かったけど庭も広くて裏が山で自然たっぷりな生活だった。このままここにずっと住んでもいいんじゃないかな、と思ってた。

私は古い家が好きなんだ。

建て替える

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跡取り息子って言葉は必要ない言葉だと思う話。

跡取り息子って言葉は必要ない言葉だと思う話。

二人目を妊娠した時のこと、あれは一生忘れることは決してないだろう。

一人目は女の子だった。

二人目、どちらなのか。

母としての願いは、性別は関係なく元気に生まれてきてくれたら良いそれだけだった。

お産はいつも命懸け。
一人目の時にお産が早くて先生が分娩室にやって来る前に産み落としてしまい、産まれてきやすいようにするときの処置みたいなやつが間に合わず、後々お股は傷だらけで散々な思いをした。

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