しらいさんちの子育て事情⑬：「どん兵衛が遠い」

2024/6/28（金）：子育て日記
　ムシムシ蒸し暑いですね💦
　抱っこするのもされるのもムシムシベタベタ…不快指数高めの気候ですね。少しでも快適に過ごせるように工夫していかないと！
　母、がんばります！！
　
　さて、今日振り返るのは退院の日。
　バタバタと育児に奮闘していたらあっという間にもうすぐ我が子は3カ月。忘れないうちに振り返っておこう。

退院、できるかな？

　私達親子の退院は、
「母は貧血の数値が正常値になっていること」
「娘は黄疸の数値がセーフであること」
という条件があり、少し不安のある入院期間でした。母の貧血は前日にクリア！娘も正常値になっているものの毎日検査があるので、退院予定日当日まで一緒に退院できるのかどうかドキドキの感じだったのですが…退院予定時間を大幅に超えての「退院OK！」の答えをもらうことができ、大喜びで退院準備をすることになりました。お世話になった助産師さんに挨拶をして、病室を後にしました。

桜と雨傘

　
「娘！いざ初の外！！」
と外に出るとしっかり雨が…娘を生むために病院に向かう時も大雨だったのに帰りも雨…桜と一緒に写真を撮れるかな？と思っていたのに、雨のなかビニール傘を差して無理矢理娘を抱っこする夫の写真を撮りました。
　…私も娘を抱いて撮って欲しかったな…とは思いながらも、小雨ながら新生児の娘を濡らすわけにもいかず、諦めて車に乗り込みました。
　車までの道中、沢山のおばさまに
「かわいい♡」「何か月？」「日本の未来をよろしくね」
なんて声をかけてもらえたのも幸せやったなぁ♡

念願の寿司＆どん兵衛…は遠かった

　退院後助けてくれる私の母と合流して、市役所で出生手続きを済ませ…「退院後の最初の食事はお寿司とどん兵衛！！」と決めていたお寿司を購入して帰りました！
　…が！
　まず寒い！震えるほど寒い！
　貧血のせいかな？ブランケットを着込んでどん兵衛にお湯を注ぎ、お寿司を開封して
「いただきま～す」
　…できませんでした。　
　その理由は「後陣痛が痛すぎたから」！！
　入院中にも感じたことがないほどの痛みが発生…数分間冷や汗をかきながら悶絶しているうちに、どん兵衛の食べごろは過ぎ盛大に伸びておりました。
　痛みが治まり、改めて食べたお寿司とどん兵衛…伸びていてもおいしかったなぁ♡
　お出汁が染みわたりました✨
　お寿司も、敢えて生ばっかり食べてやった☺

カサカサの焼き鮭

　食事を終えて、改めて家の中を整理すると…
①冷蔵庫には破水した日の夜に「明日のお昼ご飯で食べるわ」とラップしておいた焼き鮭と味付けに失敗したポテトサラダがちょっと寂しそうに並んでいました。何だか遠く感じるあの日の夜が急に思い出されて、
「あの夫婦二人の日常から、母になって帰って来たんだなぁ」と思うと、乾ききった鮭に感慨深ささえ感じたなぁ。
②冷凍庫に、夫用に買った冷凍食品。予想通りの夫の好物だけなくなっていて、「ばりうまかった♪」と嬉しそうに感想を伝えてくれた夫。父になり、一人でレンジで温めている夫はどんな顔、気持ちでいたんだろう…と留守番中を想像すると、夫が愛おしくなりました♡
③普段の私とはちょっと違う形で洗濯物が干してありました。ネットで見る気の利いた旦那様たちみたいに、「我が子を迎えるために部屋を掃除しておいたよ✨」なんて人ではないけど、夫なりの思いを感じ、キュンとしました。
　でもこの時、ここから始まる「親」としての私達夫婦のスタートに不安がいっぱいだったなぁ…夫婦関係も崩れてしまうのでは…なんて想像してたけど、今も変わらず夫に感謝し夫大好き♡でいられるのは、ひとえに私達夫婦の努力の賜物です！！
　これからも変わらず仲良しでいられるように、二人一緒に変わっていけたらいいな。
　夫！よろしく頼みますよ！！