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日頃のつぶやきな私

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筆者自身の生い立ちや日頃の生活上で振り返ってみた内容が多く出ています。 またグルメなど楽しい情報も配信できるようにしていきますね💦
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#手話言語

手話CGは近未来の手話通訳?!

手話CGは近未来の手話通訳?!

手話通訳は耳がきこえない私たちにとって、必要な合理的配慮として不可欠であろう。

そんな手話通訳の在り方もついに近未来化を実感させる時が。。。それはみなさん、ご存じでしょうか?東京パラリンピックにて、NHKが開発していた最新技術による手話CG解説というのが出てきました。

車椅子バスケットボールと車椅子ラグビーのみの2競技で一部の対戦カードで対応していましたが、この経験を活かして次のデフリンピック

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オリンピック・パラリンピックが終わる今

オリンピック・パラリンピックが終わる今

2021年7月23日に東京オリンピックが始まり、そして2021年9月5日をもってパラリンピックも終わった・・・。約8年という長い道のりだったオリンピックにかける想いの火は灯りを消していき次回の開催地パリへとバトンタッチされた。ついに日本としてのオリンピック物語は終幕されたとしている。

非常に長い時間だった。本来なら、1年前の今である2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催する予定だった

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緊急要望②!オリンピックの手話通訳を考える!

緊急要望②!オリンピックの手話通訳を考える!

現在、東京オリンピックが開催して折り返しに入ったところですね。金メダル候補が予選敗退したりするなど精神的にも波乱な出来事が印象付けるほか、歴史的最年少のメダルなど嬉しい出来事などありましたね。

 やはりオリンピックは、子どもたちの夢を与える、希望を与える感動という力があります。しかしながら、一方でコロナ感染は急拡大するなど悪い現状は止まりません。だから反対の声もどんどん大きくなっているんですね。

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ロイロノートの授業を考えてみた②

ロイロノートの授業を考えてみた②

先日の投稿「ロイロノートの授業を考えてみた①」に続くが、実はこのロイロノートって今の近況に相応しい新しい授業の活用法ではないかと私は感じている。それだけではない。授業現場だけではなく、研修会だったり団体活動のイベントだったり多様な活用方法のアイデアは協力があれば、実現することも可能である。便利なアプリケーションの一つである。

 でもやっぱり教育現場において、ICTの活用をもう少し活かすことで聴覚

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ことばの学習に手話を使う

ことばの学習に手話を使う

ことばの学習ってきこえる子だったら、1歳半で自然に喃語を発するようになり、そこからもの一つ一つのことばを親から教えてもらうように耳に入って自然的に学んでいくだろう。

 では、きこえない子だったらどうだろうか。これは、聴覚のきこえで判断するときにはわかるので、発覚時期はバラバラである。決まった時期はないが、医学的にいうと新生児スクリーニング療育が以前より進むようになってきたため、早くて6ヶ月の時点

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「動詞」を学ぶ

「動詞」を学ぶ

先日の投稿「品詞には色々な種類がある」の続きで、これから一つ一つの授業の中で気付いたことを記述していきたい筆者であるがこれはあくまで実際に起こった中での出来事である。この出来事が他に似たような経験やすべてのきこえない子どもが必ずしも同じ事があるとは限らないということを前置きしておく。

 まず「名詞」から一つ一つ話したいと思ったが、ここはあえて「動詞」から始めていく。まず、どのようにして授業を行っ

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品詞にはいくつかの種類がある

品詞にはいくつかの種類がある

ことばの引き出しを増やしていくことで、自分の話す力がどれだけ日常生活の中で活かせること出来るのかが決まってくる。語彙力が多い人は、この人は頭賢いね・・・。とか仕事で色々と頼れそうな人だな・・・。と第一印象がそれぞれ違いが出てくるかもしれない。

 でもことばの引き出しを増やすことが良いことではない。私は一番とても大事にして欲しいなと思っているのが、ことばの使い分けが上手く出来る人ではないかと思って

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味覚を知る

味覚を知る

みなさん、ご飯を食べて味をどのように伝えますか。多くは「美味しい」「不味い(美味しくない)」という2択でしょう。笑。でもテレビで見るグルメレポーターの話で出てくることばって非常に様々な表現がありますね。

「甘い」「まろやかな甘さ」「ふわーとした甘さ」「とろける甘さ」・・・

 これってどういうイメージだろうか。と聞いたら、人それぞれイメージするものは違いがあるはず。きこえる子なら、その言葉を聞い

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理由・根拠を説明する力

理由・根拠を説明する力

これから何回か、授業例で痛感したことを少しずつお伝えしていけたらと思うので、ぜひ読んで頂ければ幸いです。この気付きというのは、先日の投稿「オンライン授業を考える」にてお伝えしたように2つの授業を通して自分が得た新たな学びである。この学びというより、得た経験談として後における聴覚障がいの指導とは何かという教育者の視点から真面目に語っていきたい。暑苦しい内容かもしれませんが、一つの視点であるということ

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オンライン授業を考える

オンライン授業を考える

今、私が取り組んでいることは2つある。1つ目は、講師としてオンライン授業を行っていること。もう一つは大学生として履修するためにコロナ禍によってオンライン形式で講義を受けている立場にあることである。どちらも対面授業ではなく遠距離での非接触な授業であり、難しいところがあることを経験している最中である。ここでは気付いたことを書いてみたい。

●講師として取り組んでいる授業について

 オンラインなので遠

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GIGAスクール構想に思うこと

GIGAスクール構想に思うこと

今の時代はコロナ禍で多少の大きな変化が起きている。特に教育現場では、対面授業が難しいというところも教員の悩みである。感染しないように気を付けながら、出来る限りの授業を実践するというのはいつも通りのスタイルから変えていかなければならないところがある。

 例えば、いつも通り、生徒が前に出てチョークをもって黒板に書いてもらうように答えさせるという行動も制限される。プリント配布するときに生徒にお願いする

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