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私が述べる真剣な教育の話

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大学で「教育」という分野に向き合っていきながら、自分なりの真面目さを使って分かりやすく表現したマガジンである。
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記事一覧

時代をみる授業づくりにおける事柄とは

時代をみる授業づくりにおける事柄とは

今年1年間の学びで大きく得られたことは、タイトルの通りである。
「時代を見る授業づくりにおける事柄とは」って、はて?何のことかな?と疑問に考えますね・・・。笑その通りです!素人とか、全く勉強しない、苦手だという方々から見ればごく難しい頭が痛くなる程なんですよ・・・。汗

そんな学びを得た私は、以下のレポート内容を通して社会科における授業の観点をどのようにして生徒たちに伝えていくべきだろうか。という

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近代で関心あること

近代で関心あること

「近世で関心あること」の次は、「近代」ですよね。この内容は、私が学びを深める中で痛感した自分なりの考察意見が多く示されていることが特徴であり、講師からは根拠が求められると指摘するもの、大変深く勉強しており歴史的変遷を主体的に考えようとする姿勢が強調されている点から高評価を頂いたので、皆さんにも読んでもらいたい。

 読んでみて最終的に自分の考察意見に共感するのであれば嬉しいし、異なった意見などさま

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近世で関心あること

近世で関心あること

 先日に投稿した「古代」「中世」に次ぐ今回も「近世」と「近代」の内容が出来上がったので、少しずつ紹介していきたい。社会科教員を目指す中で通信教育の学びをまとめたレポートであり、ここに記載している内容を一部修正加筆を加えた上で提出しているので、より高い評価をもらえたことが自信になったと感じている。しかしながら社会科の授業というのは色々な観点から、自分の思い込みではなく根拠を持って、しっかり説明できる

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外国史を学ぶ②

外国史を学ぶ②

1年前の投稿に遡る「外国史を学ぶ」に続く第2弾のレポートが高評価を得た上で自分の学びだということから、ぜひとも読んで頂きたいと思う。なお、外国史を学ぶというのは高校時代に経験したこともなく大学でも少なかたために独学した感じで時間はかかったもの、なんとなく知識を深めることが出来た機会となった。レポートとしては、非常に難しいテーマである。

【課題】ヨーロッパ世界とアジア、特に日本との遭遇に関する経緯

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#6 

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#6 

ロイロノートを使ってみて色々と気付くことはたくさんあります。筆者の場合は、オンライン授業を始めた当初に行った助詞の学習方法をロイロノートでうまく活かすように実践する取り組みを模索しながら進めてきました。

ここでは「夏」の季節にあったことを課題掲示から読み取り、自分が相手に伝えたいことを解答している。Sくんが解答したのは次の通り。ここで使われている色分けは、先日の授業で学習したことを覚えており先生

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#5

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#5

 この当シリーズを執筆してもう5回目となりましたね。といえ、前置きに「オンライン授業の“必要なこと”を考える」#1〜6を合わせて、10回分の記事では、私が現在取り組んでいる仕事から感じたことの記録として綴じてきました。

「オンライン授業の“必要なこと”を考える」シリーズの趣旨はこのように意識して執筆している。特に#4を読んで頂ければ今回の当シリーズでも考えさせられることになるじゃないか。を筆者か

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#4

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#4

日本語には、決まった表現のルールがいくつか細かく分かれている。人間関係によって、使い分けすることに留意することも多い。だから、人間みんなが生まれながらにして、日本語が得意でもない。自分は得意し、上手に使っているんだと思うことはない。人の受け止めは多様なので、この人の日本語はおかしい。とか複雑な表現で分かりにくいけれど、なんとなく高い目で話しているそうだなというイメージを受け止めることもあるかもしれ

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#2

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#2

ことばの学習には内容や工夫、気をつけること、授業の流れという中で色々な考え方がありますね。特に正しい方法の学習があるとか、こうした方がいいという学習内容とかという決まったことの答えは一つだけではありません。分かっていることは、受ける子どもの脳の発達や心理状態が家庭環境の影響を受ける中で、どの位成長しているかによって教える側も応じることのパターンが多様化するということですね。

 つまり、聴覚障がい

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#1

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び#1

まず最初に話すのは、こちら。小学5年生の子どもとの初めて授業をした1〜2ヶ月の授業テーマを話したい。

●果物、野菜、乗り物、文房具や家具、家にあることば

●家族構成、学校教育、仕事で出てくることば

このカテゴリーそれぞれにあることばの絵を示すことで、子どもは視覚的に正しく答えられるか。小学1年生だと思って教えるところから始めた。ところが保護者の不安にあったように小学5年生なのになんと指文字で

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「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び-序章-

「ことばの学習」実践からみる聴覚障がい児の学び-序章-

実は、また1歳取った30代の私は、この日から決めていることがある。これを取り組む姿勢を作るために今回の記事執筆からもう少し思考を巡らせた内容として皆さんに伝えればと思っている。

まず、私は先日の投稿で以下の通りの流れで何度かオンライン授業に触れてきた。受ける生徒側の感じた側面と教える教員側の感じた側面両方を併せ持っている私にとっては、このオンライン授業の実践が自分の蓄積した経験談となっている。

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オンライン授業の“必要なこと”を考える#1

オンライン授業の“必要なこと”を考える#1

序章では、私が取り組んでいるオンライン授業についてきっかけとその背景を簡単に述べていたが実に言うと2つの側面がある。

1、大学生としてコロナかの影響で対面授業が出来ず、オンライン形式で受講しながら履修していること

2、仕事として生徒を引き受けてその児童生徒の実態を把握した上で適切な指導内容をオンラインを通して分かりやすく提供する立場にあること

の2通りを同時並行しながら、生活している私の日常

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オンライン授業の“必要なこと”を考える#2

オンライン授業の“必要なこと”を考える#2

オンライン授業という概念から、また2つの側面である私の日常を外してみよう。まず一人間として、オンライン授業をいざ受けると言ったらあなたはどう感じますか?どちらの方が近いでしょうか。

A:「家にいながら授業を受けるため、わざわざ学校に行く必要はないんだ。サボることもできるじゃん。」

B:「学校に行く必要はないのは良いけれど、分からない時や困ったことはどうしたら良いんだろう。友達と楽しみたいのに、

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オンライン授業の“必要なこと”を考える#3

オンライン授業の“必要なこと”を考える#3

#2では 、オンライン授業をするにあたっての教える側の心構えを執筆してみた。今回は逆に受ける側の立場になって書いてみる。私は昨年、コロナ感染対策のために対面授業のはずがオンライン授業に変わったために受講するにあたって苦労したことがあった。この詳細については、先日の投稿「オンライン授業を考える」で書いているので読んでもらいたい。

ただ受ける側の立場を通して感じたことは何か。

1、きこえる人より視線

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オンライン授業の“必要なこと”を考える#4

オンライン授業の“必要なこと”を考える#4

教える側と受ける側の立場になって書いてみた中で、一番押さえておきたいのが伝達方法である。伝達というのはお互いの意思疎通が一致して学び合いが成立することの環境が出来ることである。オンラインだけではない、対面授業でも同じことであり、対面とオンラインのメリットとデメリットをうまく活かして子どもたちの学びを充実していくかどうかというのか。コロナ禍における現状の中で大きな課題にぶつかっていることが全国各地の

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