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vol.36窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず

こんにちは。
NSP公認たまり場第10号:前橋たまり場(旧:壮年就農GATEから名称変更)では、代表の嶋﨑剛志とメンバーでの語り合いコンテンツの定期配信をやってみることにしています。

それぞれの関心に沿って語り合ってみたおかげで、それぞれの解釈で問いかけ合ってみたおかげで、自分達に何ができそうか・先々のことを考えて今何をした方が良いのか/やってみたいのかを語り合っているコンテンツをお届けしていきます。

農の話もあれば、暮らしの話もあれば、生き方の話もあれば・・・ごちゃまぜすぎるトークとして思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、私たちが等身大で生きる暮らしの中で、いろいろなことを感じ・考え・語り合っている姿をお届けすることを通して、ご視聴くださる方々それぞれの中でも物語が生まれるきっかけとなると嬉しいです。

【こんなこと語り合っています】
でも本当に、こういうコロナがあると、みんな頭使うよね。いいことよ。
今までとは違ったって、考えたりとか。
淘汰は当然常にあるんだけど、神様が考えてるとすると、そろそろ一旦ガラッと変えましょうということなのかもね。

小さな周期だと、大体30年とか20年とか言うじゃないですか。それがありつつ、ドーンっという大きなのものがやっぱりあるんですよね。それが今回のコロナで。世界中で、どの業界もどの人も年齢も全員じゃないですか。
確かに。
なんかみんな考えなさいって。
変化だよ、変化。

すごい思いましたよ。だって家にいなさいでしょ?じゃあ家にいて何すんの?って言ったら、見つめ直しなさいって僕は言われてんのかなって、すごい思いましたもん。
絶対内省している人めっちゃ多いんですよね。
めっちゃしました。

あれだね、窮すれば即ち変ずだからね。変ずれば即ち通ずだからさ。
その流れがある中の今ここだからっていう。
うん。
もう次はあるわけで。そこどうするっていうのは、みんながそれぞれ考えつつ、動きつつ。

だからもうこのコロナで、本当に追い詰められちゃって、変わっていけた人はさ、もうコロナも怖くないよね。だいぶ行き詰まってたもんね、いろんな業界が。
そうですね。
なので、もう不調和だったんだよね。
うん。

変化が起こってガラガラってなるとさ、調和に向かうじゃない?調和がずっと続くとさ、調和してるんだけど窮屈になるじゃん?
段々ね。
これまたガラガラにしたいじゃん?で、ガラガラにした後には、また調和が来るわけよ。だから、変化と調和はさ、進歩と調和と言ってもいいんだけどさ、段々くるんだよね。
進歩。調和。進歩。調和って。

今まさに、調和が窮屈とかになってる時代で、それを何とか打開したいなという雰囲気があったんだろうね。それがコロナということで出たんだね。
あー。
中途半端な、例えば半年とかだと、人間がまた戻っちゃうといけないから。時期がもうちょっと長く。

それこそ昔、大掃除とか言ってたのもありますしね。
うん、あるしね。ああいうのがさ、来たんだと思うわ。
やっぱり何かきっかけがないと、全体としてこうっていう方向性として。
だから、我々も変わらないとね。常にね。変わったからいいやはないね。
ないですよ。そうすると、次が見えてきますもんね。
うん。
どこかで満足って多分ないですもんね。
ないね。

伝統は伝統でいいんだけど、常に変化だね。
確かに。やっぱり、今までよりは伝統の継承も、ちょっとずつ何かが変わっていくのが、もうちょっと見えてくる感じですよね。今までも内部ではいろいろ細かいところで変化はあってても、外から見たらやっぱり伝統は伝統でって。でも今後は、その伝統は残しつつも、もうちょっとこう変化がありつつ起こってきそうですよね。

だから伝統ってさ、変わらないものみたいなことでしょ?なんだけど、多分伝統になってる人たちって、歌舞伎でも何でもさ、常に変わってたと思うよ。
確かに。
その時、その時。だから昔の姿ではないんだと思うよ。
だからこそ、口伝って。残すんだけど、一字一句、こうしなさいああしなさいで残さないで、継ぐ人が自分なりに考えて継いでいくじゃないですか。だから、やっぱりちょっとは変化しているわけですよね。
確かになー。
そこでその人の技量がないとできないですもんね。
うん。

僕、お茶をやってて、その先生がすごい人気なんですよ。でも、その先生は何流かって言ったら、ないんですよ。もう抜けてるんですよ。
流派?
そうそう、流派はもともと表だったかな。でも、なぜ抜けたかって言ったら、正座しないとお茶は駄目なんですよ。でも、そうすると障害者の人にお茶を出せないんですよね。
そうだね。
来てもらえないでんすよ。でも障害者の方にも出したいって言って、(流派を)抜けてやってるんですよ。そしたら、すごい人が集まってきて。先生って言われている人達もすごい集まってきて、さらに道具もすごい集まってるんですよ。
いいね。

障害者の人に出したいっていう気持ちがね、それはそれで素晴らしいと思うけども、障害者でなくてもいいんだよね。
一緒にって?
うん。
だから、そのおかげでというか、僕は正座が全然できないんですけど、僕でも行かしてもらってるっていう。
いいよね。でもやっぱりね、本当の変化はそこにあるんじゃないと思うんだよね。そのお茶をやっている先生も、本心から障害者にお茶をと思ってやっていればそれはそれでいいと思うんだけど、本当は違うところにあるんじゃないかと思う。
そうですね。常々言っているのは、お茶の文化って女性の文化っていうか、女性が多いんで、それを若い男性の人にやっぱり伝えたいっていうのが一番?一番というか、聴いている限りはそっちの方が強いイメージがあります。

その先生は、もう0歳から99歳まで男性の方をお坊ちゃんって言うんですよ。男性だけでお茶会をやりたいっていうのが夢っていうのと、あとはやっぱりすごい高価な道具とかもあるらしいんですけど、僕にはちょっとわかんないですけど、普通にやっぱりお道具って手に取ってもらわないと。やっぱり心遣いっていうか、おもてなしっていうか、そういうのがすごいなっていうのは、勉強にはなってますね。
そうだね。

だから、障害者だけではなくて全体的におもてなしっていうか、楽しんでもらいたい、お茶の文化を伝えたいっていうのが、正座できるできない関係なく、どっちの人にもいて欲しいっていう。
すごくいいと思う。元々さ、この間も話したけどさ、お茶ってさ、そこが原点だから。おもてなしをするためにお茶がある。お茶があるからおもてなしをするわけじゃないからね。目的はおもてなしだから。
そうっすね。
誰でも気軽に来てさ。すごく楽しいというところを提供できればいいわけでしょ。

元々は、(お茶って)男性からのものじゃないですか。
そうね。千の利休とかね。
それが段々と女性が増えて、(今ではお茶会に)その中に男性がいると、あらまぁみたいな。
元々は、(お茶って)武士が好きだったんだよね。
そうっすね。

(中略)

おもてなし道ですから、茶道って。
紅茶でもあるんだから。
目的を忘れずに、おもてなしをちゃんとしましょうというところを忘れずにやれば良いんだよね。
どれだけおもてなしができているかが重要だから。

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お読みくださり、ありがとうございました!
これからも毎週1回、コンテンツ配信予定。

前橋たまり場、新しいことをやってみてるよ
構想から1年半。昨年2月から毎月1回オンラインで集合して、ざっくばらんに普段感じ考えていることや関心がある話題について、テーマやカテゴリーを決めずに具体的なことから抽象的なことまで行き来しながら語り合い収録してきました。

私たち前橋たまり場では、初回の配信(7月31日)では、vol.01からvol.06まで一気にお届けしています。8月からは週1定期配信していますので順番通りでも、「これ、おもしろそう!」「どんな内容?」などお好みに合わせた順番でも、お愉しみいただけると嬉しいです。
それぞれの関心に沿って語り合ってみたおかげで、それぞれの解釈で問いかけ合ってみたおかげで、自分達に何ができそうか・先々のことを考えて今何をした方が良いのか/やってみたいのかを語り合っているコンテンツをこれからもお届けしていきます。

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