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vol.13 就農から3年経った今思うこと

こんにちは。
NSP公認たまり場第10号:前橋たまり場(旧:壮年就農GATEから名称変更)では、代表の嶋﨑剛志とメンバーでの語り合いコンテンツの定期配信をやってみることにしています。

農の話もあれば、暮らしの話もあれば、生き方の話もあれば・・・ごちゃまぜすぎるトークとして思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、私たちが等身大で生きる暮らしの中で、いろいろなことを感じ・考え・語り合っている姿をお届けすることを通して、ご視聴くださる方々それぞれの中でも物語が生まれるきっかけとなると嬉しいです。

【こんなこと語り合っています】
2018年に会社を辞めて、ここ(農林大学校)に通ったんです。
それから3年ですよ、もう。
3年ですよ、もう。

素晴らしい!
早いね。早い。

何事も3年は(継続)っていうじゃないですか?
うん。
その3年を迎えるわけですね。
その3年の意味がわかるね。
ほー。
なるほど、実感として。

3年やるとだいぶ違うよ。
本当に、景色が。

3年続けるか続けないかって、本当に大切って言いますもんね。
大切だろうね。

初めはさ、バクチャーとかやってさ。
そうでしたよね。
本気で農業をやってたけど、本気での農業でもなかっただろうね、今考えれば。

今振り返ってみると?
うん。
へー、そうなんですか。

こちらから(嶋﨑さんの姿を)見てると、本気に見えましたよ。
本気は本気だったけど、最初からこういうふうには目指してなかったじゃん?
そうですね。やりながら見えてきて。
そう。

(当時は)バクチャーの資材も売りながら、バクチャーの説明とかをする方が半分と。
にわとりとかも飼っちゃってさ。
ありましたね。
卵、卵みたいな。
そうそう。
畜糞の処理もしようとか考えたりとかさ。
かつ農業もみたいな感じだったでしょ?
農業はだから(当時)100%じゃなかったんだよね。
そっか。

農業っていうか、畑が100%じゃなかったんだよね。
他のこともしつつでしたもんね。
そうそうそう。

そういう意味では、最初から畑100%でやっていたら、もうちょっと早かったかもね。
と思うのは今なんだけど、でもやっぱりこれくらいの(月日は)かかったかもしれないね。

やりながら見えてくるから。どんどんと、こうしようああしようって出てきますもんね。
うん。

そういうところで辞めようとは思わなかったんですか?
ないないない。
それはないですね。
うん。

それは本当にラッキーだよね。
なんで会社を辞めちゃったんだろうって後悔するんじゃなかろうかと思ったいたんだけど。
その後悔をするのが嫌だったんだけど。怖かったんだけどさ。
それがなくて良かったよ。
そうですね。
うん。

その効果が一番嫌じゃない?
ものすごい良い待遇を蹴ってこっちに来たものの、やっぱりあっちに帰りたいと思ったらさ。それはもう不幸せよね。
確かに。でも僕思っちゃったことありますよ。
うんうん、まぁ、それは思ってもいいよ。

だから、ラッキーだった。幸せだよね。
それはやっぱり農業が楽しいからですか?
そうそうそう。

会社のときにやってたことが、仕事自体は別に嫌いじゃないけど。
計画を作ってさ、何か実行してさ、前回も話したけどPDCAがあるじゃん?
あれが全くピンとこない中でやらされてたじゃない?
何か計画立てろみたいな感じでさ。
去年比110%にしましょうとかね。
120%にしましょうとか、数字が先でさ。

新規も開拓しましょうみたいなね。
そういうのありきですもんね。
そうそうそう。

それのテーマを一生懸命考えたり探したり。
良いテーマ見つかったって、数字を作って(上に)あげて、プレゼンして1年間やってみてどうのこうのじゃない?

それはしょうがないんだけどさ、お金(給料)をらっていた以上。
でもそこにIがないだよね、Iが。
インスピレーション。

IのないPDCAはもう無駄で無駄でしょうがなくてさ。
プレゼンするために資料を作り、それなりに動いてさ、それなりに結果も出るけど。
またそれで資料作ってさ、ずっと資料作って発表してたもんね。

パワーポイントはそれなりに上手くなったよ。プレゼンも。
なんだけど、そこに気持ちがこもらないからさ。
技術論だけなんだよ。

資料もこうすれば上手くできますとかさ。
プレゼンもこうすれば、みんなに良く思われますみたいな。
技術論に走るでしょ?

それはもうね、本当にやりたいことを本当にやってる人がやったらさ、かなわないよね。
そうですよね。

いくら凸凹な感じがあっても、聴いていて、あ、この人本当だなと思ったら、きれいさとかじゃないですもんね。
うん。

だから逆にプレゼンなんか適当になったけどさ、通じるよね。
うん。
きっと通じない人には何を言っても、通じないから。
通じない。それはもうしょうがないよね。

前はさ、もう本当に興味のない人にプレゼンをやっていたからさ。
通じるわけがないんだよ。
やる方も興味ないし、聞く方も興味いし。
確かに。

役割を演じてるだけだもんね。
部長の人は、「それじゃあかんやろう」とか最もらしいことは言うけどさ。
その人だって、別にそんなに人生かけての本気じゃないもんね。

お金のためとか、地位のためとかさ、生活のためとかっていう意味では、必死だろうけど。
そのためでしょ?
何のためにって、そこはちょっと違いますもんね。
うん。

守るためですもんね。
そうそうそう。

そのために必死でパワポの資料作ってさ。
だから、そういう本が未だに売られてるってことですよね。
そうそうそう。
いかにすれば響くかとかさ。
A41枚でいかにとかありますもんね。
そうそうそう。

エレベータートークとかね。
社長とエレベーターで会ったら何を喋るみたいなさ。
短時間でいかにとかね。
そうそう。

そんなのさ、こっちが本当に真剣だったらさ、考えなくても出るわね。
うん。そう思います。

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お読みくださり、ありがとうございました!
これからも毎週1回、コンテンツ配信予定。

前橋たまり場、新しいことをやってみるよ
構想から1年半。昨年2月から毎月1回オンラインで集合して、ざっくばらんに普段感じ考えていることや関心がある話題について、テーマやカテゴリーを決めずに具体的なことから抽象的なことまで行き来しながら語り合い収録してきました。

前橋たまり場、初回の配信(7月31日)では、vol.01からvol.06まで一気にお届けしています。8月からは週1定期配信していますので順番通りでも、「これ、おもしろそう!」「どんな内容?」などお好みに合わせた順番でも、お愉しみいただけると嬉しいです。


それぞれの関心に沿って語り合ってみたおかげで、それぞれの解釈で問いかけ合ってみたおかげで、自分達に何ができそうか・先々のことを考えて今何をした方が良いのか/やってみたいのかを語り合っているコンテンツをこれからもお届けしていきます。

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