2020年1月の記事一覧
情熱の炎は弱火でじっくり
やる気全開でがんばるぞ! とか、フルスロットルでやるぞ! とか。そういう言葉は、主に自分を奮い立たせるためなんだな、とようやく気がついた。
SNSなどで「ものすごくやる気に満ち溢れています」というような言葉を目にすると、なんだか「わたしはそうでもないなあ」と思案していた時期がある。
「自分はそこまで出来ていない」と比較して、勝手に落ち込んでいただけかもしれない。けれどもそういった発言をしている
がんばれ、うちの受験生
「なんか、お腹痛い。……行くの、ヤだなあ」
センター試験が行われた1月18日のこと。窓の外を見ながら夫がぼやいていた。なんだか体育の授業をさぼった小学生のわたしみたいだな。
その日は全国的に天候が荒れていて、わたしが暮らしている神奈川県の海沿いの町も雨風にさらされていた。
その日は二級小型船舶免許の実技講習が行われる予定だった。ひどい雨風のなか、船に乗ってアレコレやるのは大変だと言いながら出
7枚切りの食パンを探している
「自分に合うかどうか」を基準に考えることがある。けれどそもそも「自分」が変わることのほうが多い。それに、自分にぴったりだ、とってもしっくりくると感じているのはほんの一瞬しかない。
一番わかりやすい例としては洋服があるだろうか。子どものころ、すごきお気に入りの洋服があったけれど、自分の成長に伴って「なんだか子どもっぽくて嫌やなあ」と感じるようになってくる。そのうち、体のサイズそのものが合わなくなっ
セットアップにあっぷあっぷ
この三連休は本当にがんばった。自分で自分を褒めるしかないので、とにかく労いたい。
もう一ヶ月以上放置していた懸念事項を、ふたつも片付けたのだから、良くやった! と言わざるを得ない。
片付けたひとつは、パンツの裾あげ。
仕事で都内に打ち合わせに行くときに着用するパンツの裾が、外れてしまっていた。
いつからだっけ? と思い返してみると、たしか11月の終わりころに裾あげテープを購入した覚えがある。
自分の中にある不確かな不寛容さ
ふとした出来事がきっかけになって、自分の内にあるひそやかな不寛容さと向き合うことがある。
わたしの場合、わたし自身の不寛容さと向き合うのは玉ねぎを手に取るときだ。
玉ねぎを調理すると、しばしば嫌な気持ちになる。玉ねぎを手に取るとき、薄茶色の皮に包まれた状態が多い。紡錘形の玉ねぎは、これから芽を出す部分と、土の中から収穫され、出荷されるために切り取られた根っこの部分がある。
この、切り取られた
うまくやらないと決める。
ありがたいことに、ARUHIアワード10月期の優秀作品に選んでいただきました。(*ARUHIアワードは終了しています)
昨年は思った以上に小説が書けなくなっていました。
夏に書いた小説も公募に出してみたものの、一次選考に通ることもなくて、ぐずぐず悩んでみたり。ただ、何かうまくやろうとしていたのか、空回りしているなと感じていました。小説の世界に身を浸すよりも、現実に起きたことに、頭で考えているよ
忘れちゃいそうなポイント還元
「そういえば、いつからだっけ?」
何のことはない、キャッシュレス決済で受けるポイント還元の話だ。
クレジットカードで決済した場合には、それぞれの引き落としの際に還元されるので、特に気にする必要はない。
交通系のICカードはポイント還元事業に参加しているところもあれば、参加していないところもあるようだ。
わたしが利用しているPASMOは対象となっている。しかし、ここにひとつ落とし穴がある。P
手に取ることもできなかった
1月4日のほぼ日「今日のダーリン」に書かれていた糸井重里さんの言葉。
買えないものがあることって、すごく大事な気がする。
じぶんのものにはなってくれない、すばらしいもの。
それが与えてくれるものって、すっごく大きいんです。(一部抜粋引用)
わたしにとって、何がこれにあたるだろう? としばし思いを巡らせた。
いくつか思い当たるものがあるけれど、そのひとつに「マンガ」がある。
今でこそ、マンガ