うまくやらないと決める。
ありがたいことに、ARUHIアワード10月期の優秀作品に選んでいただきました。(*ARUHIアワードは終了しています)
昨年は思った以上に小説が書けなくなっていました。
夏に書いた小説も公募に出してみたものの、一次選考に通ることもなくて、ぐずぐず悩んでみたり。ただ、何かうまくやろうとしていたのか、空回りしているなと感じていました。小説の世界に身を浸すよりも、現実に起きたことに、頭で考えているよりも、心が置いてけぼりを食らっていて、じわじわっとダメージを受けていました。
最初に「うまくやらない」と決める。という言葉を、ときおり田中泰延さんがツイートされていて。
もともとは糸井重里さんがおっしゃられた言葉です。
この言葉を思い出しながら、とにかくコツコツ書いてみた小説です。
うまくやらないも何も、うまくできた試しもないんだから……。ただ、こうして評価してもらえたのは純粋にありがたいです。
今年はもう少し短編小説に応募できればいいなあと考えています。こつこつ、がんばります。
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