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たぶん、向いていない

数日前にBar bossaの林伸次さんが書かれたnote。とても興味深い内容だった。

タイトル通り「SNSとの付き合い方って難しいなあ」と、スマホをスクロールしている手が、ふっと止まってしまう内容だ。有料記事だけれど、興味のある方はぜひ読んでみてほしい。

ただ、林さんの記事に書かれているような「かわいいパピヨンの画像」を見ることすら、わたしは最近つらくなってきている。

というのも、TwitterとかInstagramでフォローしているかわいいネコたちが、2019年の後半に、どんどん息を引き取ってしまったのである。

ネコの飼い主であるアカウント主さんが、「ネコが虹の橋を渡りました」というお知らせをアップするたびに、胸が押しつぶされて涙を流してしまう。

うちのネコも、今年で9歳。まだ若いようにも思うし、そんなことは考えたくもない。けれど、これまでのきゃぴきゃぴした「ザ・若さ」みたいなものは少しづつ、そして確実に感じられなくなっている。

大きな病気をしているわけでもない。でもSNSでアップされる悲しいお知らせを目にするたびに、「まだまだ元気だよね?」と何度も頭をなでて確認してしまう。

直接触れ合ったことのないネコなのに、どうしても悲しみに打ちひしがれてしまう。

なんというか、うまく距離感がつかめていないんだろう。全部を自分事にしてしまっているのだ。もっとも、林さんが記事で指摘されていた「一般論であっても自分に対して書かれていると思い、ショックを受ける」ということはほとんどない。

どういった事柄を「自分事」としてとらえるかどうかなのだろう。わたし自身はSNSを利用していて不快だと感じることは、ほとんどない。けれど、ときおり訪れる大きなショックを受け止めきれないことはある。大好きなあの子はもういないんだと思うと、大きな喪失感さえある。

林さんが書いていらっしゃることとは、若干違っているだろうけれど、わたしはSNSに向いていなんだろうなと感じている。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうござます。 スキやフォローしてくださると、とてもうれしいです。