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つれづれなる日々のこと

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2018年2月の記事一覧

機会に恵まれることと、好奇心の問題。

機会に恵まれることと、好奇心の問題。

「こういう競技って、もっと色々できる人いるんじゃないかな? って思うんだよね」

25日に閉幕となった平昌オリンピック。
ダイジェスト番組を見ながら、夫がこう言ったのだった。

画面にはスノーボードハーフパイプ(男子)が映し出されていて、ショーンホワイトが見事な技を決めていた。

私は少し怪訝に思って「なになに? ショーンホワイトにいちゃもんつける気?」と追及した。すると、夫はそうじゃなくて、と前

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私にとってナマコだった、グレープフルーツの話

私にとってナマコだった、グレープフルーツの話

「はじめて食べた人って、勇気あるよねー。なまこ とかさ」こんな会話したこと、ありませんか? 私はあります。何度か。

知らない食べ物を口にするのって、ちょっとした勇気が必要だよね……と、考えることがあり、ふと思い出した記憶がありました。

小学生のころのことです。
母が親戚の家のおみやげとしてグレープフルーツを、いくつかもらってきました。

姉も私もグレープフルーツは大好きで、夕食後のデザートとし

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【レポート】レーシック体験記3~手術後一週間は気をつけて編~

【レポート】レーシック体験記3~手術後一週間は気をつけて編~

2018年2月13日(火)に視力回復のためレーシック手術を受けました。
その体験レポートを書いてみます。

*このレポートの前に

【レポート】レーシック体験記〜手術前検査編〜

【レポート】レーシック体験記2〜どきどき手術編〜

として、手術を受ける前に行った検査と手術中の様子について書いています。よろしければ、ご覧ください。

*これは、間詰の個人的な感想も含まれています。絶対安全、とかそうい

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【レポート】レーシック体験記2〜どきどき手術編〜

【レポート】レーシック体験記2〜どきどき手術編〜

2018年2月13日(火)に視力回復のためレーシック手術を受けました。
その体験レポートを書いてみます。

*このレポートの前に【レポート】レーシック体験記〜手術前検査編〜として、手術を受ける前に行った検査について書いています。よろしければ、ご覧ください。

*これは、間詰の個人的な感想も含まれています。絶対安全、とかそういうことをお伝えしたいわけではない、ということをあらかじめお断りしておきます

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【レポート】レーシック体験記1〜手術前検査編〜

【レポート】レーシック体験記1〜手術前検査編〜

2018年2月13日に、視力矯正のための、レーシック手術を受けてきました。レーシック手術に興味がある人もいらっしゃるかな? と思うので、検査から手術当日の流れを振り返ってレポートしてみます。

*これは、間詰の個人的な感想も含まれています。絶対安全、とかそういうことをお伝えしたいわけではない、ということをあらかじめお断りしておきます。

レーシック手術前の裸眼視力は、両目ともに0.1。

眼鏡をか

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ソワソワ、気がかりなこと。

ソワソワ、気がかりなこと。

気がかりなことがあると、本当に何もかもがうわの空になりますねぇ。

平昌オリンピック、羽生結弦選手のショートプログラムから、フリープログラムまでのあいだのソワソワ感がたまりませんでした。
また、宇野選手やスペインのフェルナンデス選手、すべての選手の演技が素晴らしく、なんとも贅沢な時間を過ごさせてもらいました。

私自身は、それほどフィギュアスケートに詳しくないのですが、私の姉が、もうずーっとフィギ

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あなたなら、どれを選びますか?

平昌オリンピック、盛り上がってきていますね。テレビにかじりついて、とまでは行きませんが、ちょこちょこ見ているだけでも、おもしろいです。

ウインタースポーツに縁がないため、四年に一度開催されているのに「わー、こんな競技あるんだ」と毎回新鮮な気持ちになります。

夏季、冬季のオリンピック中に必ず考えてしまうこととして「どの競技でもいから、ひとつ選んで、本気で取り組むとしたらどの競技を選ぶか?」という

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小さな恋未満、のものがたり。

小さな恋未満、のものがたり。

2月14日。バレンタインデーです。
義理チョコをくばる、くばらない、くばるのをやめませんか? など色々な話題が出ていますね。

私がこれまでに勤めてきた職場では、バレンタインに義理チョコを渡す習慣がありませんでした。ですので「義理チョコくばる習慣がある会社は大変そうだなぁ」と、たくさん買い込んでいる人たちを横目で眺めていました。

ただ、一度だけたくさんの人に義理チョコを配り歩いた記憶があります。

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知らなくてもあたりまえ、だけど。

知らなくてもあたりまえ、だけど。

自分にとっては、全然知らないことでも、他の人にとっては当たり前のことって、たくさんありますよね。というか、そんなことばかりなんだと思います。

先月に「やろう」と決めたレーシック手術。問い合わせたところ、話がトントン拍子に進みました。今日の午前中に検査を受けて、午後から手術となりました。

明日の朝には、もう世界の見えかたが違っているのかー! と思うと、ちょっと緊張するような、あっけないような気も

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心の底から落ち着く場所

心の底から落ち着く場所

時間も距離も、離れて暮らしていると、実家はもう私にとって、心の底から落ち着ける場所じゃないんだな、と帰省するたびに感じます。

大学生のころから一人暮らしをしているので、親元を離れて暮らしてから20年近くになります。(途中何年か、病気になり実家に戻ったりもしていますが)

けれど、大学生のころや、就職して働いていたころは、実家に帰ると「落ち着くなあ」と思っていました。高校生の時に暮らしていた雰囲気

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「なんでもいいよ」は信じるな

「なんでもいいよ」は信じるな

なんでもいいよ、という言葉を間に受けて、本当に適度に選ぶと、あとあと面倒なことになるよねえ、としみじみ感じた話です。

昨日、もう20年も仲良くしている友人Rに会いました。

Rは昨年、結婚出産し、今は育休中で実家で暮らしていますが、近々引っ越しすることになっていました。

引っ越し、もうすぐやねぇ。準備は進んでる? と聞いたところ「進んでる、とは言い切れへんなあ」とちょっと笑っていました。

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あと何回?とは、考えたくないけれど。

あと何回?とは、考えたくないけれど。

両親と離れて暮らしていると、久しぶりに会ったときに「いつまで元気でいてほしい」と願わずにはいられない。けれど、同時に「あと何回、こうした時間が過ごせるだろうか?」と、考えてしまう。

昨夜から、実家に帰省している。お正月には帰れなかったので4ヶ月ぶりくらいだろうか。

たかだか4ヶ月くらいしか離れていなかったのに。両親はまた年老いたように見える。

暮らしぶりが変わったわけじゃない。血圧の薬を飲ん

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32年ものあいだ。

32年ものあいだ。

今日から平昌オリンピックが開催される。テレビでは「日本選手の活躍が期待されますね」と、にこやかな笑顔を保ちつつニュース番組などで報道されている。

私は熱心なオリンピックファンではなくて、「にわかファン」である。ほぼ日でオリンピック期間中に掲載される「観たぞ」で、夏季・冬季ともに「いろいろな競技があるんやねえ」と面白がる程度。テレビにかじりついて応援する、というわけではない。タイミングが合えば「観

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NO ウィンタースポーツ YES マイライフ(スキー編)

NO ウィンタースポーツ YES マイライフ(スキー編)

「雪国見学」という名のスキー体験学習があった。小学五年生のころだ。

私が暮らしていた場所から日帰りで行ける「雪国」は滋賀県だった。琵琶湖で有名な滋賀県は、場所によっては雪がたくさん積もっているのだ。豪雪地帯、とまではいえないかもしれないが立派な雪国である。

私はこの「雪国見学」のことが憂鬱で仕方なかった。これまでにスキーを体験したことが一度もなかった。それに、三歳年上の姉が「雪国見学」に行った

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