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お読みいただければ幸いです。飯舘村、社会問題、福島の事をそれぞれの想い、個人の想い。
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#避難

置き去りのままに

置き去りのままに

福島の表面上の明るい復興の陰で不安で夜も眠れなく過ごす人たちがいるのを貴方は知っているでしょうか?
2011年3月に撒き散らされた大量の放射性物質。直接的な謝罪もないままに6年目の夏が来る。

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形ある絶望から曖昧な絶望へ

2011年3月11日、私が住んでいた飯舘村に放射性物質という絶望が降り注いだ。

その時は「生活地帯が放射性物質により汚染され、初期被ばくを浴びた。そして住んでいた土地を離れざるを得ない避難。」 形の見える絶望だった。

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平成29年3月末避難指示解除公表に募る不安

平成29年3月末避難指示解除公表に募る不安

2016年3月23日、飯舘村が帰還困難区域以外の区域を2017年3月末日で避難区域解除、2018年には小中学校を村内で再開することを公表した。それは住民に何の説明もないままでの突然の報道であった。

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原発事故5年は節目ではない。まだまだ続いている現在進行形の事故である。

原発事故5年は節目ではない。まだまだ続いている現在進行形の事故である。

また3月11日がやってくる。

あの日、たくさんの命が津波や地震によって犠牲になった。

そして、その後の原発事故によって、避難先で多くの命が犠牲になっている。

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